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【プレミア第13節】雨降って地固まらないアーセナル アウェイのアストンヴィラ戦でスコアレスドロー [2012.11.24] [League 12-13]
第13節 イングランド・プレミアリーグ
vs
アストンヴィラ vs. アーセナル
Stadium: Villa Park
Referee: Lee Mason
Attendance: 34,607
Aston Villa (4-2-3-1)
22 Guzan, 04 Vlaar (Lichaj - 51' ), 06 Clark, 29 Stevens, 34 Lowton, 08 El Ahmadi (Holman - 63' ), 15 Westwood, 25 Bannan, 11 Agbonlahor, 20 Benteke, 26 Weimann (Albrighton - 90' )
Substitutes
01 Given, 30 Lichaj, 07 Ireland, 12 Albrighton, 16 Delph, 14 Holman, 21 Bowery
Arsenal (4-2-3-1)
01 Szczesny, 04 Mertesacker, 06 Koscielny, 25 Jenkinson, 28 Gibbs, 08 Arteta, 15 Oxlade-Chamberlain (Arshavin - 77' ), 16 Ramsey, 19 Cazorla, 09 Podolski (Gervinho - 69' ), 12 Giroud (Coquelin - 86' )
Substitutes
24 Mannone, 03 Sagna, 05 Vermaelen, 10 Wilshere, 22 Coquelin, 23 Arshavin, 27 Gervinho
アストンヴィラは、前節のマン・シティ戦から1名を変更。
リーハイがベンチに復帰。ダレン・ベントは間に合わず。
アーセナルは、前節のスパーズ戦から4名を変更。
ジェンキンソン、ギブス、ラムジー、チェンバレンが先発復帰。
ウォルコットは欠場。
大雨の降りしきる中、試合はスコアレスドローに終わった・・・。
アストンヴィラ 0 - 0 アーセナル
no goal
Man of the Match: Gabriel Agbonlahor (Villa)
マン・オブ・ザ・マッチは、アストンヴィラのガブリエル・アグボンラホー。
写真:コシールニーとメルテザッカー
アストンヴィラは、勝ち点10ポイントに伸ばして17位浮上。
アーセナルは、勝ち点20ポイントに伸ばして順位は変わらず6位。
両者はプレミアリーグ史上最もゴールレスドローが多いクラブ。アストンヴィラが最多で85試合。次点にアーセナルで73試合。
スカイ採点
グザン 7
ロウトン 7 フラール 6 クラーク 8 スティーヴンス 7
エル・アフマディ 6 ウェストウッド 7 ヴァイマン 7 バナン 7
アグボンラホー 8 ベンテケ 7
(サブ:リーハイ 6 ホールマン 6 オルブライトン 5)
スチェスニー 6
ジェンキンソン 5 メルテ 7 コシールニー 6 ギブス 6
アルテタ 6 ラムジー 6 カソルラ 6
チェンバレン 7 ポドルスキ 5 ジルー 6
(サブ:ジェルビ 5 アルシャビン 6 コクラン 5)
次節以降
アストンヴィラは、ホームでレディング戦。
アーセナルは、アウェイでエバートン戦となる。
ヴィラ アーセナル レディング(H) 11/27, 8 エバートン(A) QPR(A) 12/1 スワンズ(H) 12/4 オリンピアコス(A) ストーク(H) 12/8 WBA(H) ノーリッジ(A) 12/11 ブラッドフォード(A) リバプール(A) 12/15, 17 レディング(A) チェルシー(A) 12/23, 22 ウィガン(A) トッテナム(H) 12/26 ウェストハム(H) ウィガン(H) 12/29 ニューカッスル(H)
ハイライト
データを振り返ろう
AstonVilla 0 : 0 Arsenal
シュート数: 9 : 12
枠内シュート: 4 : 1
ポゼッション: 37% : 63%
パス数: 346 (75%) : 596 (88%)
ファイナルサード: 129 (64%) : 175 (84%)
空中戦: 39% : 61%
ドリブル: 2 : 6
タックル: 15 : 19
感想
アーセナルはミッドウィークに備えて主力4人を温存。
ここ数試合で調子を上げてきているジルーは前線で体を張り、右サイドのチェンバレンは守備にも奮闘。GKスチェスニーもわずかな判定ミスに苛まれたものの安定したパフォーマンス、メルテザッカーは雨に打たれる巨人だった。(褒めてる)
しかし全体的に運動量は低め。
滑りやすいピッチに足を取られ、重い足取りは疲労が蓄積していた。
実際に後半はほぼ攻め込まれる場面ばかりだった。
決定機を決めていたら何てことはなかった試合だったのは言うまでもなし。
モーガンさんの嘆き。
「お願いだから上がらないでコッシー。」
Oh Koscielny. Stay in defence, please.
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
「酷い前半だった。紅茶で息抜き。」
Poor, poor half. I'm going for a consoling cup of tea. #Arsenal
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
「ラムジーはボールを失うし停滞する。ウィルシャーが必要だ」
Ramsey slowing us down, constantly losing the ball. Again. Need Wilshere on NOW. #Arsenal
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
「ヴェンゲルへ:ウィルシャーはよ」
Memo to Wenger: Wilshere, NOW. #Arsenal
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
「素晴らしいシュートだったよラムジー。すばらしいね(棒」
Great shot, Ramsey. Seriously. #Arsenal
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
「ウィルシャーを出せ!!」
Wenger obviously can't hear me. So, I'll speak louder: WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE, WILSHERE.
— Piers Morganさん (@piersmorgan) 11月 24, 2012
ツイッター上でもラムジーの批判とヴェンゲルアウトがこだましてた。
ラムジーはとにかくただ運動量を見せていただけ。
無難に左右にパスを出し、アスリート系譜の運動量を武器に前線に顔を出す。
ミスをすれば舌を出して一丁前。それだけだった。
良く言えばボールを良く捌いていたけど、近くの選手と安全なパス交換をするだけでスルーパスや仕掛けはほとんど見られなかった。(実際ドリブルは0回だけど)
バランスを考えたら、もっと役割分担をしっかりしていたら、欠けていたピースはまさにウィルシャーだった。
使う気がないならベンチにいれておかないでよ。シャマクだったらジルーに変える采配も出来ただろう。
ヴェンゲルさん、あなたの仕事ですよ。
とまぁ、こういった意見がツイッター上にあふれています。
でヴェンゲルアウトのハッシュタグがついて「ヴェンゲルは相変わらずだ!」と言われ、他サポは「またアーセナルファンがやってるよ!笑」って言われてる始末。(面白いから別にいいけど)
ラムジーが先発した試合の勝率は41%だが、彼がイない試合の勝率は71%に上る。
負けたわけじゃないし、過密日程だし、現在のメンツを考えたらラムジーしかいないので仕方ない。
2度ほどあった決定機を決めていたら良かったというタラレバ。
アストンヴィラは貴重な勝ち点を得て降格圏脱出。あわよくば勝てていた試合だった。
運動量もショートカウンターも見事だった。
アーセナルはちょっとなめすぎた。メンバーを落とす弊害は大きいということです。
ウィルシャー、サニャの温存でまた酷いアーセナルに戻った。
せっかく左が活性化したと思ったら今度は右が・・・という悪循環。
ジェンキンソンのクロスはサニャのように挙げられない時が目立つ。(サニャが凄いから余計)
そしてチェンバレンも序盤だけで、むりくり突破の一辺倒でした。
ジェンキンソンとギブスのスタッツ。
ギブスは守備的に、と指示されていたのでしょうか。インターセプト5回、クリアは8回。
じゃあ右は攻撃的ねって思ったらそうでもない。ジェンキンソンはやはり物足りない。
60分過ぎた辺りにサニャをいれてクロスを増やしたり、ドリブルから効果的な仕掛けをするウィルシャーを投入するかと思ったらしませんでした。
ただ単にリハビリするためのジェルビーニョを投入したのみでした。
(アルシャビンはクロスが良い。コクランはジルーの疲労交代なのでなんとも言えない。)
ラムジーとアルテタはそんな相性良くないんじゃ無いか説も。
で、上でも言ったようにラムジーがほんとんどボールに触っていた。
アルテタのパス本数を上回る80本。成功率はアルテタが上。
ボールに触ったのはカソルラの92回が最多。
カソルラ:パス数77本 (84%)、タッチ数92回
アルテタ:パス数69本 (96%)、タッチ数90回
ラムジー:パス数80本 (90%)、タッチ数84回
普段ならアルテタがパス本数がチームトップで、多い日は100本も超えます。
今季13試合の合計は1173本、1試合平均90本です。
今日は平均を大きく下回りました。そういうこと?
ドリブルによる仕掛けもチェンバレンとカソルラが2回づつでラムジーは0回。物足らない?
ウィルシャーのドリブルとパスが恋しいと思うのも仕方ない。
異論は認めます。
こういった苦しい試合で勝ち点3をとれなきゃ優勝なんて目指せませんね。
次節はミッドウィーク。もっと過酷なアウェイのエバートン戦。
フェライニが出樹停止明け。ミララスも多分フィット。どうなることやら。
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