マージーサイドダービー 第26節 リバプール vs. エバートン [2012.03.13]

第26節 イングランド・プレミアリーグ 延期分

リバプール vs. エバートン


マージーサイドダービー。第2戦。
昨年は0-2でアウェイのリバプールが勝利している。




Stadium: Anfield
Referee: Phil Dowd
Attendance: 44,921


Liverpool (4-4-2)
25 Reina, 03 Jose Enrique, 23 Carragher, 34 Kelly, 37 Skrtel, 08 Gerrard, 14 Henderson (Kuyt - 72' ), 19 Downing, 20 Spearing, 07 Suarez, 09 Carroll

Substitutes
32 Doni, 16 Coates, 38 Flanagan, 11 Maxi, 26 Adam, 33 Shelvey, 18 Kuyt

Everton (4-5-1)
24 Howard, 02 Hibbert, 03 Baines, 06 Jagielka, 15 Distin, 23 Coleman (Drenthe - 61' ), 22 Pienaar, 25 Fellaini, 26 Rodwell, 11 Stracqualursi (Osman - 61' ), 28 Anichebe (Jelavic - 61' )

Substitutes
01 Mucha, 05 Heitinga, 18 Neville, 10 Drenthe, 17 Cahill, 21 Osman, 07 Jelavic





リバプールは、グレン・ジョンソン、アッガーが負傷欠場。
スアレスとキャロルの2トップ。
エバートンはスパーズ戦から中2日のためメンバー5名を入れ替え。
ハイティンハ、ネヴィル、ドレンテ、ケーヒル、イェラヴィッチがベンチスタート。


前半開始。

リバプールボールでキックオフ。

クロスは合わず。これにダルグリッシュは何してんだと笑顔。

アニチェベが倒れるがノーファール。

キャロルがボールをキープし右に展開。
右サイドからのヘンダーソンのクロスはラインを割る。

ジェラードのロングフィード。
キャロルが走るが、GKハワードが対応。

リバプールの高い位置からのプレスでエバートンはボールを回せず。

ジェラードのサイドチェンジがバシッと決まる。
スアレスが中央へパスを送ると、2列目から飛び出したジェラードがシュート！
しかしハワードがセーブ！
こぼれ球をヘンダーソンがシュートするが、ロドウェルがクリア。

左サイドをえぐったスアレスのラストパスはDFがクリア。
スピアリングからのスルーパスはジャギエルカがクリア。



エバートンの決定機。
ピーナールからベインズ、再びピーナールへ渡り、シュート！
しかしこれは大きくふかす。

エンリケからヘンダーソン、クロスにキャロルが合わせるがGK正面。



アニチェベが勢いあまって看板に当たって倒れるが無事。

ここまでリバプールが64%のポゼッション。

キャロルの落としにスアレス！
これもハワードがセーブ！

キャロルは今日競り勝ってる。

エバートンがボールを奪ってカウンター。
しかしリバポDFが何とか対応しシュートを打たせない。
フェライニが相手二人をもろともせずボールをキープするまでは良かった。強い。

キャロルのパスはピーナールが対応。

ダウニングの位置はオフサイド。

19分、スアレスのラストパスはフェライニ当たってコーナーへ。
ジェラードのキック。これはロドウェルがクリア。
再びリバプールボール。
スアレスとジェラードのワンツーは合わず。

ヒバートのクロスはシュクルテルがクリア。

ベインズのクロスはDFがクリア。
ピーナールのキック。これはレイナがパンチングクリア。




ロドウェルの突破。しかしエンリケが対応。

スアレスの位置はオフサイド。

プレスをかけにいったスアレス。
ハワードのパス精度を乱れさせ、再びリバプールボール。
カイトがロングパスを出すが、スアレスはオフサイドポジション。

ヘンダーソンのロングパスはハワードがキャッチ。

ピーナールのクロスにアニチェベが右足でコントロールしてキープ。
そのままシュートを打つがDFにあたる。

リバプールのカウンター。
ケリーのクロスはハワードが防ぐ。

ジェラード！
こぼれ球を左足のコントロールシュートで決める！1-0。




プレミア400試合おめでとうございます。

再びリバプールペース。
再三のクロスはDFにブロックされるが、精度が高い。
ジェラードはさすが。

右サイドを駆け上がったケリーのシュート！
しかしわずかに枠を外れる。いいフリーランだった。




ピーナールからベインズ。ストラクアルルシ！レイナがセーブ。

ジェラードのクロスにキャロル。しかしキャロルのファール。

スピアリングからスアレスとカイトのワンツー。
スアレスが裏へ抜けるが、ディスタンが何とか対応。
コーナー。キャロルが合わせるがDFがクリア。

レイナのフィードからキャロルの落とし。完璧。

エバートン。ロドウェルのシュートはDFがブロック。

アディショナルタイム1分。

エバートンが攻めあぐねる。
ジェラードが足を気にしてる。

前半終了。


スアレスはなんだかんだすごい。

ジェラードはロビー・ファウラーに並んでダービー最多ゴール。

後半開始。
ジェラードは問題ない模様。

エバートンボールでキックオフ。

ベインズのFKはDFがクリア。

ベインズがコーナー付近でボールキープ。
しかしケリーがうまくチェックしてラインを割らせる。

ヘンダーソンのスルーパスにスアレス。

ジェラード！
またもジェラードが決めた。
スアレスの個人技でサイドをえぐってほぼ決まり。2-0。



♪Steven Gerrard Gerrard.というチャント。

キャロル！惜しい。
再びスアレスのキープからだった。なんだコイツは。

ダウニングクロスはDFがクリア。コーナーへ。
ショートコーナー。
ダウニングからケリー！惜しくも合わず。合ってたら一点もの。

ヘンダーソンを倒したピーナールにイエローカード。

エンリケがキープしてドリブル突破しラストパス。
スアレスが合わせるがスアレスは体制崩してシュートが乱れる。

ケリーがディスタンに当たり負けしていない。

ジェラードのCKからこぼれ球をスピアリングのシュートはふかす。

ロドウェル！惜しい。枠は捉えていたがエンリケがギリギリでクリアした。

60分、モイーズが一気に3枚替え。
ストラクアルルシに代わり、イェラヴィッチを投入。
コールマンに代わり、ドレンテを投入。
アニチェベに代わり、オズマンを投入。

フェライニとキャロルのマッチアップ。キャロルの顔に手が入る。

フェライニからイェラヴィッチ！これはオフサイド。

キャロルが倒されてファール、FK獲得。
FKはクリアされるが、セカンドボールはリバプール。
右に展開してスアレスが倒されるがノーファール。

キャロルが左に展開。
最後はジェラードに合わせるがディスタンがクリア。

再びキャロルからスアレス。しかし枠を捉えられず左にそれる。

72分、ヘンダーソンに代わり、カイトを投入。

一進一退の攻防が続く。

リバプールのカウンター。
ベインズがスアレスを倒してファール。イエローカード。
リプレイ見ても倒れ方がうまい。

FK、ダウニングがシュートするがDFにブロックされる。

ピーナールが倒される。肘が入ってた。

　この間にインテルの方を見てたら・・・


88分、ドレンテにイエローカード。

リバプールペースは続く。

ピーナールがことごとく競り勝てない。
一方キャロルは中盤でも起点になる。

♪You'll Never Walk Aloneのチャントが響き渡る。

アディショナルタイム4分。

エンリケがヒバートとやりあってお互いにイエローカード。

ロドウェルのミドルシュートは枠外。

ジェラード！ハットトリック！
カウンターからスアレスの折り返しにジェラード。3-0。



ダービーでハットトリック。完璧な試合とはこのこと。
コップの目の前で決めた3点目は、リバプールの対エヴァートン戦通算300ゴール目だった。

試合終了。



リバプール　3 - 0　エバートン


ポゼッション: 53% : 47%
シュート数: 15本 : 5本
枠内シュート: 10本 : 3本

Man of the Match: Steven Gerrard (Liverpool Midfielder)



スパーズ戦のエバートンはどこへやら・・・メンバー変えたのは大きな痛手。
しかしここ数試合のリバプールは良かったのも事実。
今日の試合はちゃんと噛み合った結果となった。
ジェラードとスアレス。キャロルにヘンダーソン。
アダムはいらない子、なのかもしれない。

リバプールはマージーサイドダービーでダブルを達成。

リバプールは勝ち点42ポイントに伸ばして7位キープ。
エバートンはは37ポイントのまま、9位と変わらず。

次節、リバプールはアウェイでQPR戦。
エバートンはホームでアーセナル戦となる。

リバプールは、リーグ戦前にホームでFAカップ6回戦、対ストーク戦。
エバートンは、リーグ戦の前にホームでFAカップ6回戦、対サンダーランド戦。

リバプール、ケニー・ダルグリッシュ監督
全てのファンが我々にとって素晴らしかった。私はスティーヴン・ジェラードに素晴らしい以外の言葉が見つからないね。スピアリング、キャラガー、ケリーも同じだ。ジェラードはいくつかの怪我で躓いていたが戻ってきてくれた。3ゴールを決めるに値したよ。彼のクオリティはそれに集約されてる。彼は素晴らしい選手だし、彼はこのクラブに全てを捧げてきた。

リバプール、MFスティーヴン・ジェラード
エバートンに勝つのはいつでも特別だ。3ゴールはおまけだね。ルイス・スアレスが素晴らしかったよ。3点のうち2つは彼のものだ。彼と一緒にプレーしていない期間が長かったから理解に苦しんでいたね。キャロルと3人で組めば相手も怖いと思うよ。そしてこれを続けたいと思っている。フラストレーションが溜まるのもわかるし、まずは連勝しないといけないね。

エバートン、デビッド・モイーズ監督
リバプールは私たちより良かった。2ゴール目と3ゴール目を奪われたのは問題だったがね。
メンバー変更をしたのは1週間で3試合戦わなければならないため、しょうがなかった。しかしポジティブだよ。トッテナムとリバプールに引き分けていても2ポイントだ。今はトッテナムに勝って3ポイント獲得したからね。

今シーズンのハットトリックはこれで16回目。これは昨シーズンより1回少ない。

リバプールがホームのマージーサイドダービーで3-0と大勝したのは1983年11月2日以来。

ジェラードのハットトリックは1982年のイラン・ラッシュ以来の快挙。
ジェラードはエバートンに対するダービーで7試合7ゴール。
ロビー・ファウラーの6ゴールを超えた。

ルイス・スアレスはアタッキングサードでもらったファール数28回でプレミア最多。

Emmanuel Frimpong
Steven Gerrard Perfect Footballer Top Role Model

Joey Barton
Better team won tonight.
Even bigger game for the toffees now Sat. #gerrarddifferentclass

スカイ採点

レイナ 6
キャラガー 7　シュクルテル 8　ケリー 8　エンリケ 7
スピアリング 7　ダウニング 7　ジェラード 9　ヘンダーソン 7
キャロル 6　スアレス 7
カイト 6

ハワード 6
ジャギエルカ 6　ディスタン 6　ヒバート 6　ベインズ 7
コールマン 5　ピーナール 6　ロドウェル 5　フェライニ 6
アニチェベ 6　ストラクアルルシ 5
オズマン 5　ドレンテ 6　イェラヴィッチ 6




ハイライト




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