第28節 アーセナル vs. ニューカッスル [2012.3.12]

第28節 イングランド・プレミアリーグ


アーセナル vs. ニューカッスル


Stadium: Emirates Stadium
Referee: Howard Webb
Attendance: 60,095


Arsenal (4-3-3)
13 Szczesny, 03 Sagna, 05 Vermaelen, 06 Koscielny, 28 Gibbs, 07 Rosicky (Ramsey - 76' ), 08 Arteta, 14 Walcott, 15 Oxlade-Chamberlain (Gervinho - 68' ), 17 Song, 10 Van Persie

Substitutes
21 Fabianski, 11 Santos, 20 Djourou, 16 Ramsey, 30 Benayoun, 27 Gervinho, 29 Chamakh

Newcastle United (4-5-1)
26 Krul, 02 Coloccini, 03 Santon (Perch - 46' ), 05 Simpson, 06 Williamson, 04 Cabaye, 10 Ben Arfa, 18 Gutierrez, 24 Tiote (Guthrie - 81' ), 25 Obertan (Sh Ameobi - 61' ), 19 Ba

Substitutes
35 Elliot, 14 Perch, 08 Guthrie, 15 Gosling, 29 Vuckic, 09 Cisse, 23 Sh Ameobi





前半は割愛。寝坊です。

前半14分、エリア内でベナルファの切り返しから鋭いシュートがニアに決まりニューカッスルが先制。

しかしその直後の15分、ウォルコットのパスにファンペルシーが持ち替えて左足で決めて同点ゴール。

1-1のまま前半を折り返す。

ファンペルシーは今季26ゴール目。シーズン33ゴール目を記録。



後半開始
ニューカッスルは、サントンに代わり、パーチを投入。

アーセナルボールでキックオフ。

ウォルコット、ファンペルシーと繋ぎ右サイドをえぐるがDFが対応。
ニューカッスルのカウンター。
オベルタンが左サイドをドリブル突破。
ティオテのミドルシュートはグラウンダーでGk正面。

ソングのスルーパスにチェンバレンは合わず。

デンバ・バとヴェルマーレンが頭とぶつけ衝突。無事の様子。

ウォルコットからロシツキー！
しかしGKクルルがキャッチ。
ロシツキーのトリッキーなパスから、右サイドのウォルコットの鋭いクロス。
これに再びロシツキーが頭で合わせるがGKクルルが冷静にセーブ。

ロシツキーの気持ちがこもってるプレーが見られる。

ロシツキーからサニャのクロス。
DFがクリアするがこぼれ球からチェンバレンが左足でシュート。
これは惜しくも枠をそれるが、意表を突くいいシュート。

ファンペルシーの位置はオフサイド。
浮き球パスからアンフィールドで決めたような位置取りだった。

ウォルコットが倒れてファールを貰う。
FKからファーサイドのヴェルマーレンを狙うがラインを割る。

ファンペルシー！
しかし再びGKクルル。
アルテタのクロスに右足で合わせたがGK正面。

ウォルコットとファンペルシーがポジションチェンジ。
ファンペルシーのパスは若干マイナス気味になり、ウォルコットのクロスは精度を欠く。

ヴェルマーレンのサイドチェンジはファーへ抜ける。
その前にベナルファに足を踏まれたようで気にする仕草。

ロシツキーのスルーパス。
再びファンペルシーが合わせるが、再びGKクルル。

このオランダ人対決は面白い。

チェンバレンがドリブル突破。
エリア内で仕掛けるが最後のシュートはミートせず。

60分、オベルタンに代わり、ショラ・アメオビを投入。

ロシツキーを倒したティオテにイエローカード。

左サイドに流れたファンペルシーのクロスは、再びクルルがキャッチ。

アーセナルペースが続く。

ロシツキーがボールをキープしてウォルコットに展開。
ウォルコットがコロッチーニのタックルを切り返しで交わしてラストパス。
ロシツキーが左足で合わせるがミートせず枠を外れる。

68分、チェンバレンに代わり、ジェルビーニョを投入。
チェンバレンは残念そうな顔をしてけど良く頑張ってた。

アメオビがロシツキーを倒してファール。

ソングからファンペルシーが裏へ抜ける。しかしトラップ失敗。

ヴェルマーレンのバックパスにスチェスニーのトラップが大きくなる。
そこを狙っていたアメオビがチェックしにいくが間一髪でクリア。
案の定ラインを割る。

ロシツキーがグティエレスを倒してファール。
延長したばかりの男の躍動っぷりが凄い。

デンバ・バとアルテタが衝突。アルテタに乗っかった格好。

アメオビのフィジカルが凄い。
二人、三人とついていったアーセナルを交わす。
最後はアルテタの手が顔に当たってファール。

76分、ロシツキーに代わり、ラムジーを投入。
ロシツキーはお疲れ交代。

アメオビを倒したコシールニーにイエローカード。
累積10枚にリーチ。

ファンペルシー！のシュートは右にそれる。
ギブスが折り返しにファンペルシーがフリーだったが、またクルルのファインセーブ。

ウォルコットが右サイドをワンタッチでDFをかわしてダッシュ。
クロスは合わなかったが、ファンペルシーの苦しい体勢からのヘッダーは左にそれる。

80分、ニューカッスルが最後の交代枠。ティオテに代わり、ガスリーを投入。

ファンペルシーを倒したベナルファにファール。
コーナー付近からFK。
アルテタのFKからニアでウォルコットがすらし、ボールは鋭くファーへ。
そこでジェルビーニョが合わせるが枠外。なぜ決められない。

コーナーからヴェルマーレンが頭で合わせるがDFがクリア。

サニャを倒したグティエレスにイエローカード。

FKからこぼれ球をラムジーがミドルシュート。ディフレクトしてコーナーへ。
アルテタのコーナー。味方には合わず。

カウンターからデンバ・バ。サニャの足に当たりコーナーへ。
グティエレスのクロスはラインを割る。

ウォルコットが再び抜けだしクロス。しかしDFがクリア。
ギブスからソングのクロスにヴェルマーレン！再びクルル！
コーナーからこぼれ球をギブスのシュートは枠外。

アディショナルタイム5分。

右サイドからサニャのクロスに合わせたウォルコット。
しかしDFに当たって枠外。
ウォルコットはハンドをアピールするがコロッチーニの肩かもしくは手ではなかった。

コシールニーがキャバイェを倒してファール。

残り2分。
ニューカッスルがボールをキープ。

ヴェルマーレン！！！
残り1分で決めた！！2-1。
ニューカッスルのDFシンプソンのスローインからカウンター。
右サイドからウォルコットのクロス。ファンペルシーが合わせるが触れるにとどまる。
こぼれたボール。そこにいたのはジェルビーニョでもなく、ヴェルマーレンだった。

Jack Wilshere
Yessssss! Great spirit! Great character! TV get in there son!

ファンペルシーとクルルが揉めている。

ファンペルシーにイエローカード。
クルルにイエローカード。

何か言ったのだろうか？
オランダ人同士で何してんだか。

時計は97分。

試合終了！

勝ったのに何か後味悪くなってしまった。
ただ大きな勝利には変わりなく、アーセナルはCL4位以内を維持する大事な勝ち点3を手に入れた。

これでアーセナルはトッテナムとわずか1ポイント差。

そして4試合連続の逆転勝利で4連勝。歴史的快挙として名を刻む。


アーセナル　2 - 1　ニューカッスル


ポゼッション: 59% : 41%
シュート数: 21本 : 5本
枠内シュート: 13本 : 3本

Man of the Match: Theo Walcott (Arsenal Striker)


ウォルコットはこれで9アシスト目。
サニャの復帰でよりよくなった。もちろんサニャも今日は良かったし、ロシツキーも良かった。
今日の右サイドはいつもより輝いてた。
左サイドはファンペルシーやソングのフォローで何とかなったが。
ただこう見てみても、やっぱりサイドバックの必要性がアーセナルは高いな。
数字にも表れてるのを見て改めて実感。
ギブスかサントスがいない試合の勝率38%。いるときは70%。
怪我人が徐々に戻ってきたおかげで、ようやくアーセナルらしさも戻ってきた。
ここにウィルシャーが加わればもっといいんだけどね。
今はツイッター廃人ですけど。やる事ないししょうがないか。
最後のファンペルシーとクルルの場面はFAから調査来てもおかしくないな・・・処分が怖い。




アーセナルは勝ち点52ポイントに伸ばし、4位をキープ。
3位と1ポイント、5位と3ポイント差となった。
ニューカッスルは44ポイントと変わらず。ここ4試合勝ち星なしで得失点-1の7位。

次節、アーセナルはアウェイでエバートン戦。
ニューカッスルはホームでノーリッジ戦となる。

マーティン・キーオン
ニューカッスルは勇敢に戦ったが、アーセナルの攻撃に振り回されてしまったね。最終的にアーセナルが勝利に値したと思う。

アーセナル、アーセン・ヴェンゲル監督
この記録は我々のクオリティとスピリットの表れだ。絶え間ない努力を見せていたし、攻撃のテンポはトップレベルだった。
ロビンは今夜、明らかに全てを尽くしていた。だが、チーム全体のプレーが非常に良かったし、ウォルコットは素晴らしかったね。何本も良いクロスを供給させていたし、試合に常に入っていた。彼は（3月16日で）23歳の若者だ。それを皆忘れてしまっている。
トッテナムやミランとのゲームと同様に、我々は今夜も素晴らしいゲームを展開した。それが我々の目標でなければならない。
ロビンとクルル？わからない。オランダからなのか、今日だけなのかも分からない。２人とも少しナーバスになっていたように見えた。ロビンとはまだ話をしていないよ。

ニューカッスル、アラン・パーデュー監督
ドローで終えていても我々に影響を及ぼすことはなかっただろう。チャンピオンズリーグ出場権争いに残るためには、勝たなければいけなかった。今はヨーロッパリーグを目指さなければいけない。
ロスタイムのゴールで敗れることは腹立たしい。終盤、我々は２、３問題を抱えていた。シェイク（・ティオテ）を失い、３人をすでに交代していたから、ケガをしていたライトバックのダニー（ダニエル・シンプソン）を代えることができなかった。ただ今夜の我々の努力は、本当に調子の良いチームから結果を得ようとする献身的なパフォーマンスだった。先制ゴールの後、スイッチを切ってしまい、同点ゴールをプレゼントしてしまったが、チームはうまく守っていた。よりうまくボールをキープすればより脅威となっていたが、アーセナルはタフなチームだ。難しいよ。
とにかく結果に失望しているから、ロスタイムのゴールが土曜日の試合に影響しないようにしなければいけない。我々は本当に素晴らしいシーズンを過ごしている。それでも思い通りにいかない日もある。

Jack Wilshere
Can't say we didn't deserve it! Why is Tim Krul crying as well? Obviously don't know about RVP'S temper! Don't mess with the captain! #AFC

Emmanuel Frimpong
Newcastle Time Wasting is more annoying than my lack of passing Abilities.arrrrrgh

アーセナルのロスタイム弾は今季これで3回目。
1回目は90分。誰もが知るカムバックキング、アンリのゴール。
2回目は93分。アンフィールドでのファンペルシーの左足。
3回目は95分。今回のヴェルマーレンの右足。

スカイ採点

スチェスニー 6
サニャ 7　ヴェルマーレン 8　コシールニー 7　ギブス 5
アルテタ 7　ソング 7　ロシツキー 8
ウォルコット 9　チェンバレン 6　ファンペルシー 8
ラムジー 6　ジェルビーニョ 6

クルル 5
コロッチーニ 6　ウィリアムソン 5　サントン 4
シンプソン 6　グティエレス 5　キャバイェ 5　ティオテ 5
デンバ・バ 6　オベルタン 5　ベナルファ 6
パーチ 5　ガスリー 5　ショラ・アメオビ 5



ハイライト　（途中から音声が入りうるさいので注意）



ロングハイライト（ロシア語）

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