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これはまずい。U-23サッカー韓国代表メダル剥奪か!? [Olympic 2012]
韓国に2失点完敗。吉田のゴールも認められず銅メダル逃す。海外の反応。 [Olympic 2012]
U-23日本代表は現地時間10日、ロンドン五輪の3位決定戦・韓国戦に臨み、0対2で敗戦。1968年のメキシコ五輪以来の銅メダル獲得はならなかった。
44年ぶりとなる五輪でのメダルをかけ、アジアのライバル韓国と激突した日本。序盤は挑発的なラフプレーを繰り返す韓国に3枚のイエローカードが出る荒れた展開となったが、日本はうまく対処し、徐々にペースを掴む。ところが38分、カウンターから単独でボールを持ち込んだパク・チュヨンに決められ失点。ワンチャンスをモノにされ、1点ビハインドで前半を折り返す。
迎えた後半、なんとか反撃に出たい日本は、巧みなパス交換からエリア右に抜け出した大津祐樹が中央にボールを折り返すが、キックはうまくミートできず、味方には合わない。するとその直後の58分、ロングボールを受けたク・ジャチョルにシュートを許し、致命的な追加点を許してしまう。
このあと杉本健勇、山村和也、宇佐美貴史を次々と投入した日本だったが、重いピッチに足を奪われ、思うようにパスをつなげない。終盤にはパワープレーを展開し、87分にはCKから吉田麻也のヘッドがゴールを割るが、直前に大津祐樹が相手GKの進路を妨害したとしてゴールは認められず。結局このまま0対2の完封負けを喫し、銅メダル獲得はならなかった。
=以下、U-23日本代表出場メンバー=
権田修一;徳永悠平、吉田麻也、鈴木大輔、酒井宏樹、清武弘嗣、東慶悟(62分:杉本健勇)、山口螢、扇原貴宏(59分:山村和也)、永井謙佑(71分:宇佐美貴史)、大津祐樹
米リレー選手、骨折した足で走り抜き決勝進出決める [Olympic 2012]
米陸上競技連盟は、9日に行われたロンドン五輪の陸上男子1600メートルリレー予選に出場したマンテオ・ミッチェル(25)が左足を骨折していたことが分かったと発表した。米国は予選で2位に入り、10日の決勝進出を決めている。
予選で先頭を走ったミッチェルは、走り終えた直後から足を引きずっていたが、記者団に対しては「ちょっとしたけいれんかもしれない」と話し、それほどの重症ではないとの認識だった。
しかし9日のX線検査の結果、左足の腓骨が折れていたことが分かった。6日に階段を踏み外して足を痛めた状態で出場し、予選で走り始めてあと200メートルを残した地点で骨が折れる衝撃を感じたという。
ミッチェルは「ただ倒れ込みたいと思った。文字通り足を半分にへし折られたような感じだった」と振り返る。しかし自分が走り続けなければ米国は失格になる。激痛に耐えながら残る半分を走り抜き、ジョシュ・マンスにバトンを引き継いだ。
ミッチェルの記録は46秒1。米国は2分58秒87で決勝進出を決めた。
ボルトが「背中の怪我」を乗り越え、史上初の2大会連続2冠を達成! [Olympic 2012]
陸上男子200メートル決勝でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒32で優勝。
世界の頂点に立った4年前の北京五輪以降、ボルトは何度となく言い続けてきた。「『LIVING LEGEND』(生きる伝説)になりたい」と。この日の200メートルを難なく制し、男女を通じて史上初の100、200メートルの2大会連続2冠を達成。「生きる伝説」にふさわしい実績をロンドンの五輪スタジアムに刻んだ。
ライバルのブレークとの一騎打ちが注目されたが、直線に入った時点で勝負は決した。実は五輪スタジアムのトラックは、直線が一般的な競技場より長く、その分カーブが急だった。196センチと長身のボルトだが、元々は200メートルが本職。カーブを走る技術は最高レベルだ。コーナーをトップスピードで駆け抜けると、直線を向いた時点でトップへ。他選手とは勢いが格段に違う。自身の世界記録(19秒19)更新の予感もあったが、「直線に入った時に少し背中が痛んだから、抑え気味にした」と安全レースを選択。終盤はあえて減速したが、それでも自己3番目、今季世界最高の19秒32と、底知れない力を示した。
ジャマイカ勢が男子200メートルの表彰台独占
ジャマイカ勢は、ボルトのライバル、ヨハン・ブレークが19秒44の2位、ウォーレン・ウェイルが19秒84の3位をマークし、メダルを独占した。
(画像あり)なでしこ、アメリカの3連覇阻止ならず銀メダル! [Olympic 2012]
なでしこジャパンは現地時間9日、ロンドン五輪の決勝でアメリカと対戦し1対2で敗戦。アメリカの五輪3連覇を阻むことは惜しくも叶わず、銀メダルとなった。
前半を1点ビハインドで終えたなでしこは、後半開始から必死の攻撃を仕掛けるが逆に54分、先制点を奪われたロイドにまたしてもネットを揺らされて0対2。厳しい状況に追い込まれたなでしこだが、それでも迎えた63分に澤穂希のシュートのこぼれ球を大儀見優季が決め、1点差に追いすがる。
全精力を振り絞って同点弾を目指すなでしこは、82分には途中出場の岩渕真奈が決定的なシュートを放つが、これはGKソロのスーパーセーブに防がれてしまう。その後もなんとか相手ゴールに迫ろうとするが、2分のロスタイムも無情に過ぎ去りタイムアップ。昨年の女子W杯ではアメリカを下して優勝したなでしこだが、五輪の舞台では敗戦。しかし、金メダルの獲得こそ叶わなかったが、銀メダルという十分に誇れる結果を残した。
なお、この試合の前に行なわれた3位決定戦ではカナダがフランスを1対0で下し、銅メダルを獲得している。
=以下、なでしこジャパン出場メンバー=
福元美穂;近賀ゆかり、岩清水梓、鮫島彩(77分:岩渕真奈)、熊谷紗希、澤穂希、宮間あや、川澄奈穂美、阪口夢穂(59分:田中明日菜)、大野忍(86分:丸山桂里奈)、大儀見優季