【プレミア16節】アーセナル vs. WBAの結果［2012.12.08］

第16節 イングランド・プレミアリーグ

vs
アーセナル vs. ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン


Stadium: Emirates Stadium
Referee: Mike Jones
Attendance: 60,083






Arsenal (4-3-3)
01 Szczesny, 03 Sagna, 04 Mertesacker, 05 Vermaelen, 28 Gibbs, 08 Arteta, 10 Wilshere, 15 Oxlade-Chamberlain (Coquelin - 77' ), 19 Cazorla (Podolski - 87' ), 12 Giroud, 27 Gervinho (Rosicky - 81' )

Substitutes
36 Martinez, 18 Squillaci, 25 Jenkinson, 07 Rosicky, 16 Ramsey, 22 Coquelin, 09 Podolski

West Bromwich Albion (4-2-3-1)
13 Myhill, 02 Reid, 03 Olsson, 06 Ridgewell (Popov - 6' ), 23 McAuley, 07 Morrison, 11 Brunt, 21 Mulumbu, 22 Gera (Rosenberg - 75' ), 09 Long, 24 Odemwingie (Lukaku - 62' )

Substitutes
19 Daniels, 04 Popov, 30 Tamas, 17 Dorrans, 08 Rosenberg, 20 Lukaku, 32 Fortune


アーセナルは、前節のスウォンジー戦から3名を変更。
ウォルコットが欠場で、ジルーとチェンバレンが先発復帰。サニャは間に合う。
ウェストブロムは、前節のストーク戦から4名を変更。
ヤコブが負傷欠場。リッジウェルとブラント、オデムウィンギーが先発復帰。



公式戦で4試合勝利がないアーセナルは、序盤からアグレッシブに前に出る。5分、ジェルビーニョが枠を外れる惜しいボレーを放つなど、立ち上がりから相手ゴールに迫った。

すると、26分に先制点が決まる。アーセナルはペナルティーエリア左でカソルラが切り返すと、中に持ち出そうとしたところで転倒。ウェスト・ブロムは抗議をしたがレフェリーはDFのファウルをとって、アーセナルにPKが与えられた。これをアルテタが中央に決めて、アーセナルが幸運な形で先制する。

前半はその後もアーセナルのチャンスが続くが、スコアは動かず、1-0で折り返した。

後半に入ると、ウェスト・ブロムがギアチェンジ。前半よりもペースを上げて、流れを引き寄せにかかった。62分にはルカクが投入され、同点弾を目指す。

しかしその直後、アーセナルが貴重な2点目を奪った。64分、再びPKでアルテタがゴールを挙げる。今回のPKのジャッジは誰の目にも明らなファウルだったが、その前のプレーでアーセナルにファウルがあったのではないかということで、ウェスト・ブロムにとっては、またしても納得のいかない判定からの失点だった。

いずれにしても2点を追う立場になったウェスト・ブロムは厳しい展開。反対に2点のリードを得たアーセナルは、落ち着いた試合運びを見せるようになる。

87分には、セットプレーでルカクが決定機を迎えるが、ヘディングシュートは枠を外れて、ウェスト・ブロムは無得点のまま試合終了となった。5位ウェスト・ブロムは、これでプレミアリーグ3連敗。アーセナルは公式戦5試合ぶりの勝利を手にした。



アーセナル　2 - 0　ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン



26分　1-0　[P.K.] ミケル・アルテタ
64分　2-0　[P.K.] ミケル・アルテタ


Man of the Match: Santi Cazorla (Arsenal)

マン・オブ・ザ・マッチは、相手陣内を支配し、最初のPKを獲得したサンティ・カソルラ。

FULL-TIME Arsenal 2-0 West Brom. A brace of Mikel Arteta penalties get the Gunners back to winning ways. #ARSWBA twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 8, 2012

アーセナルは公式戦4試合ぶりの白星、勝ち点24ポイントに伸ばして暫定6位浮上。

WBAは3連敗。勝ち点26ポイントで暫定5位変わらず。

アーセナルは、2007年1月のチャールトン戦以来となるプレミアリーグで2つのPKを決めた。

アーセナルの1点目のPKは、2011年4月のリバプール戦以来となるエミレーツ・スタジアムでの最初のPKだった。

スカイ採点

スチェスニー 7
サニャ 6　メルテ 6　ヴェルマーレン 6　ギブス 7
アルテタ 8　カソルラ 8　ウィルシャー 8
ジルー 7　ジェルビーニョ 5　チェンバレン 7
　サブ：コクラン 6　ポドルスキ 6　ロシツキー 7

マイヒル 6
リード 6　オルソン 6　マコーリー 6　リッジウェル 3
ブラント 6　モリソン 5　ムルンブ 5　ゲラ 5
オデムウィンギー 5　ロング 6
　サブ：ポポフ 6　ローゼンベリ 7　ルカク 6


ハイライト




次節以降

アーセナルは、リーグ杯挟んで、アウェイでレディング戦。
ウェストブロムは、ホームでウェストハム戦となる。

アーセナル		WBA
ブラッドフォード（A）	12/11
レディング（A）	12/17, 16	ウェストハム（H）
ウィガン（A）	12/22	ノーリッジ（H）
ウェストハム（H）	12/26	QPR（A）
ニューカッスル（H）	12/29	マン・ユナイテッド（A）
セインツ（A）	1/1	フルハム（H）
スワンズ（A）	1/6, 5	QPR（A）

データ


　　Arsenal 2 - 0 West Brom
シュート数: 19 : 8
枠内シュート: 3 : 1
ポゼッション: 59% : 41%
パス数: 659 (84%) : 317 (75%)
ファイナルサード: 155 (74%) : 74 (46%)
空中戦: 67% : 33%
ドリブル: 12 : 6
タックル: 24 : 21

（このデータはOPTAを参考にしています。テレビなどで出しているEA SPORTSの統計と異なる場合もあります。）


感想

WBAは調子崩したままだった。
中盤ではパスミスが多く、いつものカウンターは不発。ヤコブ不在を感じさせた。
それに加えてリッジウェルが早くに負傷交代。そしてカソルラのダイブでPK。
後半の盛り返しも再びPKで万事休す。不運が重なり、言うならば当然の敗戦でした。

アーセナルとしては勝てて良かったに尽きる。
スワンズ戦より余裕があったし、勝てる雰囲気もあった。
これを機に復調してくれることを祈るばかり。
得点がPK2本だけなのも、ジルー、ジェルビーニョとポドルスキが決めれば済む事ですね。
ウィルシャーは申し分ないし、そこにカソルラとロシツキーが絡むと以前のアーセナルが見れそうです。
途中出場のロシツキーは素晴らしかった。パス早いし。

そしてこの試合の主役は、あのPKを取って、2個目のPKの前のファールも見逃した主審にある。

とは言え、ホームアドバンテージというのもあるので仕方ないか。
アーセナルはほんと取られる側のほうが多かった立場ですからね！
まぁ今日のWBAは悪循環だからけだったので、そういうことかな。


データを見るほどではなかった内容でしたが、試合影響力はサニャ、アルテタが断トツ。


ファイナルサードもこの通り。


アルテタも十分にボールポゼッション。パス数73本はチーム最多。成功率は86%。
守備でもタックル数は6回、インターセプトも2回。



ピアース・モーガン「世界最高FWが必要だ。ユナイテッドにいった一人とか。」
→「ドログバがいるよ」→「20万ポンドの週給ﾑﾘ＃スモールクラブ」

Arsenal desperately need a world class, line-leading striker. You know, one like the guy we gave to United. #VanPursestrings

— Piers Morganさん (@piersmorgan) 12月 8, 2012

サポートするチームが勝てれば私生活にも影響します。
「週末エンジョイ！サンキュー、ジェントルマン！」

I can actually enjoy my weekend now. Thank you gentlemen #Arsenal .

— Piers Morganさん (@piersmorgan) 12月 8, 2012

おまけ：ヨーロッパリーグでの出来事。ポスト横の審判のシュールな練習。


いや真面目でいいと思います。リーグ戦も5人制にしたらどうかな。

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