【第1節：プレミアリーグ・プレビュー】ウィガン×チェルシー、マン・シティ×サウサンプトン

第1節 イングランド・プレミアリーグ・プレビュー

ついに開幕するプレミアリーグ。8月19日（日曜）はプレミアリーグ2試合。そのプレビュー版。





21時30分～

vs

ウィガン vs. チェルシー

Stadium: DW Stadium
Referee: Mike Jones (Last Matches 25 Y86, R6, 3.68 per game)

昨シーズンついにヨーロッパ王者となったチェルシー。しかしリーグでは6位とアブラモビッチ体制で最低の順位に終わった。終盤驚異の快進撃で残留を決めたウィガンを相手に開幕戦を勝利で飾ることが出来るか？
対するウィガンは、宮市亮やコネといった新戦力の活躍に期待がかかる。

マーティン・ローレンソン　”新加入のアザール、オスカー、マルコ・マリンは楽しみだが、フェルナンド・トーレスに多くを頼ることになるだろう。トップ4で終えることはできても、タイトル獲得は厳しと思う。ウィガンはイヴァン・ラミスなどを獲得したが、昨シーズン終盤の勢いは維持できないと思う。予想は1-2でチェルシー。”

解説：川本治　実況：金子勝彦
21時24分～ Jスポーツ4で生放送。

両者の対戦

• 昨シーズンのDWスタジアムでは、1-1の引き分け。
• トップリーグでは、チェルシーが14戦11勝1分。
• 2010年8月にチェルシーはアウェイのウィガン戦で6-0の歴史的大勝を飾った。
• 2012年に入ってから、ウィガンはチェルシーよりも2ポイント多く勝ち点を稼いだ。
• 昨季のDWスタジアムでは、エリア外からのシュートがどのグラウンドよりも多い16ゴールが決まっている。

ウィガン

• 昨シーズン終盤の9試合で7勝し21ポイントを稼いだ。これは開幕してから27試合よりも多かった。
• マルティネス監督は、ホームゲーム8試合で4勝3分1敗。
• 昨シーズンどのチームよりも多いファールをコミットした。
• コールドウェルは、昨季どの選手よりも多くシュートをブロックした。
• モーゼスはどの選手よりも多いドリブルをした。
• 昨シーズン最多得点者：ディ・サント（7ゴール）

チーム情報

モーゼスはチェルシー行きが噂されるもスカッドメンバー入り。

マッカーシーが復帰したが、新加入のラミスはハムストリングで微妙。

予想先発

アル・ハブシ、アルカラス、ラミス、ボーセジュール、コールドウェル、宮市亮

マッカーシー、マッカーサー、ゴメス、モーゼス、コネ

チェルシー

• 開幕戦で敗れたのは1998年のコヴェントリー戦まで遡る。この時は2-1で敗れた。
• 昨シーズンはストーク戦のスコアレスドローになるまで9連勝を飾った。
• 直近のアウェイゲーム9試合では僅か1勝。唯一勝ったのは3月31日のアストン・ヴィラの4-2。
• 昨シーズン最多得点者：ランパード、スタリッジ（11ゴール）

チーム情報

イヴァノヴィッチのサスペンションはなくなったため問題なし。

マルコ・マリンはハムストリングで微妙だが、アザールはデビュー予定。

予想先発

チェフ、ケーヒル、テリー、イヴァノヴィッチ、アシュリー・コール

ミケル、ランパード、マタ、ラミレス、アザール、トーレス

オッズ : ウィガン 7.5倍　チェルシー 1.6倍　引き分け 4倍

会場はDW・スタジアム。主審はマイク・ジョーンズ。

ジョーンズ主審は、昨シーズン25試合を担当、イエロー86枚、レッド6枚を提示。

1試合平均、3.68枚。

23時00分～

vs

マンチェスター・シティ vs. サウサンプトン

Stadium: Etihad Stadium
Referee: Howard Webb (Last Matches 29 Y90, R3, 3.21 per game)


解説：粕谷秀樹　実況：八塚浩
23時54分～ Jスポーツ2で生放送。

王者マンチェスター・シティがホームに迎え撃つは7シーズンぶりにプレミアに戻ってきた李忠成所属のサウサンプトン。
先日行われたコミュニティーシールドで、ヨーロッパ王者チェルシーを一蹴し、ますます勢いに乗るシティに死角はない。

マーティン・ローレンソン　”シティはホームゲーム19戦18勝1分。同じくして良いスタートを切ることを期待したいが、チャンピオンという立場上、厳しい戦いとなるだろう。それは私もリバプールで経験済みだ。サウサンプトンは対照的に生き残りをかけた戦いとなるだろう。リッキー・ランバートはチャンピオンシップのように、プレミアリーグでもゴールを決められるとは思えない。ノーリッジのグラント・ホルトのように一人でゴールを量産するストライカーが必要だ。予想はシティの2-0。”

両者の対戦

• トップリーグでの対戦は2005年の元旦が最後。この時シティが2-1で勝利。
• セインツのプレミアリーグ、アウェイでの対シティ戦は5戦で3勝1分1敗。
• プレミアリーグでのここ4試合はセインツが3勝している。

マンチェスター・シティ

• 過去5シーズンの開幕戦で4戦がクリーンシート。
• ホームゲームは29戦無敗で、27連勝中。
• 昨シーズン、どのチームよりも多くのパスを通した。（20860本）
• デビュー・シーズンでアグエロが24ゴールを決めたが、トーレスも同様に07-08シーズンに24ゴールを決めていた。
• 昨シーズン最多得点者：セルヒオ・アグエロ（24ゴール）

チーム情報

ジョー・ハートは当日判断。ロドウェルはハムストリング、バロテッリは結膜炎で出場微妙。

マイカー・リチャーズとギャレス・バリーは欠場。

予想先発

ハート、コンパニ、レスコット、サバレタ、クリシー

ヤヤ・トゥーレ、デヨング、テベス、ナスリ、シルバ、アグエロ

サウサンプトン

• 昨季の開幕戦で今世紀初めてリーズ・ユナイテッドを破った。
• 過去4シーズンでリッキー・ランバートは207試合118ゴールを決めている。
• 昨季、ペナルティエリア外から決めたのはチャンピオンシップで最小の4ゴール。
• 昨シーズン最多得点者：リッキー・ランバート（27ゴール）

チーム情報

ジャック・コークは足首を痛めて欠場濃厚。李忠成はベンチスタートか。

新加入したクライン、スティーヴン・デイヴィス、ジェイ・ロドリゲスが出場予定。

予想先発

K.デイヴィス、フォンテ、フーヴェルト、クライン、フォックス

S.デイヴィス、ラサナ、プンチェオン、シュニーデーリン、ロドリゲス、ランバート

オッズ : シティ 1.2倍　セインツ 17倍　引き分け 7.5倍

会場はエティハド・スタジアム。主審はハワード・ウェブ。

ウェブ主審は、昨シーズン29試合を担当、イエロー90枚、レッド3枚を提示。

1試合平均、3.21枚。

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