[AD]
男子シングルス決勝はウィンブルドンの再現に!/ロンドン五輪 [Olympic 2012]
ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会7日目の3日、男子シングルス準決勝が行われ、第3シードのアンディ・マレー(英国)が第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に7-5, 7-5のストレートで勝利、地元英国で銀メダル以上の獲得を決めた。
マレー「会場の雰囲気は最高だった。今まで経験したどの試合とも違った。僕らがよく雰囲気が最高と言っているUSオープンでも大きな試合をしていますが、今日はそれすら及ばないほどだった。」
ジョコビッチ「彼(マレー)は素晴らしいプレーをしていた。彼は必要な時に応じたプレーをし、それがうまくいっていた。負けたことは残念です。第2セットで4度のブレークチャンスがあったが、それを活かす事が出来なかった。彼は勝利に値する。」
過去13度対戦していた両者は、ジョコビッチが8勝5敗勝ち越しており、今年の全豪オープン準決勝でも対戦。その時はジョコビッチが6-3, 3-6, 6-7 (4-7), 6-1, 7-5の死闘を制していた。
フェデラーは劇的勝利。4時間26分の死闘
男子シングルス準決勝は歴史的な死闘になった。フェデラーがデルポトロに3―6、7―6、19―17で辛くも勝利。試合時間の4時間26分は、3セットマッチではプロツアーを含めて最長記録となった。
試合が終わった瞬間、フェデラーは大きくガッツポーズ。「本当にタフな試合だった。メダル獲得が決まって、母国のスイスのためにもよかったよ」と笑顔。対する敗者のデルポトロは「今は話すのもつらい」と意気消沈していた。
決勝進出を決めたフェデラーは「グランドスラムで優勝したくらいの感情だった。しかし、日曜のために少しとっておく必要がある。そうでないとおかしくなりそうだ。最後はとても感動的だった。」加えて「緊張していた。試合中負けるのではないかと何度も思った。同時にメダルを獲得した自分も想像していた。色々な感情が入り混じった。何としても勝って、メダルが欲しかった。」
また「彼(デル=ポトロ)は驚く程高いレベルでプレーしていた。正直に言うと彼が芝のコートで最初から最後まで今日のようなプレーをしているところを見たことがなかった。彼は自分自身のプレーを誇りに思うべきだ。」
決勝進出を果たしたフェデラーは金メダル獲得をかけて、アンディ・マレーと対戦する。
両者は今年のウィンブルドン決勝でも対戦し、フェデラーが逆転で勝利していた。またこの時マレーは、地元勢として74年ぶりとなるウィンブルドン決勝に進出、さらに優勝すれば自身初のメジャータイトル獲得、加えてフレッド・ペリー以来となる76年ぶりの地元勢優勝がかかっていたが、フェデラーの前に涙をのんだ。
決勝戦に向けてマレーは「勝ちたい。」ときっぱり。しかし「過去のリベンジを目指すことは何の助けにもならないと思う。未来のために挑戦し、集中する必要がある。」と、ウィンブルドン決勝のことは関係ないとした。
フェデラーは経験と精神力、マレーは安定と技術が素晴らしかった準決勝だった。
デル・ポトロは見事な試合を演じた。とにかくタフ。
2m近い身長から繰り出されるリターンはフェデラーも苦戦していた。
しかしモノにしたフェデラーはやはり貫禄あり。
錦織も十分すごいが、ここに入る隙は無さそうだ。
ジョコビッチにはちょっと同情してしまった。
観客が全員マレーのファン。
まぁファンというよりは地元の盛り上がり。スタンディング・オベーションは起こるし、マレー!マレー!GB!GB!というチャントの後押しがすごかった。
そんな中、ジョコビッチはよくやったと思う。
決勝はアンディ・マレー対ロジャー・フェデラー!
ウィンブルドン決勝と同じ顔合わせ。しかも同じロンドン、芝、センターコート。
あの時は雨で中断、そのあと流れがフェデラーに傾いた。
天気が変わりやすいロンドンだが、マレーに味方するのなら初優勝もありえそうだ。
勝つべく選手が準決勝まであがってきた感じでしたね。試合はみれませんでしたが、ほんまにハイレベルだと思います。ナダルみたかったですね。このよにんはストロークの質が他の選手とは違うように感じます。安定感、判断力もいれて、です。
by BUBIMIR (2012-08-04 17:17)
素晴らしい試合でした。
ナダルは怪我が残念です。
オールマイティーな選手たちですよね。ほんとに強い。
ジョコビッチはドキュメンタリーみて心惹かれてしまった一人なんで頑張ってもらいたいです。
by でぃーじぇー (2012-08-04 23:57)