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なでしこ緊急調査! ライバル南アに男疑惑FW [Olympic 2012]
ロンドン五輪で金メダルを目指すサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が、1次リーグ第3戦で対戦する南アフリカのFWノコ・マトロー(26)を緊急調査することが分かった。FIFA(国際サッカー連盟)ランキングが参加12カ国中で最下位(61位)の南ア相手に楽勝ムードが漂っていたが、代表通算74試合55ゴールの決定力を警戒。かつて“男疑惑”も浮上した怪物ストライカーの分析を急ぐ。
金メダルロードを走るなでしこに、思わぬ敵が出現した。31日の1次リーグ第3戦で当たる南アフリカに、怪物ストライカーの存在が発覚。協会幹部が警戒心をあらわにした。
「いまは第1戦のカナダの偵察を優先しているが、南アの映像資料も何らかの手段で集めておかないといけない」
15日に英バーミンガムで行われた英国vs南アの親善試合など、最新VTRの入手を急ぐという。特に快足FWマトローの分析が急務だ。代表通算74試合&55ゴールとハイペースで得点を重ねる26歳。五輪切符を賭けた昨年8月のエチオピア戦ではハットトリックを達成し、ゴール後は前方宙返りを披露した。勝負強さと身体能力は群を抜く。
4月の組み合わせ抽選直後は「南アの怪物? いるんだよ、アフリカにはそういうの」と協会側は完全ノーマーク。「五輪本大会の2試合を見ればいい」と余裕を漂わせていた。
FIFAランクは日本3位、南ア61位と実力差は明らか。しかし、調査を進めるうちにマトローの決定力が浮き彫りに。DFラインの走力に不安を抱える佐々木則夫監督(54)も、「南アのトップに男子顔負けの選手がいる」と意識する発言が目立ち始めた。
短髪でいかつい風貌のマトローは、実際に“男疑惑”が持たれた過去がある。07年の北京五輪アフリカ予選で対戦相手のガーナ側が、「本当に女性なのか?」と性別チェックを求め、マッチコミッショナーが南アのロッカールームに検査に入る騒動が起きた。
もっとも、彼女の素顔は海外クラブの誘いを断り、ヨハネスブルク大で運輸学を学ぶ才女。米国アニメ「ロードランナー」の主人公で、砂漠を爆走するミチバシリ鳥の鳴き声を取って「ビープ、ビープ」の愛称で親しまれる。なでしこは番狂わせを警戒し、スピードモンスターの調査を本格化する。
ありましたね、過去に。
でもその時は女性って判別されたはずですが・・・
これはミチバシリ。名の通り道を走る「ロード・ランナー」って名前。
全長は60cm近い大きな鳥で、アメリカ南部からメキシコにかけて棲んでいます。
そして男性疑惑のあるノコ・マトロー選手はこちら。
まぁ女性でしょう。
そして試合はと言うと・・・
ロンドン五輪に出場する日本女子代表(なでしこジャパン)は19日、フランス・パリでフランス女子代表と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。
FIFAランキング3位の日本と同6位のフランスによる五輪前最後の強化試合。前半24分に先制点を許すと、後半29分にもセットプレーから失点し、0-2の零封負けを喫した。
なでしこの無得点試合は、昨年7月5日の女子W杯グループリーグ最終戦・イングランド戦(0-2)以来、18試合ぶり。
五輪本大会に向け、不安を残す前哨戦となった。チームは明日20日に英国入り。25日のグループリーグ初戦・カナダ戦に向け、コベントリーで最終調整する。
●佐々木則夫監督のコメント
「前半もチャンスはあったんでしょうけども、本当にフランスはいいチームだった。これが我々の今の力だったと思う。そういう意味でももう少し自分たちのリズムを正確にやれるかどうか、決め手が大きかったのではないか。非常にいい勉強になりました」
―できなかった要因は?
「内的なプレッシャーがあった選手があったりとか、周りのサポートの部分のなかでのタイミングだったり、決してそんなにハイプレッシャーのなかでボールを動かしているわけではなかったんですけど、もう少しそこを冷静にやること。そしてやはり、ここという勝負どころを決めきる。逆に言えば相手のチャンスを断ち切るというところですかね。そこはやはり勝負所になると思いますけど、これを糧にまた準備もありますし。非常に反省もありますけれども、成果もありました」
―負けはしましたが収穫は?
「岩渕も動けて絡んでいましたし、やはりそういう意味でもボールを動かすことをしっかりやれば、崩すことはできるんだと。単調にやっていたら、センターラインのフィジカルは敗れないというところがあるので。そういうところをもう少し冷静に攻撃させるというのをこれからやっていきたい」
―この敗戦が五輪に影響するという懸念は?
「大丈夫ですね。いつも我々はアメリカと対戦して立ち直ることができますし。本当にいいタイミングでまたいいチャンスをくれたと思って、頑張ります」
負けはしましたが、想定内という感じでしょうか。
相手のフランスのように大会前に好調すぎるとトーナメント中に調子落とすことが多いですからね。
佐々木のりお監督は準決勝を照準に合わせているとの事で、しっかりとしたプランをお持ちです。
ちなみにグループステージ初戦から中2日という過密日程です。
でも、ワールドカップ優勝したというのにこの扱いはない!
ロンドン五輪に向けた合宿のため、フランスのパリ(Paris)に向けて出発した男女のサッカー日本五輪代表だが、その待遇に関して騒動が起こった。
日本航空(Japan Airlines)の同便でパリへ発った両代表だが、男子代表がビジネスクラスだったのに対し、女子W杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)で優勝を果たし、五輪でも金メダル獲得に期待がかかっているなでしこジャパンの座席はエコノミークラスだった。
女子代表の澤穂希(Homare Sawa)は日本のメディアに対し、「年齢的に見たら、私たちが年配だから逆でも良かったと思うけど」と笑顔でコメントした。
五輪のサッカーでは、女子代表には年齢制限はないが、男子は23歳以下のメンバーで構成され、オーバーエイジ(OA)枠で3名を選出することが許されている。
2011年世界年間女子最優秀選手「女子FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」を受賞した33歳の澤は、サッカーの日本五輪代表では最年長になる。
これまで3度五輪に出場し、今大会が最後の五輪になるとみられる澤は、帰国便の格上げを狙ってロンドンで結果を残すことを宣言した。
「女子W杯で優勝した時は、帰りがビジネスになった。だからまた結果を出して、同じ待遇を受けれるようにしたい」
日本オリンピック委員会(Japanese Olympic Committee、JOC)は、柔道代表など身体が大きい選手を除き、日本代表の移動手段をエコノミークラスと定めている。
サッカー男子代表は1996年のアトランタ五輪以来、プロとしての地位もあり、日本サッカー協会(Japan Football Association、JFA)の援助を受けてビジネスクラスへ格上げされているが、ロンドン五輪に際してJFAは、女子代表のメダル獲得の期待の高さから「プレミアム」エコノミークラスに格上げしている。
女性らしさと優美さを表すなでしこの花からその名がついた「なでしこジャパン」は、スウェーデン、南アフリカ、カナダと同組に入り、7月25日にカナダとの初戦を迎える。
まぁお金がなかったりするんでしょうかね。
一方の日本男子はと言うと、ベラルーシ代表には勝ちましたが采配がめちゃくちゃでした。
夕刊フジにもこう扱われる始末。
“関塚J”悲惨だ!スタメン固定できずに“補欠”全員投入
夕刊フジ 7月19日(木)16時56分配信
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関塚監督は「戦い方は浸透した」というが、本番までに間に合うか?(山田俊介撮影)(写真:夕刊フジ)
切ない“思い出作り”が進行中だ。
ロンドン五輪に出場するサッカー男子日本代表は18日、英・ノッティンガムで本大会に出場するベラルーシと強化試合を行い1-0で辛勝した。
最終ラインには、オーバーエージ(OA)枠のDF吉田麻也(VVV)が主将として初先発。MF宇佐美貴史(ホッヘンハイム)、DF酒井高徳(シュツットガルト)ら国内合宿に参加できなかった欧州組も先発起用し、関塚隆監督(51)が待ち望んだ“ベストメンバー”がようやく出そろった。
しかし「一人ひとりのコンディションがもうひとつ」(関塚監督)というように、序盤から試合を優位に進めながら、相手の堅い守りに苦しみミスによるカウンターでピンチを連発。まるで、1-1ドローに終わった11日のニュージーランド戦(国立)のVTRをみているようだった。
前回同様、不可思議だったのは指揮官の采配。後半開始で6人を交代したのはいいが、同17分に投入されたGK林彰洋(清水)、DF大岩一貴(千葉)、MF米本拓司(FC東京)、同31分のFW山崎亮平(磐田)はいずれも、故障者が出ない限り本大会に出場できないバックアップメンバーだ。これはニュージーランド戦でも、同じような交代が行われている。
関塚監督は「Jリーグから4連戦が続いている。多くの選手に出場機会を与えて整えたい」というのだが、果たして、そんな時間的余裕はあるのか。
MF東慶悟(大宮)が至近距離のシュートをGKに止められるなど、決定力不足は相変わらず。後半36分にFW杉本健勇(東京V)が代表2戦連続でゴールを決めたのが、せめてもの救い。だが、それとて相手DFが足をすべらせる“アシスト”付きとあって、喜ぶべき内容はほとんどなかった。
1次リーグ初戦のスペイン戦まで7日。「戦い方は浸透した。あとはコンディションだけ」と関塚監督は胸を張るが、スタメンも固定できず、なぜか補欠を投入し続ける采配は“思い出作り”といわれても仕方ない。
行きの飛行機は、なでしこジャパンを差し置いてビジネスクラスに陣取った関塚ジャパンの面々。これで結果が出ないようなら、帰国便は機内食も別料金のLCC(格安航空会社)にしたほうがいい。
ごもっともすぎて言葉が出ない。
心配になるね。
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