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【プレミア13-14】第23節の結果 サウサンプトン 2-2 アーセナル [League 13-14]
第23節 イングランド・プレミアリーグ
サウサンプトン vs. アーセナル
Stadium: St Mary's Stadium
Referee: Lee Mason
Attendance: 31,284
Southampton (4-2-3-1)
31 Boruc, 22 Chambers, 23 Shaw, 04 Schneiderlin, 06 Fonte, 03 Yoshida, 09 Rodriguez, 18 Cork, 40 Gallagher (Ward-Prowse - 70' ), 08 Davis (Do Prado - 90' ), 20 Lallana
Substitutes
01 Davis, 02 Clyne, 12 Wanyama, 16 Ward-Prowse, 21 Do Prado, 26 Hooiveld, 27 Isgrove
Arsenal (4-2-3-1)
01 Szczesny, 03 Sagna, 17 Monreal, 08 Arteta, 04 Mertesacker, 06 Koscielny, 44 Gnabry (Oxlade-Chamberlain - 70' ), 20 Flamini, 12 Giroud Booked (Podolski - 90' ), 11 Özil, 19 Cazorla (Gibbs - 86' )
Substitutes
05 Vermaelen, 09 Podolski, 15 Oxlade-Chamberlain, 21 Fabianski, 23 Bendtner, 25 Jenkinson, 28 Gibbs
■試合結果
サウサンプトン 2 - 2 アーセナル
21分 [1-0] ジョゼ・フォンテ
48分 [1-1] オリヴィエ・ジルー
52分 [1-2] サンティ・カソルラ
54分 [2-2] アダム・ララナ
80分 一発レッドで退場 マチュー・フラミニ
Man of the Match: Adam Lallana (Southampton)
マン・オブ・ザ・マッチは、サウサンプトンのMFアダム・ララナ。
PHOTO Jose Fonte celebrates his 2nd #BPL goal of the season. Score remains Southampton 1-0 Arsenal (44 mins) #SOUARS pic.twitter.com/XT9zX1Ni7D
— Premier League (@premierleague) 2014, 1月 28
アーセナルは今日のサウサンプトン戦でわずか7本のシュート本数だった。これより少なかったのは、昨シーズンのアウェイゲーム、サウサンプトン戦の6本だった。苦手。
アーセナルは、プレミアリーグ史上3番目に多い、74枚のレッドカードを貰っている。(1位エバートン77枚、2位ブラックバーン76枚)
アーセナルのFWオリヴィエ・ジルーは、アウェイ戦3試合連続のゴール。ここ5試合の出場で4ゴールを決めている。それ以前の7試合はノーゴールだった。復活の兆し。
■プレミアリーグ23節の順位表(暫定)
サウサンプトンは8勝8分7敗。勝ち点32ポイント、得失点差+4で9位。
アーセナルは16勝4分3敗。勝ち点52ポイント、得失点差+24で首位。
TABLE Arsenal have a 2pt lead at the top, Liverpool open a 4pt gap on Everton, & Swansea & Palace are on the rise pic.twitter.com/Ch5uV3FL5k
— Premier League (@premierleague) 2014, 1月 28
■スカイ採点
ボルツ 6
チェンバース 6 フォンテ 7 吉田麻也 6(評:ハードに戦った) ショウ 8
コーク 6 シュナイデルラン 7 デイヴィス 7
ロドリゲス 8 ララナ 8 ギャラガー 7
サブ:ウォード=プラウズ 6 ド・プラド 5
スチェスニー 7
サニャ 6 メルテザッカー 6 コシールニー 6 モンレアル 6
フラミニ 6 アルテタ 6 グナブリー 6
エジル 6 カソルラ 7 ジルー 7
サブ:チェンバレン 5 ギブス 5 ポドルスキ 5
■次節以降
サウサンプトンは、アウェイでフルハム戦、来週ホームでストーク戦。
アーセナルは、ホームでパレス戦、来週アウェイでリバプール戦となる。
SOUTHAMPTON ARSENAL PL A フルハム 2/1, 2 H パレス PL H ストーク 2/8 A リバプール PL A ハル 2/11, 12 H マン・ユナイテッド FA A サンダーランド 2/15 H リバプール CL A 2/19 H バイエルン PL A ウェストハム 2/22 H サンダーランド
■ハイライト
http://arsenalist.com/2014/01/28/southampton-vs-arsenal-highlights/
MOTD
■データ
SOUTHAMPTON 2:2 ARSENAL
シュート数: 13 : 7
枠内シュート: 5 : 4
被ブロック数: 5 : 1
ポゼッション: 53% : 47%
パス数: 444/523 (85%) : 384/477 (81%)
ショートパス: 423/484 : 207/254
ロングパス: 21/39 : 20/41
クロス: 5/37 : 3/19
ファイナルサード: 110/148 (74%) : 89/129 (69%)
空中戦: 62% : 32%
オフサイド: 2 : 2
ファール: 11 : 4
イエロー: 0 : 1
レッド: 0 : 1
コーナー: 7 : 5
スローイン: 17 : 33
ドリブル成功数: 12/23 : 12/30
タックル数: 29 : 18
タックルの数、位置がこの試合の全て。
エジルのヒートマップ。
前半はほぼトップ気味。理由はジルーが下がってきてたから。
後半は頻繁に右サイドでボールを受ける。
この試合のジルーのヒートマップ。
サイドバックのフォローや中盤に降りてくる事が多かった。
それだけ中盤が絶望的だった。
縦パスは入らないし、前線に顔を出さないから。
ウィルシャーやラムジーだとワンツーしたり、運動量豊富なので前線に顔を出す。
トップ下の選手(エジル等)がサイドにいけば中央に入ってきたりと効果的な動きをする。
アルテタはバランスを取っていたけど、病み上がりというのもあってコンディション不良。
そうでなくても、フラミニとの中盤だと攻守に中途半端になる。
それが象徴した場面は、サウサンプトンの2点目。
CL最終節ナポリ戦のデジャブだった。右サイドをやられたところも一緒。
ロングボールで裏を狙う。
サニャが振り切られ、ララナがスペースに走り込む。
メルテザッカーはサニャのフォローへ。コシールニーはロドリゲスに対応。
しかし、ララナはフリー。すでにアルテタより前に入って難なくゴールを決める。
アルテタが中央にいると、フラミニの位置取りが中途半端になって攻撃に厚みが出ない。
この二人は相性悪い。
ただ、突破を許してしまったサニャも悪い。
この試合のサニャは空中戦で競り負けたりと、相手の左サイドのショウとロドリゲスに苦戦していた。
なのでフラミニはサニャのフォローに回ることもあった。
なので、この二人を使うならやる事をはっきりさせた方がいい。
ラムジーやウィルシャーがいれば問題ないんだけど、この二人を起用しなきゃいけないなら、どちらか一方がもっと守備に専念してもらわないとまずい。
それが無理だからこうなってるのかもしれないけど。
(参考:2-0で勝ったフルハム戦)
フラミニとウィルシャーのパスを受けた位置。
(参考2:スコアレスドローだったチェルシー戦)
アルテタとラムジーのパスを受けた位置。
この試合でフラミニとアルテタがパスを受けた位置。
フラミニとアルテタのパス。縦パスが少なく、物足りなさを感じる。
話は戻って、サニャが良かったのはシュート場面だけ。
空中戦は10戦してわずか3勝、パス成功率はフィールドプレイヤーで最悪の65%だった。
(ロドリゲスが空中戦7戦6勝、ショウが3戦2勝、コークが2戦2勝)
モンレアルも不甲斐なかった。
加入当初は空中戦が強いって言われてた気がするけど(ヴェンゲルがそう言ってたはず)、この試合は2戦2敗。(先制点を許した場面。)
あとは裏を取られることも多く、好位置で貰ったシュートもふかしてしまった。
フラミニは両足タックルで退場してしまったけど、2-2になっても勝てると思ってた。
ただ終盤にジルーを下げてポドルスキを入れた後、引き分けでいいかなという気持ちに変わる。
途中出場とは思えない運動量だった。ギアを入れたエジルが空回り。
フラミニは3試合どころじゃない4試合の出場停止。(という噂。3試合は確定)
パレス(H)、(A)リバプール、(H)ユナイテッド、FA杯(H)リバプール戦を欠場する。
さらにバッドニュース。ラムジーが最大6週間の離脱。次の3試合は欠場。
中盤の駒が足りなくなってしまった。
ここを乗り切るには、ウィルシャーに期待するしかなさそう。
負のスパイラルだけは避けたい。
レッツビジネス!
最後に吉田麻也。
インターセプト4回でチーム2番目。ボールが前線に入る前にカットした所がとても良かった。
あそこはポチェッティーノ監督によーく言われてたんだと思う。
ただパスミスが多かった。ロングボールならまだしもショートパスを自陣で4回くらいミスしてたからね。
ロヴレンならそこまでミスはしない。
■海外ファンの反応
「前半は酷いパフォーマンスだった。サウサンプトンは3ポイントに値する。1ポイント取れてラッキーだ。」
「後半のエジルはとても良かった。ワールドクラスの片鱗を見たよ。これからよくなると期待したい。」
「アルテタとフラミニのような古典的なスタイルは機能しない。ラムジーはまた怪我なの?」
「ラムジーの負傷が長引けばアーセナルのタイトルは遠のくな。補強頼むよ。」
「LBのルーク・ショウという若者が素晴らしかった。運動量も申し分ない。シティやユナイテッドが(獲得を)争うのも無理ないね。素晴らしい未来が待ってるけど、やっぱりサウサンプトンに残ってクラブと共に築きあげてほしいな。」
「選手を下げさせて、スペースを与えないこの戦略は初めてじゃないし、アーセナルの弱点だ。サー・ファギーと同じ戦略だよ。これじゃトップチームを倒すことは出来ない。」
「サウサンプトンは相手をよく研究してるね。ユナイテッド、シティと引き分け、そしてリバプールに勝った。これでアーセナルがタイトルレースから脱落したとは言えないけど、少し退屈になってきた事は間違いない。」
↑「サウサンプトンのプレスも計り知れなかった。中盤でいくつもインターセプトしていたし、相手の攻撃の芽を上手く摘んでいたよ。」
「なぜヴェンゲルはポドルスキにチャンスを与えないんだろうか。ゴールを決められる選手だし、FKだってチームで一番いいだろう。ポドルスキがアーセナルに来てから直接FKを決めた選手はいないだろ?」
↑「まったくもって同意。90分プレー出来る状態だし、グナブリーをサブにして、65分以降にフラミニかアルテタを入れるだけで良いと思う。ヴェンゲルは頑固すぎる。」
「お願いだからフラミニとアルテタを一緒に使わないでくれ。攻守のバランスが崩れ、今日のように攻め込まれる時間帯が多くなる。ウィルシャーかラムジーがアルテタと組むか、フラミニと組んだほうが相性が良いんだ。」
「守備的MFのアルテタとフラミニでは、1人の守備的MFの時よりオープンな展開になってしまう。二人は機能しない。」
「ウィルシャーの欠場は響いた。」
「アーセナルは2月に自爆すると思うよ。」
「11ポイントのリードも終わりに近づいてるな。」
「エジルは緊迫した状態じゃないと後半のようにプレー出来ないのかな?」
「セインツがとても良かった。ホームではいいサッカーをするね。これからもトップ6を潰してくれたまえ。」
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