【13-14プレミア】第14節 マンチェスター・ユナイテッド 0-1 エバートン

第14節 イングランド・プレミアリーグ

　
マンチェスター・ユナイテッド vs. エバートン


Stadium: Old Trafford
Referee: Martin Atkinson
Attendance: 75,210


Manchester United (4-2-3-1)
01 de Gea, 02 Rafael (Januzaj - 58' ), 03 Evra, 11 Giggs, 12 Smalling, 15 Vidic, 25 Antonio Valencia, 31 Fellaini, 10 Rooney, 26 Kagawa (Nani - 58' ), 19 Welbeck (Hernández - 81' )

Substitutes
06 Evans, 13 Lindegaard, 14 Hernández, 17 Nani, 18 Young, 23 Cleverley, 44 Januzaj

Everton (4-2-3-1)
24 Howard, 23 Coleman, 08 Oviedo, 16 McCarthy, 06 Jagielka, 15 Distin, 11 Mirallas (Naismith - 92' ), 18 Barry, 17 Lukaku, 20 Barkley (Deulofeu - 69' ), 22 Pienaar (Osman - 80' )

Substitutes
01 Robles, 05 Heitinga, 07 Jelavic, 10 Deulofeu, 14 Naismith, 21 Osman, 26 Stones








試合結果

マンチェスター・ユナイテッド　0 - 1　エバートン


86分　[0-1]　ブライアン・オヴィエド

Man of the Match: Tim Howard (Everton)

マン・オブ・ザ・マッチは、後半素晴らしいセーブを見せた元ユナイテッドのGKティム・ハワード。

PHOTO Bryan Oviedo is hoisted aloft after scoring the winner in Everton's 1-0 victory over Man Utd #MUNEVE pic.twitter.com/BZUNtzkCWY

— Premier League (@premierleague) 2013, 12月 4

エバートンは、オールド・トラッフォードで1992年8月以来、実に21シーズンぶりの勝利を手に入れた。

エバートンは、水曜日開催のここ20試合で負けていない。（16勝4分）

マンチェスター・ユナイテッドは、2006-07シーズン以来初めて、オールド・トラッフォードで2試合連続の得点に失敗している。

マンチェスター・ユナイテッドは、すでにタイトルを獲得した1998-99と1999-00シーズンよりも多く敗れている。不安定。

プレミアリーグ14節の順位表

マン・ユナイテッドは6勝4分4敗。勝ち点22ポイント、得失点差+4で9位に後退。
エバートンは7勝6分1敗。勝ち点27ポイント、得失点差+9で5位。

TABLE Here's how it stands in the #BPL after a dramatic night featuring some spectacular goals pic.twitter.com/De7cyrCmap

— Premier League (@premierleague) 2013, 12月 4

スカイ採点

デヘア 7
ラファエル 6　スモーリング 7　ヴィディッチ 7　エヴラ 7
フェライニ 5　ギグス 6　バレンシア 7　香川 6
ルーニー 7　ウェルベック 6
　サブ：ナニ 6　ヤヌザイ 7　エルナンデス 6

ハワード 8
コールマン 7　ジャギエルカ 8　ディスタン 8　オヴィエド 8
バリー 7　マッカーシー 7　ミララス 7　バークリー 7
ピーナール 7　ルカク 8
　サブ：デウロフェウ 6　ネイスミス 6　オズマン 7


次節以降

マン・ユナイテッドは、ホームでニューカッスル戦。
エバートンは、アウェイでアーセナル戦となる。

	MAN UTD		EVERTON
PL	H ニューカッスル	12/7, 8	A アーセナル
PL	H シャフタール	12/10
PL	A アストンヴィラ	12/15, 14	H フルハム
CC	A ストーク	12/18
PL	A ウェストハム	12/21, 22	A スワンズ
PL	A ハル	12/26	H サンダーランド
PL	A ノーリッジ	12/28, 29	H セインツ
PL	H トッテナム	1/1	A ストーク

ハイライト










データ


　　MAN UTD 0:1 EVERTON
シュート数: 18 : 15
枠内シュート: 6 : 4
　被ブロック数: 4 : 4
ポゼッション: 52% : 48%
パス数: 460 (82%) : 437 (80%)
　ショートパス: 362/425 : 327/389
　ロングパス: 15/35 : 24/48
　クロス: 10/36 : 4/17
ファイナルサード: 153 (69%) : 135 (70%)
空中戦: 54% : 46%
オフサイド: 1 : 2
ファール: 12 : 12
コーナー: 7 : 4
スローイン: 19 : 15
ドリブル成功数: 8 : 8
タックル数: 17 : 22


海外ファンの反応

・現実的に見ても4位に入れれば運がいい。あまりにも安定感を欠いてる。これ以上話すことなんてない。
・↑10位に入れれば運がいいと思うけどね。
・↑ルーニーが退団すればあっという間に降格さ。
・↑昇格する頃にはギグスは50歳だな。

・ルーニーはまだアーセナルに追いつけると思ってるんだろうか？12ポイント差も開いてるのに。
・エバートンはモイーズが抜けて素晴らしい試合をしてる。彼は見苦しい予測不可能なロングボールサッカーをしてる。

・ファギー・タイムはなくなったんだ。審判はもう気落ちする事なく仕事が出来る。これはいいことだ。
・素晴らしい結果。エバートンはファッキン・ユナイテッドよりも良い監督がいる。
・↑同意。グーナーとしてロベルトを愛してるよ。
・エバートンでの功績、そして安定感はユナイテッドの監督として相応しいと思ってた。しかし今やユナイテッドでは深刻だ。サー・ファギーは、イギリス人監督を選んてしまったミスという事実を受け入れなければならない。



・エバートンサポのチャントは素晴らしかったね。モイーズはホラ吹き！と言って彼を完全にコントロールした。明日にゃクビだな！
・ウェルベックより良いプレーをした香川を交代させたのがそもそも間違い。馬鹿げてる。
・相変わらず選手のマネージメントが出来てない。この4ヶ月何を見てきたんだ。
・次節ルーニーが出場停止で、モイーズはまた頭を抱えてるだろう。ファンペルシーが戻ってこれるかも不明なんだから。ただ、もうウェルベックに頼るのはご免だぞ！



・モイーズは解決の糸口を見つけられてないままだ。フェライニは恐ろしい出来だった。彼はユナイテッドのようなチームに合ってないだろう。ウェルベックはボールロストばかりしていた。唯一のチャンスも転んで台無しにしやがって。采配も無様だった。右ウィングがとても良かったのに、交代してからめちゃくちゃだ。結局右サイドのミスから失点したよ。フェライニとウェルベックはトップチームのレベルにない。ベンチスタートで十分だ。



・なぜ香川をたった50分で外し、ウェルベックを使い続けた？香川がいなくなったらまるで別チームになった。とても良い試合をしていたのに訳がわからない。ファギーの記録がモイーズによって潰されていくね。
・ショッキングでならない。ただただショックだ。

・モイーズがそもそもユナイテッドのレベルにないんだよ・・・でもエバートンも最高の監督を迎えちゃったし、居場所がないね。ユナイテッドで頑張って（ﾆｯｺﾘ）
・モイーズはエバートンをオールド・トラッフォードで初めて勝たせてあげたんだから優秀だよ。解雇なんてとんでもない！
・年間最優秀監督賞はモイーズだね。おもてなしが素晴らしいよ。



感想

妥当な結果。むしろエバートンが勝ってくれて嬉しい。
内容はどちらもよく守ったけど、最後の最後で綻びが出てしまった。
ユナイテッドは良くも悪くも”らしさ”で戦っていたけど、バレンシアのポジションを下げた采配が裏目に出てしまった。

ユナイテッドの悪い点は、とにかく右サイドばっかりに偏っていたこと。
中盤の2人がバレンシアに渡すか、バックパスしかしない。
この日一番パスが多かったのは右サイドのラファエル→バレンシア、バレンシア→ラファエルの2人。
次に中盤であるフェライニ→スモーリング、フェライニ→ギグス、スモーリング→フェライニの3人。

全然ルーニーや香川の名前が出てこなかった。
ルーニーに一番パスを出してくれたのはギグス。その後も上記5人がパスを交換しあってただけ。
香川にパスを一番くれたのはエヴラ。次にギグス。それも上記5人の3分の1程度の数だった。

ルーニーの名前が全然出てこなかったのは、ルーニーがとにかくフィニッシャーの役割に徹していたからだと思う。
パスもわずか27本だし、一番多く渡した選手は途中出場のナニだった。
フィニッシャーに徹していたと言う理由は、最近は流れの中からの得点なかったから。
しかもCFをやりたいと自ら言っているし、ファンペルシーがいないなら尚更ゴールしなきゃいけないと思うはず。
エバートン戦は古巣という事もあるでしょう。
なので気持ちを入れすぎた結果、パスを供給する側よりゴールする側に回ったんだと勝手に思ってる。
香川のクロスに合わせられなかったのも、ゴールするんだという気持ちを負いすぎてしまったでしょう。
いつものルーニーなら決められるはずだし。

しかし、せっかく良いコンビを築いてきた左サイドのエヴラと香川、そして中央のルーニー。
なんでここに来て右サイドばかりなのかわからない。
しかもバレンシアのクロスは成功数0だし。（ちなみにナニは3本で1回成功）

CLとかならまだしも、国内リーグでは戦い方を変えた方がいいと思う。
ロングボールからカウンターならまだわかるし、スカスカの状態でクロスなら成功数もあがるけど、今日みたいにガッチリ守られてたらそう成功しないでしょう。

なので、もっと香川やルーニーと連携で崩す機会を増やさないと香川の生きる道もないし、ファンペルシーがいないプランBも結果が出ないなら失敗ということで考えなおさないといけない。
モイーズにはプレッシャーがかなり掛かってるけど、まだ1年目だしまだ許容範囲。
選手の特徴はわかってきたはずだし、あとは戦い方だけ練れば、なんだかんだで4位以内に入れると思う。
ただ、それがどれくらいかかるのか。トップ4に入らなかったらサー・ファギーの電撃復帰あるかも。

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