【プレミア29節/延期分】 アーセナル×エバートン 【ハイライト】

第29節延期分 イングランド・プレミアリーグ


vs
アーセナル vs. エバートン


Stadium: Emirates Stadium
Referee: Neil Swarbrick
Attendance: 60,071


Arsenal (4-2-3-1)
01 Szczesny, 03 Sagna, 04 Mertesacker, 06 Koscielny, 28 Gibbs (Monreal - 90' ), 08 Arteta, 10 Wilshere (Oxlade-Chamberlain - 68' ), 14 Walcott (Podolski - 69' ), 16 Ramsey, 19 Cazorla, 12 Giroud

Substitutes
24 Mannone, 05 Vermaelen, 17 Monreal, 07 Rosicky, 15 Oxlade-Chamberlain, 09 Podolski, 27 Gervinho

Everton (4-5-1)
24 Howard, 03 Baines, 06 Jagielka, 15 Distin, 23 Coleman, 04 Gibson, 20 Barkley (Jelavic - 76' ), 22 Pienaar, 25 Fellaini, 11 Mirallas (Oviedo - 90' ), 28 Anichebe (Naismith - 90' )

Substitutes
01 Mucha, 05 Heitinga, 18 Neville, 08 Oviedo, 16 Hitzlsperger, 07 Jelavic, 14 Naismith






アーセナルは、前節のノーリッジ戦から3名を変更。
メルテザッカーが出場停止明け。ウォルコットとスチェスニーが先発復帰。
エバートンは、前節のQPR戦から1名を変更。
レオン・オズマンが離脱。

対戦成績は通算183戦してアーセナルの90勝39分54敗。
ヒルズボロの追悼、そしてボストンテロ事件への黙祷が行われました。




前半開始。
アーセナルボールでキックオフ。

立ち上がりからお互いが激しくプレス。
落ち着かない展開が続く。

ラムジーが後ろを向いた所をガツガツいくフェライニ。
アルテタがカバーをするが、フェライニがまた粘りつく。そしてファールを取られる。

右サイドのコールマンからバークリーがスルーパス。
コシールニーを振り切ったミララスがエリア内に侵入するもタッチが大きくなり、GKスチェスニーがキャッチする。

ジルーがボールを収められずエバートンのカウンター。
メルテザッカーを振り切ったアニチェベ。
しかしサニャが素早くカバー。アニチェベのタックルでサニャが吹き飛ばされてファールをもらう。

中盤でフェライニが二人のチェックをすり抜けて右のコールマンへ。
しかしギブスが対応。

ピーナール！
GKスチェスニーが飛び出し、シュートはバーを越える。
右サイドからのグラウンダークロスにアーセナルDFは意表をつかれた格好。
開始6分のビッグチャンスをエバートンは物にできませんでした。

ウィルシャーにギブソンとフェライニが挟み込んでファール。

ギブソンのクロスはGKスチェスニーが飛び出してキャッチ。
開始8分、ファイナルサードは今のところエバートンが優勢。

再びラムジーにフェライニがチャレンジ。これもファール。

アーセナルは攻めあぐねる。
ラムジーのスルーパスは強すぎてウォルコットに合わず。

アルテタからウィルシャーへ。右に展開してウォルコットがドリブルで仕掛けるも対応される。

右サイドから今度はカソルラのクロス。
GKとDFの間に通すも、飛び込む選手はいない。

ウォルコットの仕掛けはまたも対応される。
カソルラが左足をおさえて悶絶。バークリーの体重が乗った。
苦悶の表情を浮かべてピッチ外へ。
しかし問題なさそう。

今度はウィルシャーがダウン。
右足首を気にしてる。
万全じゃないのに使うのもおかしいし、ウィルシャーも相手に突っ込みすぎです。

開始20分が経過。

ミララスがウィルシャーに体当たり。しかしお咎め無し。

右サイドでサニャのクロスがフェライニにぶつかり、フェライニはクリアするも中央のカソルラに渡してしまう。カソルラは左のギブスへパス。そのままギブス！
しかしこれはバーを越える。

ウィルシャーにはフェライニがついていってボールを奪取。体が強い。

アニチェベが大爆発。
俺じゃねーよ！あたってねーよ！と線審に顔真っ赤にして詰め寄るも判定は覆らない。

続いてギブソンがウォルコットに厳しいタックル。イエローカード。
ウォルコットは無事ですが、怖い。



ミララスがバックヒールで相手をかわして前を向く。
バークリーとワンツしてクロス。ピーナールからのパスはオフサイドポジション。

再びギブソンがウォルコットへオブストラクションをとってファール。口頭注意で済む。
これイエローでも良かったんでは。イエローなら２枚目で退場ですが。

同じくピーナールがウォルコットへのオブストラクション。
これはイエローカードが出る。

勝ちたいという気持ちが全面に現れてるエバートン。
ギブソンはもう3度くらいファールしてる。退場していてもおかしくない。

カソルラのFKからファーサイドのラムジーへ。しかし合わず。

アルテタが前線に運ぶもパスコースなし。潰されるがノーファール。

バークリーのシュートはGKがキャッチ。

サー・ファギーがスタンド観戦。



バークリーが反転してスルーパス。
アニチェベ！
しかしシュートはGKスチェスニーとメルテザッカーにあたって威力が弱まる。

ジルー！！
しかし外す！
右サイドからウォルコットのクロスに飛び出したジルー。
同時にGKハワードもいたので五分五分だった。ミートさせただけでも偉い。

PHOTO Olivier Giroud gets a sight of goal, but cannot steer the ball into the net past Tim Howard. #ARSEVE twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月16日

ウィルシャーからカソルラ！
しかしシュートはジャギエルカが体を投げ出してブロック。

ウィルシャーがためてウォルコットが裏へ走る。
スルーパスを出すがカットされる。狙いは良かった。

ウィルシャーが足を気にする仕草。

アディショナルタイム2分。

サニャのクロスはへなちょこでミス。

前半終了。

激しい前半でした。
どちらにも少なからずチャンスはあったし、ゴールは生まれそうな気配。
ただエバートンは相当飛ばしたけど後半大丈夫か。
退場者が出てもおかしくない激しさだった。
後半のアーセナル。どうなるか。
ポゼッションはエバートンが59%と上回る。

後半開始。
メンバー交代は無し。
エバートンボールでキックオフ。

ピーナールのクロスにアニチェベが落とす。
ミララスのシュートはGK正面。

ウォルコットがボールを奪ってカウンター。
ファイナルサードでパス交換して最後はカソルラ！
これはGKハワードがセーブ！

ギブスからジルーのシュートはバーを越える。
今日はモンレアルでなくギブス。何かしてくれると期待。

ミララスへウィルシャーがファール。
WHAT?っていう顔して審判に詰め寄る。
ベインズのFk。

アニチェベが飛び込む！しかしミートしなかった。
そしてフェライニとメルテザッカーの競り合いは見応えがある。

カソルラが必死に戻るもクロスを許す。
中央でウィルシャーが胸トラップからクリアしようとするがミス。
アルテタがピーナールにファールしてイエローカード。

ベインズのFK！
壁！ベインズ！壁！と言う八塚さん。
ここからアーセナルのカウンター。
ウォルコットとラムジーがワンツー。裏へ抜けたウォルコットが猛ダッシュ。早い。
ラストパスにジルー！・・・ジルーは倒れる。シュート打てず。

ラムジーからギブス。ギブスは誰かきてると思って折り返すが誰もいない。

カソルラのCK。ニアでメルテザッカーが右足で合わせるがラインを割る。

自陣でカソルラがドリブルで運んでスルーパス。
ラムジーがタッチが大きくなってしまいラインを割る。


サニャの思い切りのクロスはGKハワードがキャッチ。
ウォルコットがまたダウン。足首を気にするが無事な様子。

ウィルシャーがややブレーキに鳴ってるアーセナル。
60分も過ぎたことだし交代しても良いのでは。

バークリー！！
しかし枠を右にそれる。良いシュートだった。

ウィルシャーがまたもボールをロスト。

アニチェベが足を気にする。

68分
アーセナル、ウィルシャーに代わりチェンバレン。
ウォルコットに代わり、ポドルスキを投入。
右にチェンバレン、左にポドルスキ。トップ下にカソルラ。

ラムジーのシャツを引っ張ったバークリーにイエローカード。

アーセナル、CKからラムジーに合わせるがハワードが飛び出してキャッチ。

76分
エバートン、バークリーに代わり、イェラヴィッチを投入。

アーセナルのカウンター！
カソルラからチェンバレンに渡して・・・
シュートじゃなくラストパス！ジルーは潰されるがシュート打てず！
なぜチェンバレン打たなかった。

ジルー、トラップしてからの右足シュートはどっか飛んでった。

カソルラが細かいタッチ。うまい見事素晴らしい。
4人くらいに囲まれてもキープする。しかし出来ればシュートに絡んで欲しいところ。

終盤になりエバートンはばててきた。
しかしアーセナルはフィニッシュに行けない。
DFは相当頑張ってる。

なんでシュートうたないんだ！！アルテタ！
完全にフリーだったのに右に切り返して取られてしまった。

チェンバレンがベインズに倒されてFK獲得。
FKはフェライニが頭でクリア。

90分
アーセナル、ギブスに代わって、モンレアルを投入。

アディショナルタイム4分。

アニチェベ！
ミドルシュートはバーを大きく越える。

92分、エバートン、アニチェベに代わり、ネイスミスを投入。

ネイスミスを後ろから止めたモンレアルにイエローカード。

94分
エバートン、ミララスに代わり、オヴィエドを投入。

ロングボールはジルーに収まらない。

試合終了。



アーセナル　0 - 0　エバートン



no goal...


Man of the Match: Phil Jagielka (Everton)

マン・オブ・ザ・マッチは、アーセナルの持続的なプレッシャーがありながらも後半見事な守りを見せたフィル・ジャギエルカ。

アーセナルはプレミア4連勝が途絶える。

ティム・ハワードはプレミア通算300試合目を達成した。そして公式戦では100度のクリーンシートを達成した。

今季、エバートンより選手起用が少ないクラブはない。（WBAと並ぶ23人）

アーセン・ヴェンゲル／アーセナル監督
「審判は前半に危険なチャレンジに適切な対処をしなかったと思う。（ギブソンは）退場になるべきだった。私は審判と話をすることはない。なぜ（退場に）しなかったのかは審判に質問するべきだ。最初のタックル以前にもイエローカードが出されるべきだった」

「エヴァートンの闘争心には敬意を払わなければならない。彼らはフィジカルで勝負することを選んだ。行き過ぎることもあったが、正しい判定をするかどうかは審判次第だ」

プレミアリーグの順位表（4月16日付）

アーセナルは、勝ち点60ポイントに伸ばして暫定3位をキープ。
エバートンは、勝ち点56ポイントに伸ばして6位をキープ。

No change in positions in the #BPL after Tuesday's match - but the race for fourth remains open. Here's the table: twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月16日

スカイ採点

スチェスニー 7
サニャ 6　メルテザッカー 8　コシールニー 8　ギブス 7
ラムジー 7　アルテタ 7　ウォルコット 6
ウィルシャー 6　ジルー 6　カソルラ 8
　サブ：ポドルスキ 6　チェンバレン 6　モンレアル 5

ハワード 7
コールマン 8　ジャギエルカ 9　ディスタン 8　ベインズ 8　
ミララス 8　ギブソン 6　フェライニ 8　ピーナール 6　バークリー 8
アニチェベ 5
　サブ：イェラヴィッチ 6　ネイスミス 5　オヴィエド 5



ハイライト







次節以降

アーセナルは、アウェイでフルハムとのロンドン・ダービー。
エバートンは、アウェイでサンダーランド戦となる。

アーセナル	エバートン
フルハム（A）	4/20	サンダーランド（A）
マン・ユナイテッド（H）	4/28, 27	フルハム（H）
QPR（A）	5/4, 5	リバプール（A）
ウィガン（H）	5/14	ウェストハム（H）
ニューカッスル（A）	5/19	チェルシー（A）

データ（参考：OPTA）


　　Arsenal 0:0 Everton
シュート数: 11 : 12
枠内シュート: 2 : 2
　被ブロック数: 4 : 5
ポゼッション: 57% : 43%
パス数: 554 (83%) : 423 (78%)
　ショートパス: 463 : 352
　ロングパス: 55 : 55
ファイナルサード: 168 (72%) : 113 (63%)
空中戦: 59% : 41%
ドリブル成功数: 11 : 8
タックル数: 19 : 33



感想

勝とうという気持ちがこもった試合でした。
前半から飛ばしてきたエバートン。当然終盤のプレスは弱まる。
しかしDF陣は集中してました。フェライニも攻守に効いてて改めて良い選手。
ただ守備より攻撃に専念していたほうがより怖い。




そしてアーセナル。勝てたよね。
ジルーは3度の決定機がありながら全て枠外。
ストライカーなら1本くらい枠内に打って欲しかった。
これだけパスを受けていてファイナルサードはお粗末でした。




影響力。中盤の攻防が目立ったようにラムジー、ギブソン、フェライニが大きい。
サニャも多大な影響力。ただクロスは・・・。



ラムジーは中2日なのにあの運動量。
どれだけ走ったのかデータがないのでわかりませんが、多分チームトップでしょう。
ラムジーいらないって言ってた時期が懐かしい。成長が見える。
パス数もこの日はトップでした。いつもトップのアルテタは守備での読みが良かった。




ウィルシャーの復帰を急がせたと言っていたヴェンゲル監督。
そういった事前情報がありながらまたも先発起用。
案の定攻撃は停滞してしまった。
カソルラは細かいタッチで取られないのは素晴らしいけど、ダイレクトでバンバンやってほしいもの。
疲れもありましたね。休ませたい選手の一人。




ただロシツキーでよかったかと言ったらNO。荒かったし後半途中出場ならアリだった。
リズムを与える選手は彼しかいないので。
もっと良い采配があったはずです。何とももったいない勝ち点1。

最近ツイッター始めたという粕谷さんにも言われてしまった。事実だからしょうがない。

【アーセナル対エバートン戦】どうしてヴェンゲル監督は、ロシツキを使わなかったんだろう。ハムストリングの状態が思わしくないといっても、ベンチには入っていたでしょ。カソルラが疲れているから、攻撃のリズムを創れるのはロシツキしかいない。ヴェンゲル監督の人選、相変わらず“変”です。

— 粕谷秀樹さん (@muclass92) 2013年4月17日

バックラインは今日はベストだったかもしれません。
ギブスが交代したのは疲労を考慮とのこと。
センターバックの二人、コシールニーとメルテザッカーはまたもクリーンシート。
ヴェルマーレンの出番がさらに限られそう。

そして試合前に不安視してたGKスチェスニーですが、キック以外は良かったですね。
安定したセービングだったし、表情にも勇気が現れてた。
やはりメンタル面に問題があったのかもしれません。
とは言え、補強ポイントには変わりなし。


エバートンのもう一人の気になる選手は、19歳のロス・バークリー。
見事なパフォーマンス。シンプルに捌いて、シュートも良かった。
今日に限ればウィルシャーより際立ってた。




エバートンもまだトップ4入りの可能性があります。
ただ残り試合で言えばアーセナルの方がポールポジションにいます。
マンチェスター・ユナイテッド戦を除けば有利でしょう。
エバートンは残り全勝すれば見えなくもないけど、厳しい戦いは続く。
CLで見たいのは事実なんですけどね。ただ来季フェライニやベインズが引き抜かれたりしたら難しそう。

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カーディフはプレミア昇格おめでとうございます。
51年ぶりです。
これでスウォンジーと2つのウェールズクラブが誕生。ダービーが熱くなるに違いない。
一方でポーツマスはリーグ2に降格。（実質4部）


あとハーフタイムに小競り合いがあった模様。
ミララスがウィルシャーに水を「わざと」ぶっかけて乱闘寸前。（動画でその状況はわかります。）

選手たちがなんとか収めたみたいだけど、ミララスが人間的にやな奴なのはわかった。
良い選手なのに。

タグ：アーセナル エバートン 12-13 イングランド・プレミアリーグ