【プレミア33節結果】ストーク・シティ×マンチェスター・ユナイテッド【ハイライト】

第33節 イングランド・プレミアリーグ


vs
ストーク・シティ vs. マンチェスター・ユナイテッド


Stadium: Britannia Stadium
Referee: Jonathan Moss
Attendance: 27,191


Stoke City (4-5-1)
01 Begovic, 02 Cameron (Jerome - 71' ), 04 Huth, 17 Shawcross, 28 Wilkinson, 30 Shotton, 06 Whelan, 15 Nzonzi, 16 Adam, 09 Jones (Crouch - 84' ), 19 Walters (Owen - 77' )

Substitutes
29 Sorensen, 08 Palacios, 18 Whitehead, 21 Kightly, 10 Owen, 25 Crouch, 33 Jerome

Manchester United (4-2-3-1)
01 De Gea, 03 Evra, 04 Jones, 05 Ferdinand, 15 Vidic, 07 Valencia, 16 Carrick, 26 Kagawa, 10 Rooney, 14 Hernandez (Welbeck - 77' ), 20 Van Persie

Substitutes
13 Lindegaard, 06 Evans, 12 Smalling, 28 Buttner, 11 Giggs, 23 Cleverley, 19 Welbeck

ユナイテッドはこの試合、香川とルーニー、ファン・ペルシ、ハビエル・エルナンデス（チチャリート）を同時起用。ファン・ペルシとチチャリートが２トップを組み、ルーニーはキャリックと並んでセンターハーフ、左に香川、右にバレンシアが位置する形でスタートした。

序盤から押し込むユナイテッドは４分にいきなりの先制点を奪うことに成功。CKからゴール前で混戦となったところを、キャリックが蹴り込んで１－０とした。

１２分には低い位置でビルドアップに参加していたルーニーが一瞬の隙を突いてポジションを上げると強烈なシュート。GKベゴヴィッチに弾かれたが、新布陣でのルーニーの生かし方が垣間見えたかのようなワンプレーだった。

ようやくストークが反撃の兆しを見せたのは１９分。ペナルティーエリア手前右側でFKを獲得すると、ゴール前に上げられたボールにフートが高い打点で合わせたが、ヘディングは惜しくも枠を外れる。

早い時間に先制し、順調に試合を進めるかに見えたユナイテッドだが、その後は停滞。中盤で余裕を持ってつなぐことはできても、そこから先の展開がない。香川も高い技術を感じさせるボールタッチなどは見せたが、決定的な仕事に絡むことはできなかった。

３１分にはルーニーの縦パスから反転したファン・ペルシが右足で鋭いシュートを放ったがベゴヴィッチがCKに逃れる。４２分にはカウンターからチチャリートとのワンツーで前進した香川が囲まれて倒され、エリア正面でFKを獲得。ルーニーが回転をかけて狙ったシュートはわずかにゴール左に外れた。

両チームともに前半と同じメンバーでスタートした後半も見所に乏しい展開は変わらず。５３分にはチチャリートからのパスを左サイドで受けたファン・ペルシがオフサイドラインを破ってニアへ強烈なシュートを放ったが惜しくもサイドネット。

ようやく次に試合が動いたのは６５分だった。中央でルーニーが持ち上がり、香川が左から中央に流れてできた左のスペースでファン・ペルシが受ける。ゴールライン際まで持ち込んで切り返したファン・ペルシにウィルキンソンが足をかけてしまい、ユナイテッドにPKが与えられた。このPKを自ら成功させたファン・ペルシは１０試合ノーゴールの沈黙を破り、ベンチに駆け寄ってファーガソン監督と抱擁し喜びを分かち合った。

２点をリードされたストークは昨季までユナイテッドでプレーしたオーウェンに反撃の願いを託す。ユナイテッドサポーターも拍手でオーウェン登場を迎え入れた。だがオーウェンも、その後投入されたクラウチもユナイテッドに脅威を感じさせるには至らず。

３点目を狙いながらもこれといった形を生み出せなかったユナイテッドだが、そのまま危なげなく試合終了。確実に勝ち点３を積み重ね、２位マンチェスター・シティとの勝ち点差を暫定１５ポイントに戻してリーグタイトル奪回に前進した。

ストーク・シティ　0 - 2　マンチェスター・ユナイテッド



27分　[0-1]　マイケル・キャリック
74分　[0-2]　ロビン・ファン・ペルシー（P.K.）


Man of the Match: Wayner Rooney (Man Utd)

マン・オブ・ザ・マッチは、中盤で傑出していたウェイン・ルーニー。

FULL-TIME Stoke 0-2 Man Utd. Carrick & Van Persie send the leaders 15 points clear at the top of the #BPL. #STKMUN twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月14日

ストーク・シティは、年明け以降のプレミア13試合で得た勝ち点はリーグ最少の5ポイント。

ストーク・シティは、ブリタニア・スタジアムでのここ8試合でわずか1勝。

マン・ユナイテッドは、コーナーキックからプレミア最多の14得点を挙げている。

マン・ユナイテッドは、開始30分間で今季27得点を挙げている。ストーク・シティはトータルで今季ワーストの28得点。

この試合でウェイン・ルーニーとマイケル・キャリックの間で100本（各50づつ）のパス交換が行われた。

ロビン・ファン・ペルシーは、プレミアリーグで12時間31分ぶり（751分ぶり）のゴールを挙げた。

プレミアリーグ33節の順位表

ストーク・シティは、勝ち点34ポイントのまま16位に後退。
マン・ユナイテッドは、勝ち点80ポイントに伸ばして首位をキープ。

TABLE Here's how the Barclays Premier League looks after Newcastle 0-3 Sunderland & Stoke 0-2 Man Utd. #BPL twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月14日

スカイ採点

ベゴヴィッチ 7
キャメロン 6　ショウクロス 6　フート 6　ウィルキンソン 6
ショットン 6　ウィーラン 6　エンゾンジ 6　アダム 7
ウォルターズ 6　ジョーンズ 6
　サブ：ジェローム 5　クラウチ 4　オーウェン 4

デヘア 6
ジョーンズ 7　リオ 7　ヴィディッチ 7　エヴラ 7
バレンシア 6　キャリック 7　ルーニー 8
香川真司 7　エルナンデス 6　ファンペルシー 8
　サブ：ウェルベック 5



ハイライト




MOTD




次節以降

ストーク・シティは、アウェイでQPR戦。
マン・ユナイテッドは、ミッドウィークにウェストハム戦、週末アストンヴィラ戦となる。

ストーク		マン・ユナイテッド
	4/17	ウェストハム（A）
QPR（A）	4/20, 22	アストンヴィラ（H）
ノーリッジ（H）	4/27, 28	アーセナル（A）
サンダーランド（A）	5/6, 5	チェルシー（H）
トッテナム（H）	5/12	スワンズ（H）
セインツ（A）	5/19	WBA（A）

データ（参考：OPTA）


　　Stoke 0:2 Man Utd
シュート数: 12 : 11
枠内シュート: 3 :4
　被ブロック数: 1 : 5
ポゼッション: 42% : 58%
パス数: 372 (72%) : 511 (82%)
　ショートパス: 288 : 422
　ロングパス: 68 : 74
　クロス: 15 : 14
ファイナルサード: 109 (54%) : 108 (58%)
空中戦: 63% : 37%
ドリブル成功数: 5 : 6
タックル数: 19 : 8



MFルーニー。


相変わらずすごい顔のジョーンズ。




感想


ヴェンゲル涙目。

PHOTO Robin van Persie celebrates scoring at Stoke by hugging his manager Sir Alex Ferguson. #STKMUN twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月14日

スピリットを感じる。

PHOTO Stoke's Ryan Shotton and Man Utd's Shinji Kagawa battle for possession at the Britannia. #STKMUN twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年4月14日

香川は効いてましたね。ルーニーの近くだとやりやすそう。
問題はルーニーが中盤やっててもったいないという事。なんでも屋すぎる。
ファンペルシーは久しぶりの得点だったので、その後は落ち着いていました。
得点王のスアレスにあと2ゴール。

あと2勝で優勝が決まるユナイテッド。
サー・ファギーの事だから優勝はオールド・トラフォードのサー・アレックス・ファーガソン・スタンドの下で迎えるでしょう。
ということになれば、アストンヴィラ戦かチェルシー戦あたり。
チェルシーとの大一番だと面白いですね。
アーセナル戦で決めてもつまらないでしょう？

ストークはオーウェンが思い出出場。
サポーターから称えられるチャントや皮肉チャントをもらってました。
結局なんのために獲得したのかわからないまま終わりそう。
パスサッカーをするんじゃなかったのか。

まぁそれはいいとして、そろそろ勝たないとやばい状況です。
次の3連戦（QPR、ノーリッジ、サンダーランド）が大一番。
何か状況を変えない限りこのままズルズルいきそうなので、パラシオスとかホワイトヘッドに出番を与えるのもありかと。
こういった時期にくすぶってる選手が活躍ってよくあるパターン。それもマネージメントの1つ。
あとベゴヴィッチはどこへいくのやら・・・1500万ポンドなんて早々出せない。
アーセナルが来季本気を出すなら取るべきだと思う。

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