【プレミア29節結果】リバプール×トッテナム【ハイライト】

第29節 イングランド・プレミアリーグ


vs
リバプール vs. トッテナム


Stadium: Anfield
Referee: Michael Oliver
Attendance: 44,752


Liverpool (4-4-1-1)
01 Jones, 02 Johnson, 03 Jose Enrique, 05 Agger, 23 Carragher, 08 Gerrard, 10 Phillippe Coutinho (Allen - 59' ), 19 Downing, 21 Lucas, 07 Suarez, 15 Sturridge (Henderson - 88' )

Substitutes
42 Gulacsi, 37 Skrtel, 47 Wisdom, 14 Henderson, 24 Allen, 31 Sterling, 33 Shelvey

Tottenham Hotspur (4-4-1-1)
25 Lloris, 05 Vertonghen, 20 Dawson, 28 Walker, 32 Assou-Ekotto (Carroll - 90' ), 08 Parker, 11 Bale, 22 Sigurdsson, 29 Livermore (Holtby - 84' ), 18 Defoe, 19 Dembele

Substitutes
24 Friedel, 16 Naughton, 33 Caulker, 06 Huddlestone, 23 Holtby, 46 Carroll, 41 Coulthirst









リバプールは、前節のウィガン戦から2名を変更。
レイナがふくらはぎの負傷で欠場。代わりはブラッド・ジョーンズ。
トッテナムは、ELインテル戦から3名を変更。
トップ下はベイル、右にデンベレ、中盤にリヴァモア。ロリス、ドーソンも先発に復帰。
アデバヨルは膝、レノンはハムストリングの負傷で欠場。



リバプール　3 - 2　トッテナム



21分　1-0　ルイス・スアレス
45分　1-1　ヤン・フェルトンゲン
53分　1-2　ヤン・フェルトンゲン
66分　2-2　スチュワート・ダウニング
82分　3-2　[P.K.] スティーヴン・ジェラード


Man of the Match: Luis Suarez (Liverpool)

マン・オブ・ザ・マッチは、先制点と決勝ゴールに繋がるPKを獲得したルイス・スアレス。

PHOTO Luis Suarez celebrates putting Liverpool ahead against Spurs with his 22nd #BPL goal of the season. #LIVTOT twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年3月10日

イングランドに移籍してから、ルイス・スアレスはプレミア最多の9度のPKを獲得している。（2位はヤングとウォルターズの5）

ルイス・スアレスは年明け以降のゴール数がプレミアトップの9得点。

スチュワート・ダウニングがゴールかアシストした試合は5戦全勝。

リバプールは今季初の3連勝。ジェイミー・キャラガーはリバプールでのプレミア通算500試合を達成した。

トッテナムは後半に今季リーグ最多の35ゴールを挙げている。

トッテナムはエバートンに敗れて以降は負けなしだったが、同じマージーサイド州のリバプールに敗れたことで12試合続いていた無敗記録が途絶えた。

プレミアリーグ29節の順位表

リバプールは3連勝。勝ち点45ポイントでエバートンと並び、順位を6位に上げる。
スパーズは12戦無敗が途絶える。勝ち点54ポイントのまま3位をキープ。

TABLE Here's how the Barclays Premier League looks after a very good day for Liverpool & Newcastle. #BPL twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年3月10日

スカイ採点

ジョーンズ 6
ジョンソン 6　キャラガー 6　アッガー 6　エンリケ 6
ダウニング 7　ルーカス 6　ジェラード 7　コウチーニョ 7
スタリッジ 6　スアレス 8
　サブ：アレン 6　ヘンダーソン 6

ロリス 5
ウォーカー 5　ドーソン 6　フェルトンゲン 8　アス・エコト 6
デンベレ 7　リヴァモア 6　パーカー 6　シグルズソン 7
ベイル 7　デフォー 5
　サブ：ホルトビー 6　キャロル -



ハイライト

ショートハイライト



ミドルハイライト




ミドルハイライト（ニコ動）




マッチ・オブ・ザ・デイ




色々ハイライト（Gifとかとか）
http://www.101greatgoals.com/goals/england/team-sheets-liverpool-v-tottenham/



次節以降

リバプールは、アウェイでサウサンプトン戦。
トッテナムは、ELインテル戦を挟んで、ホームでフルハムとのロンドンダービーとなる。

リバプール		トッテナム
	3/14	インテル（A）
セインツ（A）	3/16	フルハム（H）
アストンヴィラ（A）	3/31, 30	スワンズ（A）
ウェストハム（H）	4/7	エバートン（H）
レディング（A）	4/13, 14	チェルシー（A）
チェルシー（H）	4/21	マン・シティ（H）

データ（参考：OPTA）


　　LIV 3:2 Spurs
シュート数: 12 : 18
枠内シュート: 4 : 7
　被ブロック数: 2 : 4
ポゼッション: 47% : 53%
パス数: 429 (74%) : 476 (79%)
　ショートパス: 351 : 387
　ロングパス: 63 : 70
ファイナルサード: 116 (59%) : 115 (59%)
空中戦: 48% : 52%
ドリブル成功数: 4 : 14
タックル数: 28 : 31
インターセプト: 20 : 22


シュート数。


試合の影響力。



スアレスVSベイルの対決はスアレスに軍配！






とは言え、試合は一進一退という言葉があるように、中盤での潰し合いがメインでした。


前半のファイナルサード。リバプールが主に左から。


後半のファイナルサード。前半とは真逆。ロングボールがメイン。



この試合MOMになったスアレスはやっぱり凄いの一言。
特に先制点を挙げた場面は、数試合前にスタリッジ、スアレス、エンリケが絡んだゴールのように良い崩しを見せました。
コウチーニョもエンリケもよかったけど、何よりスアレスがすごかった。
抜けだしてから一瞬の判断で決めました。あのイメージを一瞬で作る事はなかなか出来ません。
ほとんどの選手が左足に持ち替えてGKに止められてる構図しか思い浮かばない。
メッシクラスなら出来たかもしれない。・・・まぁ難しいってことです。

しかし幸先良くいったのはいいものの、ベイルがしっかりと仕事。
それまでしっかりマークについていましたが、右にいったベイルがフェルトンゲンのゴールをアシスト。
グレン・ジョンソンは競り負けました。

そしてフェルトンゲンが2ゴール目で逆転。
これもグレン・ジョンソンの対応ミス。転んでシュートコースを空けました。

この日のデンベレは右サイドでしたが、ちょくちょく下がっては試合を組み立てました。
デンベレとウォーカーの二人は、タッチ数とパス成功率がチーム内トップ。
デンベレは巧みなポジショニングで試合を作り、強いフィジカルで攻守に効いていました。
ウォーカーも守備でよかったものの、のちに大きなミスをしてしまいます。



勝ち越したスパーズ。しかし再三の決定機を外せば流れが変わることもあります。
シグルズソンは2度のチャンスを不意にしてしまいました。1つは枠外。もう一つはポスト直撃。

シュートは5本うって枠内1本。守備ではよくやってます。


運を味方につけていたのはリバプール。ポストに助けられたあと大きな2度のチャンスをものにします。
ウォーカーの中途半端なバックパスとロリスの軽率な飛び出しのミスが重なり、ダウニングの右足。2-2。
そしてデフォーの中途半端なバックパスをかっさらったスアレス。
アス・エコトが対応するも足を引っ掛けてしまいPK。
このPKを沈めるキャプテン・ジェラード。さすがです。

その後は危なげなく試合を運んで試合終了。

ルーカスとジェラード。インターセプトとタックルを決めまくってます。





感想

良い試合でした。
どちらかと言えばスパーズが勝っていてもおかしくなかった試合。
しかしチーム状態もフレッシュなリバプールが勝利しました。
ヨーロッパリーグの影響はかなり大きいでしょう。
しかしこの試合には敗れたもののまだわかりません。3位争いは依然熾烈です。

リバプールはすっかりロジャース色。
リーグ序盤はグダグダでしたが、辛抱強く待ったかいがあったというもの。
モウリーニョの下で積んだ経験が活きてきたのでしょうか。
AVBも同じで、この二人は今後も期待できる監督。とは言え評価はシーズン後。
年齢もまだサー・ファギーの半分ですからね。

順調に登ってきてます。トップ4入りもありえる話。



主審も良かったですね。
マイケル・オリヴァーさんは28歳だそうで、やっぱり若い方が周りがよく見えてる。
それにお腹も出ていない。ファールやPKの場面もしっかりとジャッジしていました。
こういった審判がこれからも増えると良いんですけどね。



おまけ：

PL table: 1) RvP, 2) Arab Money, 3) Bale FC, 4) Russian Money, 5) Kids Zone Club, 6) History FC, 7) No Money, 8) West Brom.

— Football Funnysさん (@FootballFunnys) 2013年3月11日

プレミアリーグの順位表（皮肉ver）
1位：ロビンファンペルシー（Man Utd）　2位：アラブマネー（Man City）　3位：ベイルFC（Tottenham）
4位：ロシアマネー（Chelsea）　5位：子供しかいない（Arsenal）　6位：歴史だけ（Liverpool）　7位：お金がない（Everton）　8位：ウェストブロム（WBA）


ウェストブロムだけチームだった件。

タグ：トッテナム リバプール 12-13 イングランド・プレミアリーグ