【プレミア24節】アーセナル vs. リバプールの結果［2013.1.30］

第24節 イングランド・プレミアリーグ


vs
アーセナル vs. リバプール


Stadium: Emirates Stadium
Referee: Kevin Friend
Attendance: 60,089


Arsenal (4-2-3-1)
01 Szczesny, 03 Sagna, 04 Mertesacker, 05 Vermaelen, 28 Gibbs (Santos - 37' ), 10 Wilshere, 14 Walcott, 16 Ramsey, 19 Cazorla, 09 Podolski, 12 Giroud

Substitutes
24 Mannone, 06 Koscielny, 11 Santos, 25 Jenkinson, 02 Diaby, 07 Rosicky, 15 Oxlade-Chamberlain

Liverpool (4-3-3)
25 Reina, 02 Johnson, 05 Agger, 23 Carragher, 47 Wisdom, 08 Gerrard, 14 Henderson, 19 Downing, 21 Lucas, 07 Suarez, 15 Sturridge (Jose Enrique - 71' )

Substitutes
01 Jones, 03 Jose Enrique, 37 Skrtel, 24 Allen, 31 Sterling, 33 Shelvey, 29 Borini



アーセナルは、FAカップから6名を変更。
ヴェルマーレンが怪我から復帰。ロシツキー、ディアビはベンチスタート。
リバプールは、FAカップから7名を変更。
レイナとエンリケが怪我から復帰。シュクルテル、スターリングらはベンチスタート。








アーセナル　2 - 2　リバプール



05分　0-1　ルイス・スアレス
60分　0-2　ジョーダン・ヘンダーソン
64分　1-2　オリヴィエ・ジルー
67分　2-2　テオ・ウォルコット


Man of the Match: Theo Walcott (Arsenal)

マン・オブ・ザ・マッチは、素晴らしい同点ゴールを決めたテオ・ウォルコット。

FULL-TIME Arsenal 2-2 Liverpool. Suarez & Henderson put the Reds 2-0 up, but Giroud & Walcott earn the Gunners a draw. twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年1月30日

アーセナルは、勝ち点38ポイントに伸ばして6位。

リバプールは、勝ち点35ポイントに伸ばして7位をキープ。

And here's a quick reminder of how the #BPL table looks after last night's action: twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 2013年1月30日

アーセナルはプレミアでのホーム戦でハーフタイムでビハインドを負っている11試合のうち逆転勝利を飾ったのは2度だけ。通算2勝1分8敗。

リバプールは今季のプレミアで対トップ10相手に負けていない。

スティーヴン・ジェラードは今シーズンの全24試合でMFとFWの中で唯一フル出場している選手。

スカイ採点

スチェスニー 6
サニャ 5　メルテザッカー 4　ヴェルマーレン 4　ギブス 6
ラムジー 6　ウィルシャー 7　カソルラ 7
ポドルスキ 8　ジルー 7　ウォルコット 7
　サブ：サントス 5

レイナ 6
ウィズダム 6　キャラガー 7　アッガー 7　ジョンソン 7
ジェラード 7　ルーカス 6　ヘンダーソン 8
スタリッジ 7　スアレス 7
　サブ：エンリケ 6



ハイライト


ミドルハイライト（Dailymotion）



MotD（ニコニコ動画）


予備（Dailymotion）





次節以降

アーセナルは、ホームでストーク・シティ戦。
リバプールは、アウェイでマンチェスター・シティ戦となる。

アーセナル		ノーリッジ
ストーク（H）	2/2, 3	マン・シティ（A）
サンダーランド（A）	2/9, 11	WBA（H）
ブラックバーン（H）	2/16, 14	ゼニト（A）
バイエルン（H）	2/19, 21	ゼニト（H）
ヴィラ（H）	2/23, 24	スワンズ（H）
スパーズ（A）	3/3, 2	ウィガン（A）

データ（参考：OPTA）


　　Arsenal 2 : 2 Liverpool
シュート数: 19 : 13
枠内シュート: 6 : 5
ポゼッション: 62% : 32%
パス数: 599 (87%) : 373 (80%)
アタッキングサード: 219 (76%) : 76 (71%)
空中戦: 55% : 45%
ドリブル: 6 : 7
タックル: 23 : 28


影響力はこの日もラムジー。サニャもボールによく触ってる。




感想

この試合も前半はリバプール、後半はアーセナルという展開に。
全体的に見ればアーセナルが勝っていてもおかしくなかった。

まずはアーセナルのお粗末なDF陣。
失点した場面はサニャが滑って裏を取られ、ヴェルマーレンの早いクロスの対応ミスからのもの。
ヴェルマーレンは以前にもそういった早いクロスに対応することができていなかったし、サニャはクロスが今シーズン酷い。
ただサイドバックは攻撃に守備に全部やらされているので仕方ないので同情の余地あり。
データを見てもパス数56本、成功86%はリーグ3番目に多く、
空中戦3勝、クロス5本/0、シュートブロック1回、クリア数3回/3でどのDF陣よりも多い。
よくやってくれてます。
しかしその逆サイドでは何かが起きていた。

ギブスが3週間の離脱となり、出番の回ってきたアンドレ・サントス。
サントスは試合後に「徐々に本来の俺に戻ってきたぜ」的なことを言ってますけど、フォロワーに「それはいつだ？2022年か？」と突っ込まれていました。
それもそのはず。
中途半端なポジショニングで、守備も初心者のウイイレ対応。プレスいってかわされるパターン。
そしてヘンダーソンにフィジカルでも負けて突破を許して失点。
その後も再三そのサイドを狙われていました。
もしそこにスターリングでも入れてたら面白いことになっていたかも。

なぜ使ったのかはヴェンゲル監督に聞きたいところです。
1年間彼を見ているはずだからわかってると思ってたんですけどね。
ポドルスキとサントスはどちらも中に入りたがりなので、スペースを与えてしまいがち。
それならポドルスキに変えてサントスを入れるべきだった。
ただ、じゃあジェンキンソンを右に、サニャを左に置いて守備に専念と考えたいところですが、これだと多分2点目は生まれていなかったかもしれません。こればっかりは結果論。
まぁ安定したサイドバックを獲得してサントスを放出するのが一番なんでしょうけどね。

移籍市場最終日なので走り回っていそうだけど、これといった話はありません。
今のところ良いニュースはこれだけ。ベルカンプがアーセナルに復帰？ユースアカデミーのリアム・ブレイディが2014年5月に去るため。
出来ればヴェンゲル監督のポジションで、というコメントも。

※プレミアリーグは2月1日朝8時締め切り。
・各国リーグの締め切りまでの時間
・スカイスポーツ

中盤から前は安定してきました。
バッシングを浴びていたラムジーはこの試合も舵取り。パスは117本、成功は89%。
アルテタ不在時にはやはり彼がコントロールする形が良さそう。
問題は調子が良かれと使い続けてしまうことなんですが。
そして新戦力のカソルラ、ジルー、ポドルスキもよくやっています。
ジルーはあのQBKがなければ完璧な試合だった。しかしアシストは10でプレミアトップに立ちました。
ダイレクトではたくポストプレーはウォルコットにないCFの強み。


一方リバプールは、カップ戦から休む暇もなく連戦だったため精彩を欠いていました。
前半に飛ばしていたまでは良かった。
後半は特にジェラードはお疲れ気味。攻撃に転じる時の精彩を欠いていました。
ココらへんでバシっと選手交代出来るようにならないとね、ロジャース監督。
ベテラン選手をうまくコントロール出来る監督はなかなかいませんけど。

スアレスは左サイドでよく効いていました。インターセプト4本はチームトップで守備に貢献。
先制点に繋がるパスミスも功を奏し、サニャを困惑させていました。
ヘンダーソンは平凡でしたが、サントスになると見るやセンセーショナルなゴールを叩き出しました。
ほんと彼には驚かされるばかり。視察に来ていたホジソン代表監督も彼を招集するでしょう。

マンチーニ監督もハットで顔を隠して次節のリバプール戦に備えて視察に訪れていました。
この対戦もまた1つのターニングポイントになりそうですね。



浮浪者に見える。バロテッリがいなくなってどこか寂しそう。

タグ：12-13 イングランド・プレミアリーグ アーセナル リバプール