【プレミア23節】 チェルシー vs. アーセナル［2013.1.20］

第23節 イングランド・プレミアリーグ


vs
チェルシー vs. アーセナル


Stadium: Stamford Bridge
Referee: Martin Atkinson
Attendance: 41,784






Chelsea (4-2-3-1)
01 Cech, 02 Ivanovic, 03 Cole, 24 Cahill, 28 Azpilicueta, 07 Ramires, 08 Lampard, 10 Mata, 11 Oscar (Bertrand - 72' ), 17 Hazard (Marin - 88' ), 09 Torres (Ba - 80' )

Substitutes
22 Turnbull, 19 Ferreira, 26 Terry, 34 Bertrand, 21 Marin, 57 Ake, 29 Ba

Arsenal (4-2-3-1)
01 Szczesny, 03 Sagna, 04 Mertesacker, 05 Vermaelen, 28 Gibbs, 02 Diaby (Arshavin - 75' ), 10 Wilshere, 14 Walcott, 19 Cazorla, 22 Coquelin (Ramsey - 59' ), 12 Giroud

Substitutes
24 Mannone, 06 Koscielny, 11 Santos, 25 Jenkinson, 16 Ramsey, 23 Arshavin, 26 Frimpong







チェルシーは、前節のサウサンプトン戦から2名を変更。
トーレスが坊主で気持ち新たに先発復帰。ルイスが怪我で欠場。テリーはベンチ。
アーセナルは、ミッドウィークのFAカップ戦から変更なし。
ポドルスキとチェンバレンが風邪で欠場。ロシツキーも怪我。フリンポンがベンチ入り。




昨シーズンのスタンフォード・ブリッジはファンペルシーがハットトリックを達成。

#CHEARS Robin van Persie scored three in a 5-3 win for Arsenal at Chelsea in October 2011. Were you there? (1/2) twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 1月 20, 2013

今年のスタンフォード・ブリッジは雪が舞う。
トーレスは気合をいれてた。




前半開始。
チェルシーボールでキックオフ。

ディアビがエリア内でオスカルを倒すがノーファール。
よく見たらダイブ気味。

アシュリー・コールがボールを持つとブーイングは安定。

寒そうだけどベテランのランパードは半袖でやる気十分。

サニャの縦パスはカットされてカウンター。
トーレスが前へ向くが、メルテザッカーが足を出してしまいファール。カードは無し。

FKはランパードが準備。
ゴールへ向かうボールは、イヴァノヴィッチがフリックして狙うがわずかにバーを越える。

再びトーレスが右サイドでドリブルを仕掛けるが、ヴェルマーレンがスライディングで対応。

ジルー！
外した。惜しくも右。ビッグチャンスだったが、やっぱり外した。
ウォルコットがフリーで受けてジルーの動きを見てスルーパス。
イヴァノヴィッチは対応出来ずにジルーがチャンスとなるが、左足のシュートはわずかに枠外。



マタ！先制はチェルシー！
浮き球パスを綺麗にトラップして綺麗に決めた。これが決定力の違い。
手前でコクランがラミレスに踏まれて倒されていたがノーファールだった。
その後サニャも対応が遅れてマタを追う形に。

カソルラ！見事なストライク。
しかしGKチェフがしっかりと反応してCKに逃れる。

CKはGKチェフがキャッチ。

アザールが右サイドからドリブル突破でエリア内に侵入。
フェイントから右足の力強いシュート！
ニアを狙ったがここはGKスチェスニーがなんとか掻きだす。

ランパードのシュートはポスト直撃。しかしこれはオフサイド。

ヴェルマーレンが自陣でパスミス。
トーレスが左に開いてパスを受けてクロス。ファーサイドには誰もおらず。

ロングボールはメルテザッカーが対応するもクリアミス。
ヴェルマーレンが胸でバックパスしてGKがキャッチ。

オスカルのシュートはフライハイ。

ディアビがボールをロスト。
GKスチェスニーがラミレスを倒してPK！
スチェスニーにイエローカード。レッドじゃなくて助かった。



ランパードが難なく決める！2-0。
イングランド人なのにPKこの人うまいね！byベン



流れは変わらずチェルシーペース。

トーレスの落としからマタ、アザールが仕掛けてシュートはGK正面。

サニャのクロスが酷い。

コーナーキックもアイデアがない。
GKチェフのキャッチから素早くカウンターへ行くチェルシー。
開始20分にもかかわらず、このパターンがすでに3－4回。

両サイドがチンチンにやられてるアーセナル。

ウィルシャーがディアビになんでマークついてねーんだよ！とジェスチャー。
ディアビがただただ歩いてた。連動性無し。

ジルーが裏で受ける！
しかしイヴァノヴィッチとケーヒル、コールかだれかが必死についてうまくコントロール出来ず。
最後はGKチェフが対応。

ウィルシャーからウォルコットへのスルーパス。しかしオフサイド。

アーセナルは右サイドで崩すがサニャのクロスの質が悪く通らない。

ラミレスのシュートは宇宙。
チェルシーはしっかりシュートまでいけてる。この違い。

オスカルがサニャの足を刈って傷める。

ウィルシャーのFK。
直接狙うハイボール。イヴァノヴィッチが頭でクリアするがミスしてCK。
CKはジルーが競るがチェルシーボールに。

ジルーがポストしてウィルシャーからウォルコットへスルーパス。
しかしこれもオフサイド。

チェルシーはボールロストが少ない。

ウィルシャーがラミレスを倒してファール。

トーレス！
みーとせず。
ケーヒルの落としでフリーのシュートだったが・・・安定。

アディショナルタイム1分。

再びウォルコットはオフサイド。
パスのタイミングが遅い。

前半終了。


前半はアーセナルの今期の全てが集約されてた。
GKのお粗末さ。中盤の守り。パスの質。決定力のある正FW。
全部じゃないか！
GKスチェスニーも頼りなさすぎて、
ジュリオ・セーザルみたいなクラスが欲しい。


後半開始。
アーセナルボールでキックオフ。

コクランが倒されてファール。
FKはこぼれ球からメルテザッカー！しかしGK正面。

ウォルコット！今度はオフサイドがなかったがシュートは正面。

アーセナルはようやく運動量が増えてきた。遅い。

ウォルコットが前へ向く。
サニャのクロスはイヴァノヴィッチに対応される。

ディアビがボール持ちすぎてロスト。
しかしセカンドボールを拾うアーセナル。

アウェイに駆けつけたアーセナルサポがようやく大合唱。

ジルーが悶絶。
膝がコシに入ってた。

チェルシーさぽがファンペルシーのチャントを歌う。
Robin Van Persie, he left cos your shit!

ギブスのクロスにジルー。しっかりミートせず弱い。

今度は右に開いたトーレスから中央でランパード！シュートはブロックされる。

コクランが潰されていたがアドバンテージをとる。
カソルラがウォルコットへスルーパス！
ウォルコット！ようやく決めた！
裏へ抜けて冷静に右足のシュート。2-1。
今季リーグ9得点目。試合再開！







59分、アーセナル、負傷のコクランに代わって、ラムジーを投入。
そのままの位置に入る。

アーセナルのカウンター。
ラムジーからウィルシャーを経由して右のウォルコットへ。
ウォルコットは中にドリブルで入ってそのままシュートを狙うが枠外。

カソルラがボールを持ってパスコースを探る。
サニャの動きがなくパスは通らず。

ウォルコットが右から仕掛けてディアビに預ける。
しかしまたもディアビはロストしてチェルシーのカウンター。
しかしトーレスとの動きが合わずカットされる。場内ため息。

ウォルコットを手で抑えたアシュリー・コールがファールを取られる。
サンティ・カソルラのチャントが響く。

カソルラ！左足で狙ったシュートは壁に阻まれてCKへ。
両足けれる。

ギブスのクロスは中に合わず。

トーレスが突破。ヴェルマーレンを振りきって・・・
長い！
突破までは良かった・・・

トーレスがまたも突破！
しかしラストパスの精度がない。
緩急の付け方はよかった・・・

71分、チェルシー、オスカルに代わってバートランドを投入。
守備的。

CKからラミレス！
GKスチェスニーが弾く。それをマタが拾うがオフサイド。

ウィルシャーのレイトチャージでファールをとられる。
アスピリクエタに抑えたタックルだったが危ない。

久しぶりシャビン！

74分、アーセナル、ディアビに代わって、アルシャビンを投入。
左サイドのカソルラが中にいって左にアルシャビン。

トーレスのシュートはGKスチェスニーの範囲内。

ウィルシャーがラミレスのパンチを受けてダウン。
しかしノーファールでゲームオン。
ラミレスがヴェルマーレンに仕掛けるがしっかりとチェック。ナイス対応。



カソルラのパスはサニャが感じずミス。

アルシャビンの動きが明らかに重そう。

80分、チェルシー、トーレスに代わって、デンバ・バを投入。
アブラモヴィッチはよくやったと大きな拍手。

アルシャビンは仕掛けるが体がついていってない！

デンバ・バが裏へ抜ける！
GKスチェスニーが飛び出すがかわされて・・・・
デンバ・バ！これはなんとかヴェルマーレンが足を出してカバー！ナイス守備。
しかしバもさすが。早くも違いを魅せる。

デンバ・バがまたも突破！
しかしギブスがなんとか足で触って事なきを得る。

カソルラが右サイドでアシュリー・コールに倒されてFK獲得。

サニャが倒されるが・・・PKではなかった。
ギリギリの外。

ヴェルマーレン！
惜しい。わずかに左にそれる。

87分、チェルシー、アザールに代わって、マルコ・マリンを投入。

バートランドのシュートはサニャが体を張ってブロック。
ハンドアピールするが、胸だった。
そこからカウンターでロングボールにジルーがシュートを打つが・・・距離があった。

アディショナルタイム5分。

サニャからジルー、ジルーのラストパスはブロックされる。

ジルーが落としてウォルコット！
しかしケーヒルが足を出してカバー！

CKは再びGKチェフ。

サイドから放り込むアーセナル。
ウィルシャーからジルー！これもバーを越える。決まらない。
残り1分。

ラストチャンスもスローインもジルーが相手を倒してファールをとられる。

試合終了。

チェルシーがスタンフォード・ブリッジが貴重な勝利。



チェルシー　2 - 1　アーセナル



06分　1-0　フアン・マタ
16分　2-0　[P.K.] フランク・ランパード
58分　2-1　テオ・ウォルコット


Man of the Match: Frank Lampard (Chelsea)

マン・オブ・ザ・マッチは、前半はラミレスが良かったが、決勝点を挙げたフランク・ランパード。

PHOTO Frank Lampard sends Szczesny the wrong way to put Chelsea 2-0 up with his eighth #BPL goal of the season. twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 1月 20, 2013

FULL-TIME Chelsea 2-1 Arsenal. Juan Mata scores early as the Blues complete a #BPL double over their London rivals. twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 1月 20, 2013

チェルシーは、勝ち点45ポイントに伸ばして3位をキープ。

アーセナルは2連敗、勝ち点34ポイントのまま6位。3位と11ポイント差に。

Thirty goals already in #BPL Matchweek 23. Here's how the latest table looks after today's matches twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 1月 20, 2013

テオ・ウォルコットは公式戦ここ15試合で11ゴール目。プレミアここ6試合では5ゴールに絡んでいる。（3ゴール2アシスト）

フアン・マタは対アーセナル戦、全3試合とも得点中。また、今季のプレミアでファンペルシー（23）とスアレス（19）に次ぐ16ゴールに絡んでいる。

チェルシーは今季プレミア最多の8度のPKを成功させた。

チェルシーはマーティン・アトキンソン主審が裁いた17試合で13勝目。これは10試合以上担当したレフェリーの中で最多である。

スカイ採点

チェフ 7
アスピリクエタ 7　イヴァノ 7　ケーヒル 8　コール 7
ラミレス 7　ランパード 8　オスカル 7
アザール 7　マタ 7　トーレス 6
　サブ：バートランド 6　バ 7　マリン 6

スチェスニー 6
サニャ 5　メルテザッカー 6　ヴェルマーレン 7　ギブス 6
ディアビ 6　コクラン 6　ウィルシャー 6
カソルラ 6　ウォルコット 7　ジルー6
　サブ：ラムジー 7　アルシャビン 5



ハイライト

MotD



ショート








次節以降

チェルシーは、リーグ杯とFAカップ4回戦を挟んで、アウェイでレディング戦。
アーセナルは、プレミア延期分とFAカップを挟んで、ホームでリバプール戦となる。

チェルシー		アーセナル
スワンズ（A）	1/23	ウェストハム（H）
ブレントフォード（A）	1/27, 26	ブライトン（A）
レディング（A）	1/30	リバプール（H）
ニューカッスル（A）	2/2	ストーク（H）
ウィガン（H）	2/9	サンダーランド（A）
スパルタプラハ（A）	2/14
スパルタプラハ（H）	2/21, 19	バイエルン（H）
マン・シティ（A）	2/24, 23	ヴィラ（H）

データ（参考：OPTA）


　　Chelsea 2 : 1 Arsenal
シュート数: 14 : 12
枠内シュート: 7 : 6
ポゼッション: 50% : 50%
パス数: 358 (78%) : 449 (81%)
アタッキングサード: 131 (47%) : 139 (67%)
空中戦: 49% : 51%
ドリブル数: 12 : 16
タックル数: 37 : 24


コクランはインターセプト6回で最多タイ。カソルラはパス数49本でチーム内最多。


マタはボールタッチ86回で最多。ラミレスはタックル数9回で最多。


影響力。チェルシーペースの前半。ポゼッションは64%


アーセナルペースの後半。ギブスが突出。ポゼッションは65%。


ファイナルサード。前半。


ファイナルサード。後半。


後半、前プレが発動したアーセナル。インターセプトの場所が違う。




感想

アーセナルは課題が多くてどうしようもない＼(^o^)／
後半良かったけど、それを前半にやるべきで、遅すぎました。
サイドバックにも無理に仕事させようとしすぎてて、悪い意味でサニャが目立ってしまった。
コンディションが悪いならジェンキンソン使ってほしい。信頼度や安定度でいったら前者だけど。
そして中盤でロストが多かったディアビ。こちらも本調子は遠い。
途中出場してきたラムジーとアルシャビン。ミス多かった。
アルシャビンは久々すぎたししょうがないけど、ならFAカップで慣らせておくとか出来ないのか。
ここらへんどこかのサーと違う。先のプランがないに等しい。

チェルシーはトーレスの頑張る気持ちは見て取れたけど空回り。
バが出てきてすぐに違いを作ったのが誰の目にも明らかだった。体の強さとセンスが違う。
FWに関して言えばジルーも散々でした。前半は10人対9人かと思った。

チェルシーはまぁこれでいいんだと思います。カップ戦があるから使い分けたいんだろうし。
アーセナルはそれが出来てないから補強するしかない。
ミッドウィークのウェストハム戦と週末はリバプール戦。どちらかで負ければヴェンゲル監督への風当たりは相当だろう。

タグ：チェルシー アーセナル イングランド・プレミアリーグ