【プレミア20節】サンダーランド vs. トッテナム｜ ノーリッジ vs. マン・シティの結果［2012.12.29］

第20節 イングランド・プレミアリーグ


vs
サンダーランド vs. トッテナム


Stadium: Stadium of Light
Referee: Martin Atkinson
Attendance: 41,168






Sunderland (4-4-1-1)
22 Mignolet, 12 Kilgallon (Campbell - 62' ), 16 O'Shea (Bramble - 68' ), 24 Cuellar, 07 Larsson (Wickham - 80' ), 08 Gardner, 14 Colback, 21 Johnson, 23 McClean, 28 Sessegnon, 26 Fletcher

Substitutes
20 Westwood, 19 Bramble, 15 Vaughan, 09 Campbell, 10 Wickham, 11 McFadden, 17 Ji Dong-Won

Tottenham Hotspur (4-4-2)
25 Lloris, 16 Naughton, 20 Dawson, 28 Walker, 33 Caulker, 07 Lennon (Parker - 83' ), 11 Bale (Sigurdsson - 90' ), 30 Sandro, 10 Adebayor ,18 Defoe (Dempsey - 75' ), 19 Dembele

Substitutes
24 Friedel, 05 Vertonghen, 02 Dempsey, 06 Huddlestone, 08 Parker, 22 Sigurdsson, 29 Livermore


サンダーランドは、前節のマン・シティ戦から1名を変更。
ローズが出場出来ないため、オシェイが左サイドバック起用。
トッテナムは、前節のアストンヴィラ戦から2名を変更。
ドーソンとコールカーが先発復帰。フェルトンゲンはベンチスタート。



立ち上がりは連勝中のサンダーランドが攻撃的な姿勢を見せるが、主導権を握ったのはやはり4位のトッテナムだった。前節ハットトリックのベイルのサイドではなく、右サイドのレノンの突破力を生かしてサンダーランドゴールに襲いかかり、リズムをつかんでいく。

30分には決定機が訪れる。ペナルティーエリア左からデフォーが中央に右足でクロスを入れると、相手DFクエジャルがクリアミス。このボールがGKの前にこぼれて、アデバヨールが先に触った。しかし、アデバヨールのシュートはクロスバーに当たってしまい、絶好機を逸す。

すると40分、ほとんど攻めていなかったサンダーランドが1回のチャンスでリードを得る。左サイドからのFKがペナルティーエリア内の混戦を引き起こすと、オシェイが決めた。

まさかの形で前半を終えたトッテナムだったが、嫌な流れを即座に断ち切る。後半立ち上がりの４８分、左からのCKをウォーカーが蹴ると、ニアで相手DFクエジャルがヘッド。味方と競り合ったクエジャルのヘディングが、そのままオウンゴールになった。

同点弾の3分後、トッテナムはあっさり逆転に成功する。レノンが右サイドにパスをはたいたところ、相手に当たってボールが中央へ。これにいち早く反応したレノンはDFを１人かわしてペナルティーエリアに入り、ゴールネットを揺らした。

2-1となった後は互いにチャンスを生かせず、スコアは動かない。終盤はサンダーランドにもビッグチャンスがあったが同点弾は決まらず、試合終了のホイッスル。2-1でトッテナムが勝利を収めてた。



サンダーランド　1 - 2　トッテナム



40分　1-0　ジョン・オシェイ
48分　1-1　[O.G.] カルロス・クエジャル
51分　1-2　アーロン・レノン


Man of the Match: Sandro (Tottenham)

マン・オブ・ザ・マッチは、攻守にハードワークし、サンダーランドの攻撃の芽を積んでいたスパーズのサンドロ
。

FULL-TIME Sunderland 1-2 Tottenham. Aaron Lennon's winner helps Spurs make it two festive #BPL away wins in a row. twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 29, 2012

アストンヴィラは3連敗。勝ち点18ポイントのまま17位。

トッテナムは、勝ち点36ポイントに伸ばし、暫定3位に浮上。

Arsenal up to 5th in the #BPL table with that remarkable win. #MUFC still 7pts clear of #MCFC, Wigan out of drop zone twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 29, 2012

ギャレス・ベイルは2011-12シーズン開始以降で5度のシミュレーションで警告を受けている。これは他の選手より2つ以上多い。

アーロン・レノンがゴールを決めたここ6試合全勝。通算23戦21勝2分。

ムサ・デンベレがリーグ戦不在の試合の勝率は14%である。（試合前の情報）

スカイ採点

グザン 7
ロウトン 6　ハード 6　クラーク 6　ベイカー 6
ベネット 6　ウェストウッド 6　エル・アフマディ 5　デルフ 6
ホルマン 6　ベンテケ 6
　サブ：アイルランド 7　オルブライトン 7

ロリス 7
ウォーカー 7　ギャラス 6　フェルトンゲン 7　ノートン 7
レノン 8　デンベレ 7　サンドロ 6　ベイル 10
デフォー 7　アデバヨル 7
　サブ：パーカー 5　シグルズソン 6　タウンゼント 6



ハイライト

ミドル



MotD




次節以降

サンダーランドは、ホームでウィガン戦。
トッテナムは、アウェイでホームでレディング戦となる。

サンダーランド		トッテナム
リバプール（A）	1/2, 1	レディング（H）
ボルトン（A）	1/5	コヴェントリー（H）
ウェストハム（H）	1/12, 14	QPR（A）
ウィガン（A）	1/19, 20	マン・ユナイテッド（H）
スワンズ（H）	1/29	ノーリッジ（A）
レディング（A）	2/2, 3	WBA（A）

データ（参考：OPTA）


　　Sunderland 1 : 2 Spurs
シュート数: 9 : 17
枠内シュート: 4 : 8
ポゼッション: 45% : 55%
パス数: 358 (69%) : 449 (82%)
アタッキングサード: 131 (47%) : 139 (67%)
空中戦: 47% : 53%
ドリブル: 3 : 10
タックル: 14 : 26


前半と後半のサンダーランドのアタッキングサード。
より攻撃的になった後半。その分守備はおそろかに。


シュート数。


スパーズは必死の守り。タックル数が段違い。


ベイルとオシェイ。ベイルは苦戦していたし、オシェイは見事だった。
オシェイが下がったことで、インターセプトから攻撃に転じることも少なくなった。



感想

先制したまでは良かったサンダーランド。
しかしクエジャルが何かおかしい。2－3度の致命的なミス連発。
ダメだな今日は！なんて思ってたら案の定オウンゴール・・・それを起点に立て続け失点。
もったいなかった。
まぁ全体的にスパーズが上回っていたし、アデバヨルも後半よく動けてた。ゴールももう少しか。
ベイルはダイブしたかは微妙だけど、そういったイメージが徐々についてきちゃってる感じ。
まぁ怪我を避けるためなのでしょうがないですね。

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vs
ノーリッジ・シティ vs. マンチェスター・シティ


Stadium: Carrow Road
Referee: Mike Jones
Attendance: 26,827


Norwich City (4-4-1-1)
28 Bunn, 02 R Martin, 05 Bassong, 06 Turner, 18 Garrido, 04 Johnson, 07 Snodgrass, 12 Pilkington, 14 Hoolahan (Jackson - 74' ), 27 Tettey (Howson - 57' ), 16 Morison (Kane - 45' )

Substitutes
13 Rudd, 20 Barnett, 24 R Bennett, 08 Howson, 17 E Bennett, 10 Jackson, 37 Kane

Manchester City (4-4-2)
01 Hart, 04 Kompany, 05 Zabaleta, 22 Clichy, 33 Nastasic, 08 Nasri, 18 Barry, 21 Silva (Milner - 56' ), 42 Y Toure, 10 Dzeko (Lescott - 81' ), 16 Aguero (Garcia - 90' )

Substitutes
30 Pantilimon, 06 Lescott, 28 K Toure, 07 Milner, 11 Sinclair, 14 Garcia, 32 Tevez


ノーリッジ・シティは、前節のマン・シティ戦から1名を変更。
ローズが出場出来ないため、オシェイが左サイドバック起用。
マン・シティは、前節のアストンヴィラ戦から2名を変更。
ドーソンとコールカーが先発復帰。フェルトンゲンはベンチスタート。



FW陣のスランプに悩んでいたロベルト・マンチーニ監督は、3試合連続先発だったテベスを外し、5試合ぶりの先発となるゼコをアグエロのパートナーに起用。クリシ、ナスリもそれぞれ３試合ぶりの復帰を果たした。

前半2分、シティは流れるようなカウンターからいとも簡単に先制点を奪ってみせる。右サイドを駆け上がったアグエロが逆サイドへ振ると、シルバがダイレクトで折り返し、絶妙なボールを中央へ通す。最後はゴール正面でフリーで受けたゼコがネットを揺らした。

さらに5分、またもシティの速攻から、コンパニのスルーパスを受けたアグエロがゴール前へ抜け出す。右に流れすぎたボールに追いついたアグエロはシュートコースをなくしたが、GKバンが釣り出される形となり、マイナスのパスを受けたゼコは難なく無人のゴールにシュートを流し込んだ。

シティに対してまったく成す術がないかに見えたノリッジだが、15分にはセットプレーから１点を返す。ペナルティーエリア正面左寄りで獲得したFKから、ピルキントンがシュート。低いボールはシティDFに当たりながら壁の間を抜けてややコースを変え、ハートの予測をあざむく形でネットに突き刺さった。

その後しばらくは停滞したシティだが、30分過ぎから再び相手ゴール前への圧力を強め、ノリッジをエリア内に釘付けとする。40分にはナスリがポストとなり落としたボールをヤヤ・トゥーレがシュートするがわずかにポストの外へ。

優位を保って前半を折り返すかに見えたシティだが、44分に予想外の事態が発生。バソングの激しいファウルを受けたナスリが報復行為に出てしまい、一発レッドでピッチを追われた。

10人で後半を戦うことになったシティだが、数的不利を感じさせることなくすぐに追加点を奪う。50分、ヤヤ・トゥーレからのロングボールを受けたアグエロが裏へ抜け出し、飛び出したGKバンを浮き球でかわして3-1とした。

ノリッジも前半に続いて粘りを見せる。63分、ホウソンのシュートがハートに弾かれてCKを獲得。ショートコーナーからスノッドグラスのクロスをファーのバソングが折り返し、最後はマーティンがヘディングを決めて再び１点差に詰め寄った。

だが直後の66分、最終ラインのクリシからのロングボールをエリア右側で受けたゼコが持ち込んでシュート。ニアポストに当たって跳ね返ったボールはバンの体に当たってネットの中に転がり込み、オウンゴールでまたもシティが突き放した。

試合はまだ終わらない。ノリッジは75分、CKからゴール前で混戦となったボールを２度、３度と狙い、最後は再びマーティンが押し込んでスコアは4-3となった。



ノーリッジ・シティ　3 - 4　マンチェスター・シティ



02分　0-1　エデン・ジェコ
04分　0-2　エデン・ジェコ
15分　1-2　アンソニー・ピルキントン
43分　x-x　[退場] サミル・ナスリ
50分　1-3　セルヒオ・アグエロ
63分　2-3　ラッセル・マーティン
67分　2-4　[O.G.] マーク・バン
75分　3-4　ラッセル・マーティン


Man of the Match: Edin Dzeko (Man City)

マン・オブ・ザ・マッチは、開始5分で2ゴールを決めたエデン・ジェコ。

FULL TIME Norwich 3-4 Man City. Dzeko gets two as Mancini's men edge a thrilling match at Carrow Road. #NORMCI twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 29, 2012

ノーリッジ・シティは3連敗。勝ち点25ポイントで11位。

マンチェスター・シティは、勝ち点42ポイントに伸ばし、2位をキープ。

Arsenal up to 5th in the #BPL table with that remarkable win. #MUFC still 7pts clear of #MCFC, Wigan out of drop zone twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 29, 2012

セルヒオ・アグエロはノーリッジ・シティ戦ここ3試合で4ゴール。

スカイ採点

バン 6
マーティン 8　ターナー 6　バッソング 7　ガリード 7
スノッドグラス 7　テッテイ 6　ジョンソン 6　ピルキントン 7
フーラハン 8　モリソン 5
　サブ：カネ 6　ハウソン 7　ジャクソン 6

ハート 6
サバレタ 6　コンパニ 7　ナスタシッチ 6　クリシー 6
ヤヤ 7　バリー 6　ナスリ 6
アグエロ 9　シルバ 8　ジェコ 9
　サブ：ミルナー 6　レスコット 6　ガルシア 6


ハイライト

ミドル



MotD
<


予備




次節以降

ノーリッジ・シティは、アウェイでウェストハム戦。
マンチェスター・シティは、ホームでストーク・シティ戦となる。

ノーリッジ		マン・シティ
ウェストハム（H）	1/1	ストーク（H）
ピーターバラ（A）	1/5	ワトフォード（H）
ニューカッスル（H）	1/12, 13	アーセナル（A）
リバプール（A）	1/19	フルハム（H）
トッテナム（H）	1/29	QPR（A）
QPR（A）	2/2, 3	リバプール（H）

データ（参考：OPTA）


　　Norwich 3 : 4 Man City
シュート数: 12 : 15
枠内シュート: 4 : 7
ポゼッション: 45% : 55%
パス数: 425 (81%) : 492 (84%)
アタッキングサード: 102 (71%) : 182 (77%)
空中戦: 44% : 56%
ドリブル: 0 : 14
タックル: 20 : 19


アタッキングサード。
数的優位にたったノーリッジの成功率はいつもより向上。こういう日にホルトがいたら面白かった。



感想

ジェコはスーパーサブの名を払拭する活躍。
ただほんと短時間だけっていう。
そしてナスリ。
報復行為で退場しました。らしい。
3試合出場停止になると思うので、アーセナル戦まで欠場。
やっぱりエミレーツに帰りたくなかったんじゃ・・・
深く考え過ぎか。
ノーリッジはここのところイマイチ。
頑張りすぎたツケですね。まぁ1点差まで詰め寄ったのはお見事でした。

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