【プレミア第15節】レディング vs. マン・ユナイテッド｜マン・シティ vs. エバートンの結果［2012.12.01］

第15節 イングランド・プレミアリーグ


vs
マンチェスター・シティ vs. エバートン


Stadium: Etihad Stadium
Referee: Lee Probert
Attendance: 47,386







Manchester City (4-2-3-1)
01 Hart, 03 Maicon, 04 Kompany, 06 Lescott, 13 Kolarov (Zabaleta - 7' ), 08 Nasri, 18 Barry, 21 Silva, 42 Y Toure, 10 Dzeko (Balotelli - 80' ), 32 Tevez (Aguero - 68' )

Substitutes
30 Pantilimon, 05 Zabaleta, 28 K Toure, 11 Sinclair, 14 Garcia, 16 Aguero, 45 Balotelli

Everton (4-2-3-1)
24 Howard, 02 Hibbert, 03 Baines, 06 Jagielka, 15 Distin, 04 Gibson, 21 Osman, 22 Pienaar, 25 Fellaini, 07 Jelavic (Heitinga - 90' ), 14 Naismith (Oviedo - 73' )

Substitutes
01 Mucha, 05 Heitinga, 08 Oviedo, 16 Hitzlsperger, 20 Barkley, 19 Gueye, 27 Vellios


シティは、前節のウィガン戦から5名を変更。
ローテーションを採用し、アグエロらはベンチスタート。
エバートンは、前節のアーセナル戦から変更なし。
ベインズは問題なく先発出場。



前節終了時で2位のシティは、過密日程の影響もあり、先発を一部変更してスタート。開始直後にコラロフが負傷し交代を余儀なくされるトラブルに見舞われると、立ち上がりはエバートンにボールを支配されて、攻撃をうまく組み立てることができない。

すると33分、エバートンが先制に成功した。ベインズが左サイドからクロスを入れると、中央にいたコンパニの頭をかすめてボールがファーへ。これをフェライニがヘディングで合わせると、一度はGKに弾かれたものの、体で押し込み、スコアが動いた。

それでもシティは、前半のうちに同点に追いつく。セットプレーの際にジェコがファウルを受けたということで、シティはPKを獲得。テベスがこのチャンスを任され、しっかり中央に決めた。

後半の立ち上がりはシティのペースでスタート。敵陣でボールをつなぎ、エバートンを自陣に釘付けにした。何度も相手ペナルティーエリア内に侵入するが、エバートンの堅い守備を崩しきれず、決定機は多くない。

逆転ゴールを目指すシティは、68分にアグエロを、81分にバロテッリを送り込む。それでもゴールは決まらず、1-1のまま試合終了のホイッスル。2位シティにとっては、手痛い引き分けとなった。



マンチェスター・シティ　1 - 1　エバートン



43分　0-1　マルアン・フェライニ
43分　1-1　[P.K.] カルロス・テベス


Man of the Match: Marouane Fellaini (Everton)


マン・オブ・ザ・マッチは、中盤で最も影響力があったマルアン・フェライニ。

FULL TIME Man City 1-1 Everton Marouane Fellaini's 8th #BPL goal this season is cancelled out by Carlos Tevez's penalty twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 1, 2012

シティは、勝ち点33イントに伸ばし2位変わらず。

エバートンは3戦連続ドロー、勝ち点23ポイントに伸ばし6位キープ。

マンチェスター・シティは、2010-11シーズン開始からプレミア最多の21度のPKを得ている。

マルアン・フェライニは、プレミアここ9試合で9ゴールに関与している。（6ゴール3アシスト）

スカイ採点

ハート 6
マイコン 6　コンパニ 8　レスコット 6　コラロフ -
ヤヤ 6　バリー 6　シルバ 7
テベス 6　ナスリ 5　ジェコ 6
　サブ：サバレタ 7　アグエロ 4　バロテッリ 4

ハワード 7
ヒバート 7　ジャギエルカ 7　ディスタン 7　ベインズ 6
ギブソン 6　オズマン 7　ネイスミス 6　ピーナール 6
フェライニ 8　イェラヴィッチ 6
　サブ：オヴィエド 6　ハイティンガ -


次節以降

マン・シティは、CL挟んで、ホームでマンチェスター・ダービー。
エバートンは、ホームでトッテナム戦となる。

マン・シティ		エバートン
ドルトムント（A）	12/4
マン・ユナイテッド（H）	12/9	トッテナム（H）
ニューカッスル（A）	12/15	ストーク（A）
レディング（H）	12/22	ウェストハム（A）
サンダーランド（A）	12/26	ウィガン（H）
ノーリッジ（A）	12/29, 30	チェルシー（H）
ストーク（H）	1/1, 2	ニューカッスル（A）

ハイライト






データ


　　Man City 1 : 1 Everton
シュート数: 10 : 9
枠内シュート: 5 : 4
ポゼッション: 59%: 41%
パス数: 545 (75%) : 379 (67%)
ファイナルサード: 225 (75%) : 132 (67)
空中戦: 43% : 57%
ドリブル: 3 : 1
タックル: 14 : 12




エバートンは勝ちきれませんね。上位陣キラーと言えば聞こえはいいけど。

ヤヤ・トゥーレは、フェライニに手こずっていましたね。
意外と空中戦も苦手なのかもしれない。一方、フェライニは空中戦で10戦7勝してます。

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vs
レディング vs. マンチェスター・ユナイテッド


Stadium: Madejski Stadium
Referee:
Attendance:


Reading (4-4-2)
01 Federici, 03 Shorey, 06 Mariappa, 15 Morrison, 24 Cummings, 08 Leigertwood, 11 McAnuff (McCleary - 79' ), 16 Tabb, 19 Robson-Kanu (Hunt - 83' ), 09 Le Fondre, 33 Roberts (Pogrebnyak - 69' )

Substitutes
41 Taylor, 05 Pearce, 23 Harte, 20 Guthrie, 07 Pogrebnyak, 10 Hunt, 12 McCleary

Manchester United (4-3-3)
13 Lindegaard, 02 Rafael (Smalling - 31' ), 03 Evra, 05 Ferdinand, 06 Evans, 08 Anderson (Jones - 45' ), 16 Carrick, 18 Young, 24 Fletcher, 10 Rooney, 20 Van Persie (Welbeck - 74' )

Substitutes
01 De Gea, 04 Jones, 12 Smalling, 11 Giggs, 23 Cleverley, 14 Hernandez, 19 Welbeck


レディングは、前節のアストンヴィラ戦から変更なし。
マン・ユナイテッドは、前節のウェストハム戦から3名を変更。
リオ・ファーディナンドとヤング、フレッチャーが先発復帰。



ミッドウィークに行われた前節ウェストハム戦では、先制して無失点ゲームを演じたユナイテッドだったが、下位相手に今シーズンの悪い癖が出てしまった。

開始8分、レディングは左サイドからクロスを入れると、DFの頭に当たってこぼれたボールをペナルティーエリア右のロブソン・カヌが左足のボレーで決めて先制する。

しかし、この日のユナイテッドは反撃に転じるのが早かった。13分、左サイドのヤングが出したパスにアンデルソンが走り込み、ペナルティーエリア左から難しいシュートを決めて同点。16分には、相手の軽率なファールで得たPKをルーニーが決めて、あっさり逆転した。

それでも、ユナイテッドは逆転した後が落ち着かない。ここからまさかのシーソーゲームとなる。

レディングは19分、右からのCKを得ると、ショーリーのボールにル・フォンドルが頭で合わせて2-3。さらにその4分後にまたしても右CKのチャンスが訪れると、今度はモリソンが決めて逆転した。

落ち着かない試合はさらに続く。30分には、ユナイテッドが再度反撃。左からエブラが上げたクロスにルーニーが合わせて、3-3の同点となった。34分には、キャリックの縦パスを受けたルーニーがダイレクトでアウトに当てて後方に流すと、ファンペルシーが抜け出して、再逆転に成功した。

ユナイテッドは31分、ラファエルを下げてスモーリングを投入。指揮官の怒りのメッセージを感じたユナイテッドは、徐々に落ち着いて試合を運ぶようになり、4-3でハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、試合はがらりと変わり、スコアが動かなくなる。しかし、チャンスがないわけではなく、決めきれない展開。ファンペルシーが相手GKからボールを奪取する場面もあったが、無人のゴールに流し込むことに失敗し、突き放すことができない。

それでも、後半は両チームともゴールが決まらず、4-3のまま試合終了。



レディング　3 - 4　マンチェスター・ユナイテッド



08分　1-0　ハル・ロブソン=カヌ
13分　1-1　アンデルソン
16分　1-2　[P.K.] ウェイン・ルーニー
19分　2-2　アダム・ル・フォンドル
23分　3-2　ショーン・モリソン
30分　3-3　ウェイン・ルーニー
34分　3-4　ロビン・ファン・ペルシー


Man of the Match: Wayne Rooney (Man Utd)


マン・オブ・ザ・マッチは、攻守にハードワークし、2得点を決めたウェイン・ルーニー。

FULL TIME Reading 3-4 Man Utd. Wayne Rooney hits two as United keep top spot in the #BPL after a remarkable match. twitter.com/premierleague/…

— Premier Leagueさん (@premierleague) 12月 1, 2012

レディングは、勝ち点9ポイントのまま19位変わらず。

マン・ユナイテッドは、勝ち点36ポイントに伸ばし単独首位をキープ。

前半だけで7ゴールを挙げた試合は、プレミアリーグ史上で3番目。（1997年7月のブラックバーンvリーズ、2000年4月のダービーvブラッドフォード）

ウェイン・ルーニーが前半16分に挙げたPKは、マンチェスター・ユナイテッドでのプレミアリーグ通算1000ゴール目だった。

マンチェスター・ユナイテッドは、今季のリーグ15試合で7度目の逆転勝利を飾った。

スカイ採点

フェデリチ 5
カミングス 5　マリアッパ 6　モリソン 6　ショーリー 7
ロブソンカヌ 8　レイジャートウッド 7　タブ 5　マカナフ 7
ル・フォンドル 8　ロバーツ 6
　サブ：ポグレブニャク 4　ハント 4　マクリァリー 6

リンデゴーア 4
ラファエル 4　リオ 7　エバンス 4　エヴラ 7
フレッチャー 6　アンデルソン 7　キャリック 7　ヤング 7
ルーニー 8　ファンペルシー 7
　サブ：ジョーンズ 6　スモーリング 7　ウェルベック 5


次節以降

レディングは、アウェイでサウサンプトン戦。
マン・ユナイテッドは、CL挟んで、アウェイでマンチェスター・ダービーとなる。

レディング		マン・ユナイテッド
	12/5	CFRクルージュ（H）
セインツ（A）	12/8, 9	マン・シティ（A）
サンダーランド（A）	12/11
アーセナル（H）	12/17, 15	サンダーランド（H）
マン・シティ（A）	12/22, 23	スワンズ（A）
スワンズ（H）	12/26	ニューカッスル（H）
ウェストハム（H）	12/29	WBA（H）
トッテナム（A）	1/1	ウィガン（A）

ハイライト






データ


　　Reading 3 : 4 Man Utd
シュート数: 12 : 11
枠内シュート: 7 : 6
ポゼッション: 42%: 58%
パス数: 399 (77%) : 586 (87%)
ファイナルサード: 142 (58%) : 122 (75%)
空中戦: 48% : 52%
ドリブル: 5 : 5
タックル: 17 : 19




この試合はファイナルサードでの差が出た感じでしょうかね。
あとは攻め方の違い。レディングはサイドで、ユナイテッドは中央。


レディングの中盤タブは、パス成功率94%。インターセプトも5本で最多。でもPKは軽率。
左サイドのショーリーはクロス最多の12本。成功は6本。
ダイレクトパスで繋いでいました。CKからのアシストも申し分ない。
さすが欧州クロッサーの12位に入るだけある。（微妙？）



感想

アメイジングショーとはこの事。※前半に限る。
ル・フォンドルはバースデイ・ゴール。おめでとうございます。
しかし勝利はお預け。

そしてユナイテッドは逆転勝利7度目。何なんすかこれ。
しっかり勝ちきる、強い証拠ですね。
中盤のローテーションもしっかりできてるし、試合にハマらない選手はしっかり切る。
サー・ファギーらしいです。
次節のマンチェスター・ダービーは一歩リードでユナイテッドが有利。
CLも決まっているので主力は温存できるし、負けても問題ない3ポイント差の保険があります。


おまけ：これはゴール。

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