ワールドカップ欧州予選の主な結果｜グループA - D [2012.9.11]

2014年ブラジル大会：ヨーロッパ予選結果

●予選ラウンド （組み合わせ抽選会：2011/7/30：リオデジャネイロ（ブラジル））
・53チームが6チーム所属の8グループと5チーム所属の1グループ（全9グループ）に分かれてホーム＆アウェー戦が行なわれ、各グループ首位の9チームが本大会出場権獲得。
・各グループ2位中成績上位8チームは欧州プレーオフに進出。
※欧州プレーオフ進出8チームについて：グループＩのみ5チーム所属のため、他グループとの勝点を整合させるために、各グループ上位5チームの対戦成績によって算出されることとなる。
　よって、6チームが属するグループＡからグループＨの各2位チームの勝点は、グループ予選終了時の最下位チームとの対戦成績を除いた再計算によって決められることとなる。

●欧州プレーオフ
・予選ラウンド各グループ2位中成績上位8チームがプレーオフでホーム＆アウェー戦。
・勝者4チームが残り4つの本大会出場権を獲得。

グループA




ベルギー　1 - 1　クロアチア

0-1　06分　ペリシッチ
1-1　45分　ギヨーム・ジレ

　イングランド・プレミアリーグなどで活躍するメンバーを多数揃え、本大会進出に向けて期待が高まっているベルギー。強豪クロアチアを迎え、４万人の観客で埋め尽くされたこの日のホームゲームでは、開始６分にスルナの右クロスをコンパニーがクリアし損ねると、こぼれ球をペリシッチに決められてクロアチアに先制を許してしまう。

　それでもベルギーは前半ロスタイム、CKのこぼれ球をジレがエリア外から豪快に決めて同点に追い付くと、後半もアザール、ヴィツェル、デンベレらが揃う中盤のパスワークからチャンスを創出。クロアチアを相手に主導権を握ったものの、逆転弾を挙げるには至らず、混戦が予想されるグループで連勝スタートとはならなかった。

ジレのゴールハイライト



セルビア　6 - 1　ウェールズ

1-0　16分　コラロフ
2-0　24分　トシッチ
2-1　30分　ギャレス・ベイル
3-1　39分　ジュリチッチ
4-1　55分　タディッチ
5-1　79分　イヴァノヴィッチ
6-1　90分　スレイマニ

ゴールハイライト



スコットランド　1 - 1　マケドニア

0-1　10分　Ivan Trickovski
1-1　43分　ケニー・ミラー

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グループB

イタリア　2 - 0　マルタ

1-0　05分　デストロ
2-0　92分　O.G.（Andrew COHEN）

　ブルガリアとの初戦を２対２のドローで終えたイタリアは、この日ホームで格下マルタと対戦。ゴールラッシュが求められるなか、開始５分にマルキージオのスルーパスに抜け出したデストロのゴールで先制するも、その後は追加点を奪えないまま時間だけが経過する。

　イタリアは後半ロスタイム、CKの流れからオウンゴールでようやく２点目を記録。今予選の初白星を手にしたものの、満足のいくパフォーマンスをファンに披露することはできなかった。

ゴールハイライト



ブルガリア　1 - 0　アルメニア

1-0　43分　マノレフ


オーストリア　1 - 2　ドイツ

0-1　44分　マルコ・ロイス
0-2　52分　P.K.（メスト・エジル）
1-2　57分　ユヌゾビッチ

　近年７連勝中と相性のいい隣国オーストリアとアウェイで対戦したドイツだったが、開始４分に早くも決定機を許すと、その後もピンチに晒される展開に。それでも無失点で凌いで迎えた前半終了間際、ドイツは左サイドでボールを受けたロイスが中央に切り込んで右足を振り抜くと、シュートはGKの手を弾いてゴールに吸い込まれ、１点リードで前半を折り返す。

　後半に入るとドイツは、52分にミュラーが倒されてPKを獲得すると、これをエジルが沈めて追加点を奪取。これで勝敗はほぼ決したかに思われたが、ドイツはそのわずか５分後にユヌゾヴィッチに決められて１点差とされると、終了間際にはアルナウトヴィッチに決定的な場面を許すが、至近距離からのシュートは運よく枠を外れ、大ピンチを凌いだドイツが辛うじて勝ち点３をモノにした。

ゴールハイライト


ロングハイライト

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グループC


スウェーデン　2 - 0　カザフスタン

1-0　37分　ラスムス・エルム
2-0　94分　ベリ


ハンガリー　1 - 4　オランダ

0-1　02分　レンス
1-1　P.K.（Balazs DZSUDZSAK）
1-2　18分　マルティンス・インディ
1-3　52分　レンス
1-4　73分　フンテラール

　トルコとの初戦を２対０で勝利し、ハンガリーとのアウェイ戦で連勝を狙うオランダだったが、試合前のアップ中にロッベンがそ径部を傷めるアクシデントが発生。しかし、代わって緊急出場したレンスが輝きを発揮し、チームをアウェイでの快勝へと導いた。

　開始直後の２分、オランダはクロスにレンスが頭で合わせて幸先よく先制すると、６分にPKを献上して同点とされたものの、18分にはスナイデルのFKをマルティンスが合わせて再びリードを奪う。さらにオランダは52分、相手DFのクリアミスを拾ったレンスが落ち着いてこの日２点目を挙げると、レンスは73分にも素早いリスタートからがゴール前に抜け出し、フンテラールのゴールをアシスト。ロッベンの不在を感じさせない好パフォーマンスを披露した。
　なおこの試合の前半にファンペルシーが負傷交代している。

ゴールハイライト

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グループD


トルコ　3 - 0　エストニア

1-0　44分　エムレ・ベロゾギュ
2-0　60分　ウムト・ブルト
3-0　75分　セルチュク・イナン


ルーマニア　4 - 0　アンドラ

1-0　29分　トルジェ
2-0　44分　ラザル
3-0　91分　ガマン
4-0　93分　マクシム

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