柔道女子78キロ超級とアーチェリー男子個人で銀！

　ロンドン五輪第８日は３日（日本時間４日）、競技最終日を迎えた柔道の女子７８キロ超級の決勝を行い、五輪初出場の杉本美香（コマツ）は、イダリス・オルティス（キューバ）と対戦し、延長戦の末、判定で敗れ、惜しくも銀メダルとなった。

柔道男子100キロ超級は2回戦負け

　3日に行われたロンドン五輪の柔道男子100キロ超級で、上川大樹（Daiki Kamikawa）が2回戦敗退に終わり、日本の男子柔道は五輪史上初めて金メダルなしに終わった。

アーチェリー男子個人は銀メダル

　決勝に進出した古川高晴（近大職）は１-７で呉ジンヒョク（韓国）に敗れ、銀メダルとなった。同種目の日本勢のメダルは、２００４年アテネ大会で銀メダルを獲得した山本博以来。

　準決勝でリック・ファンデルフェン（オランダ）を延長戦の末に６-５で下した勢いで決勝に臨んだ古川だったが、第１セットを２６-２９で落とすと、第２セットも奪われる。第３セットこそ同点でしのいだが、第４セットを奪われて敗戦。日本のアーチェリー初の金メダルはならなかった。

惜しくも金メダルに届かず。

アーチェリーはなかなかおもしろかった。
決勝の相手は安定してたね。


これで銀メダルは8つ目。合計21個。


柔道女子：金1銀1銅1
柔道男子：金0銀2銅2


しかし柔道男子は一体どうした、金メダルを取れないなんて。
女の時代になっちゃうぞ。

　柔道母国の日本は、上川が2回戦でベラルーシのイハル・マカラウ（Ihar Makaru）に敗れたことにより、国別順位でトップを逃した1988年のソウル五輪以来となる過去最低の成績に終わることが確実となった。

　2004年のアテネ五輪では男女14階級中8階級で金メダルを獲得した日本だが、現時点で今大会の金メダルは女子57キロ級で松本薫（Kaori Matsumoto）が獲得した1個にとどまっている。

　男女合同で世界大会が開催されるようになった1987年以降、日本が国別総合成績で首位を獲得できなかったことはこれまで一度もなかった。

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