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大会3日目はメダル2つ!/ロンドン五輪 [Olympic 2012]
ロンドン・オリンピック開幕3日目、日本人は2つの銅メダルを獲得した。
北島康介は100m平泳ぎ決勝で5位に終わり入賞はならなかった。
海老沼、銅メダル獲得、柔道男子66キロ級
ロンドン五輪第3日(29日)柔道男子66キロ級、世界ランク4位の海老沼匡は、3位決定戦でポーランドのザグロドニクに大腰で一本勝ちし、銅メダルを獲得した。
鮮やかな大腰で一本勝ち
海老沼は2分14秒、横分で技あり。しかし3分50秒、背負い投げを食らい、1度は一本と表示されたが、取り消され技ありに。またも判定に救われ、延長に突入した。
延長戦では2分2秒、見事な大腰を決め、一本で文句なしの銅メダルを獲得した。
海老沼匡
「きょうは何回もハプニングがあった。会場の後押しで銅メダルを取れたと思う。ただ金を目指していたので意味はないです。がむしゃらでやった。(負けた準決勝は)もう少し自分の間合いになれたら良かった。」
アーチェリー女子団体で銅!男女通じて団体メダルは初
ローズ・クリケット・グラウンド(Lord's Cricket Ground)でアーチェリーの女子団体3位決定戦が行われ、日本は209-207でロシアを下し銅メダルを獲得した。
大逆転
第2エンドでロシアに3点リードを許す苦しい展開だったが、第3エンドに相手にミスが出て1点差まで詰めた。最終エンドでは3人の1射目に同点に追いつくと、蟹江、川中が9点を出した後に早川が10点をマークし、相手に重圧をかけた。10点なら同点のロシアの最後の1射が8点にとどまって勝利が決まった。
韓国が7連覇の偉業
決勝では韓国が210-209で中国を下し、五輪7連覇を達成した。
北島100M平でまさかの5位…五輪3連覇ならず
男子競泳史上初の五輪3連覇を狙った北島康介(日本コカ・コーラ)は59秒76で5位に終わり、偉業達成はならなかった。
優勝はワールドレコード
優勝は58秒83の世界新をたたき出したファンデルバーグ(南アフリカ)。2位はスプリンガー(豪州)で3位はハンセン(米国)だった。
北島康介
「悔しいことは悔しい。期待してきていた人たちに申し訳ない。きょうのファイナルに出られることに喜びをもって一番高いところ(金メダル)を目指したが…金という夢はかなわなかったけど、自分でできる精一杯の泳ぎはできた。残された200メートル、リレーでしっかり自分の役割を果たしたい」
日本はこれで5つ目のメダル。金0銀2銅3。
メダル順位表を見るとトップ5に入ってるけど、トップ10のうち唯一金をとってない日本。
初の金メダルはいつだろうか。
<7月30日(月) 見どころ>
体操ニッポン、男子がアテネ大会以来の団体金メダルに挑戦場
男子の団体総合で体操ニッポンが世界の頂点へ挑戦する。日本は2004年のアテネ大会で28年ぶりの金メダルに輝いた。しかし、前回の北京大会では地元・中国に敗れて銀メダルに終わり、その後の世界選手権でも中国の牙城を崩せずにいる。今大会ではエースの内村航平(コナミ)を中心に、平行棒を得意とする主将の田中和仁(徳洲会)、つり輪の山室光史、鉄棒の田中佑典(ともにコナミ)、ゆかの加藤凌平(順大)とハイレベルな陣容でアテネ以来の金を狙う。
他競技では競泳に注目。男子100m背泳ぎ決勝では、入江陵介(イトマン東進)がメダルを狙う。男子200mバタフライには前回大会で銅メダルに輝いた松田丈志(コスモス薬品)が登場する。
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