第32節 マン・ユナイテッド vs. QPR [2012.4.8]

第３２節 イングランド・プレミアリーグ


マンチェスター・ユナイテッド vs. クイーンズ・パーク・レンジャーズ


Stadium: Old Trafford (Manchester, 105 x 68 m)
Referee: Lee Mason
Attendance: 75,505


Manchester United (4-4-2)
01 De Gea, 03 Evra, 05 Ferdinand, 06 Evans, 21 Rafael (Jones - 74' ), 16 Carrick, 18 A Young (Giggs - 61' ), 22 Scholes (Cleverley - 74' ), 25 Valencia, 10 Rooney, 19 Welbeck

Substitutes
40 Amos, 04 Jones, 11 Giggs, 13 Park Ji-sung, 23 Cleverley, 42 Pogba, 14 Hernandez

Queens Park Rangers (4-5-1)
01 Kenny, 03 Hill, 34 Taiwo, 35 Ferdinand, 42 Onuoha, 02 Diakite (Wright-Phillips - 71' ), 04 Derry, 07 Taarabt (Smith - 71' ), 14 Buzsaky, 10 Bothroyd (Campbell - 81' ), 12 Mackie

Substitutes
24 Cerny, 06 Gabbidon, 18 L Young, 32 Wright-Phillips, 09 Campbell, 21 Smith, 52 Zamora





ユナイテッドは、現時点の理想的メンバー。オーウェン、アンデルソンらは欠場。
QPRは、バートンが謎の欠場。こちらもローテーション採用でザモラらがベンチスタート。





前半開始。

ユナイテッドボールでキックオフ。



スコールズを起点にボールを回すユナイテッド。

2分、クリント・ヒルがウェルベックを倒して、ユナイテッドがFK獲得。

ルーニー！右隅を狙ったが、アントン・ファーディナンドに当たってコーナーへ。
ヤングのコーナーキック。中には合わなかったがユナイテッドボール。

再びコーナーキック。
GKケニーが飛び出すがキャッチできず。
しかしライン上でターラブトがクリア。

ディアキテがアシュリー・ヤングを倒して再びFK獲得。

再びルーニー！
GKケニーのファインセーブでコーナーに逃れる。
ショートコーナーからクロスを挙げるがDFタイウォがクリア。

QPRがボールを繋げず、ユナイテッドが奪って縦パス。
しかしこれはDF陣が囲んでブロック。

マッキーが右サイドをボールキープしてドリブル。
さらにボールを回してキープ。
ターラブトのスルーパスにオヌオハが右サイドの裏をラン。
ラストパスはDFがブロック。

ルーニーがQPRのディアキテにタックルしてファール。

ブザーキーのグラウンダーのシュートはミートせずにゴール右にそれる。
QPRのファーストシュート。

右サイドからバレンシアの鋭いグラウンダーのパス。
中央のルーニーがダイレクトでウェルベックへ。
わずかにずれるが、再びユナイテッドボール。

ラファエルがエリア内にドリブル突破してクロス。これも合わず。

ペナルティ！
ショーン・デリーにレッドカード！
アシュリー・ヤングの位置はオフサイドだったが、主審は迷わず提示。
デリーがヤングを後ろから引っかけたとして・・・厳しい。レッドカードで一発退場。



キッカーはルーニー。
決めた！
左隅にきっりと決める。1-0。
GKケニーは読んでいたが届かず。

QPRは今シーズン最多の７枚目のレッドカード。
対するユナイテッドは最多の１０回目のPKを得る。

ルーニーとウェルベックがワンツー。
エリア手前でクリント・ヒルがウェルベックを倒してFK獲得。

ヤングのFKは壁に阻まれる。

右サイドでバレンシアとラファエルが突破。
ラファエルがタイェ・タイウォに倒されるがノーファール。

右サイドでルーニーがタイウォにブロックされるが、こぼれ球を再びルーニー。
落ち着いてクロスを挙げ、中央のヤングが合わせるがヘッダーは惜しくも左にそれる。

前半25分経過。ここまでユナイテッドは右サイドのバレンシアとルーニー、ウェルベックの絡みが目立つ。
左サイドは静かだが、ヤングが右にいたりとポジションチェンジが多い。

グッドタックル・ヒル。
左サイドのヤングから中央のルーニーへ、更に右サイドのバレンシアと繋ぎ、折り返しをルーニーが合わせるがブロック。

再びバレンシアからラファエル。
切り替えした所でタイウォのハンドがあったように見えたがコーナーキック。

バレンシアがターラブトに奪われるが、ターラブトの足元おぼつかず。再び奪われる。
左サイドでエヴラのクロスはラインを割る。

ウェルベック。今度はオフサイド判定。

ターラブト！
これはエバンスが何とか体を入れてブロック。
ラファエルがパスを迷っていたところをターラブトが奪ってシュート。

フィールドプレイヤー９人ならがよくやってるQPR。

ユナイテッドのキャプテン、ネマニャ・ヴィディッチがベンチから観戦中。
今は怪我でシーズン絶望。

ルーニー！しかしこれはGKケニーがキャッチ。
絶妙なミドルシュート。

再びバレンシアがエリア内で倒されるがノーファール。
バレンシアとタイウォが競り合ってユナイテッドのファールを取られる。

スコールズが２列目から飛び出し、中央へ進入。
ルーニーの折り返しを受けるがDFが対応。

右サイドのバレンシアのクロスはウェルベック。ヘッダーは枠外。

バレンシアからラファエルのクロス。ターラブトに当たってコーナーへ。

バレンシアがボールを奪ってスムーズなパス回し。見事。
再び右サイドでラファエルのクロス。ファーサイドのヤングが折り返すがDFがブロック。

エヴラからウェルベックのシュート。DFアントン・ファーディナンドがブロック。

エヴラのシュートはゴール右にそれる。
GKケニーが見切ってゴールキック。

またもバレンシア。戻りながらボールをカット。

キャリックからスコールズにスルーパス、しかし合わず。

ターラブトのミドルシュートはDFがブロック。
こぼれ球を拾ってユナイテッドの攻撃。

アディショナルタイム１分。

スコールズのミドルシュート。わずかに右にそれる。

前半終了。


ああ、これはまた主審が味方に付いてると言われる。
ただ昨日のチェルシーvsウィガン戦でもあったし、ちょっとどうにかしないと。

前半のパス本数はキャリックが８１本、スコールズが７６本で合計１５７本に対し、QPRは全体でわずか３６本のパス本数だった。

後半開始。

QPRボールでキックオフ。

すぐにユナイテッドが奪ってボール回し。

バレンシアからウェルベックへ浮き球のパス。
こぼれ球をヤング、再びヤングがシュートを狙うがブロック。

ウェルベック・スコア―！おっとオフサイド。これは。
リプレイ、出てました。

ウェルベックが奪って、マッキーが奪い返す。
再びユナイテッドが奪ってウェルベック！ゴールはあさっての方向へ。

52分、QPRがボールを奪ってカウンター。
ターラブトがボールをキープし、ヤングに倒されてFK獲得。
見事なキック、しかしバレンシアが触ってコーナー、と思いきやゴールキック判定。

ルーニーのミドルシュート。しかしGKケニーがキャッチ。

マッキーが奪ってボックス内に進入。リオ・ファーディナンドがチェックしにいってコーナーへ。

ブザーキーのシュートはエバンスがブロック。
ディアキテのミドルシュート。これはディフレクトして再びコーナーへ。
ニアを狙ったがDFにクリアされる。
ユナイテッドのカウンター。
バレンシアからスコールズ！
見事なミドルシュートだったが、枠を捉えられず。
あれだけスペースがあるとスコールズは狙ってくる。

ルーニーが右サイドに見事な精度のパス。

今度はスコールズが左サイドに見事な精度のパス。

ラファエル！ノーゴール！
スコールズの浮き球パスに、ラファエルが抜け出してシュート。
しかしGKケニーに当ててしまい、クロスバーにも跳ね返される。

リオ・ファーディナンドがボールを奪って中央のルーニーへ縦パス。
ルーニーはウェルベックへスルーパス。
ウェルベックはバランスを崩しながらシュートを打つがGKケニーに阻まれる。
再びこぼれ球を押し込もうとするが、再びケニー。

61分、ユナイテッド、アシュリー・ヤングに代わり、ギグスを投入。

キャリックから右サイドのバレンシアへ。
DFをかわしてふんわりとしたクロス。しかしDFがクリア。

ラファエルのクロスはホームラン。
ファーガソン監督はため息まぢりの表情。

バレンシアからエリア右を裏に抜けたラファエルのラストパスはDFがクリア。

バレンシアからウェルベック。
切り返してパスを狙うがDFにディフレクトしてコーナーへ。

スコールズ！
決まった。素晴らしいミドルシュート。言う事なし。2-0。



スコールズはここ４試合のロンドン勢相手にボックスの外から４本目のゴール。

あれだけスペース与えたらしょうがない。アシストはラファエル。
いやーユナイテッドファンじゃないがスコールズだけは別格。

70分、QPR、アデル・ターラブトに代わり、トミー・スミスを投入。
同、サンバ・ディアキテに代わり、ショーン・ライト・フィリップスを投入。

ライト・フィリップスは元シティの選手。さぁさぁ。

ラファエルがスリップして相手を倒してしまいイエローカード。

73分、ユナイテッド、ポール・スコールズに代わり、トム・クレヴァリーを投入。
同、ラファエルに代わり、フィル・ジョーンズを投入。

スミスのシュートはディフレクトしてコーナーへ。
ボスロイドが折り返すがDFがクリア。

キャリック！
なぜ入らない？！ポストの内側を叩いたが跳ね返される。

エヴラがゴールに向かうクロス。
アントン・ファーディナンドが頭で触ってGKケニーがキャッチ。

80分、QPR、ジェイ・ボスロイドに代わり、DJキャンベルを投入。

ウェルベックのミドルシュートはわずかに左にそれる。

一進一退の攻防。
若干試合は落ち着いた。

ギグスの折り返し、GKケニーが触ってタイウォがクリア。

アディショナルタイム３分。

スミスが左サイドを突破してクロス。GKデヘアがようやくここでお目見え。

ボールを回すユナイテッド。

試合終了。


これで暫定ながらライバル・シティと８ポイント差となった。



マンチェスター・ユナイテッド　2 - 0　クイーンズ・パーク・レンジャーズ



1-0　15分　ウェイン・ルーニー（PK）
2-0　68分　ポール・スコールズ



ポゼッション: 65% : 35%
シュート数: 24本 : 9本
枠内シュート: 14本 : 7本

Man of the Match: Paul Schoels (ManUtd Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、言わずもがなだが、
攻守に健闘し、自らもゴールを奪ったポール・スコールズ。


ユナイテッドは８連勝。勝ち点７９ポイントで首位。
QPRは、２８ポイントと変わらず１７位。





スカイ採点

デヘア 6
リオ 6　エヴラ 6　エバンス 6　ラファエル 6
スコールズ 8　ヤング 7　キャリック　バレンシア 7
ルーニー 8　ウェルベック 7
クレヴァリー 5　ジョーンズ 4　ギグス 5

ケニー 8
ヒル 7　タイウォ 7　アントン 7　オヌオハ 5
ディアキテ 6　デリー 4　ブザーキー 6
ボスロイド 4　マッキー 5　ターラブト 6
スミス 5　ライト・フィリップス 4　キャンベル 4

ユナイテッド、アレックス・ファーガソン監督
アシュリーの位置はオフサイドだと思ったよ。ただ相手選手が引っ張ったのならレッドカードを出すしかない。正直なところそれでウチは楽になったが、楽しめたかと言えばそうではないね。それがなくともウチはいいプレーをしていたからだ。ポール・スコールズは素晴らしいよ。彼が復帰してから３ゴール。試合をコントロールし、店舗を作る。偉大な選手だよ。

QPR、マーク・ヒューズ監督
みんな何が起きたか分かっているだろう。明らかなオフサイドだった。ショーン・デリーのわずかな接触だったが、すぐに主審が笛を吹いたね。副審が旗を挙げる隙もなかったよ。一度吹いてしまえば判定を覆すのは無理だ。しかし１０人になっても我々は素晴らしかった。ユナイテッドのホームで諦めたチームは沢山あるが、我々は諦めなかった。選手たちを称えたいね。もちろんレッドカードの取り消しに動くつもりだ。

アシュリー・ヤングは、２０１０－１１シーズンから最多の７回のペナルティを貰っている。
２番目はルイス・スアレスで５回。

ゴール・ハイライト


ロング・ハイライト


マッチ・オブ・ザ・デイ（BBC）

今後の日程

ユナイテッド		QPR
ウィガン（A）	4/11	スウォンジー（H）
アストンヴィラ（H）	4/15, 14	WBA（A）
エバートン（H）	4/22, 21	トッテナム（H）
マンC（A）	4/30, 29	チェルシー（A）
スウォンジー（H）	5/6	ストーク（H）
サンダーランド（A）	5/13	マンC（A）

Manchester United go eight-points clear at the top of the Premier League after a 1-0 win over Queen’s Park Rangers.

— BBC Sportさん (@BBCSport) 4月 8, 2012

いやいや違うでしょ！笑
わざとなのか、素なのか。






感想
主審のジャッジはもうどうしようもない。線審が見てなきゃいけないのにあれじゃあね。
ただそれを抜きにしてもユナイテッドはさすが。
スコールズなしでは結構攻められてたのは印象的。
これで８ポイント差。この後のアーセナルvsシティ次第・・・

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