[AD]
【プレミア13-14】第5節の結果 マンチェスター・シティ vs. マンチェスター・ユナイテッド(追記) [League 13-14]
第5節 イングランド・プレミアリーグ
vs
マンチェスター・シティ vs. マンチェスター・ユナイテッド
Stadium: Etihad Stadium
Referee: Howard Webb
Attendance: 47,156
Manchester City (4-4-1-1)
01 Hart, 04 Kompany, 05 Zabaleta, 13 Kolarov, 33 Nastasic, 08 Nasri, 15 Navas (Milner - 71' ), 25 Fernandinho, 42 Toure, 09 Negredo (Dzeko - 75' ), 16 Aguero (Garcia - 86' )
Substitutes
30 Pantilimon, 02 Richards, 06 Lescott, 07 Milner, 14 Garcia, 10 Dzeko, 35 Jovetic
Manchester United (4-2-3-1)
01 De Gea, 03 Evra, 05 Ferdinand, 12 Smalling, 15 Vidic, 10 Rooney, 16 Carrick, 18 Young (Cleverley - 52' ), 25 Valencia, 31 Fellaini, 19 Welbeck
Substitutes
40 Amos, 06 Evans, 28 Buttner, 17 Nani, 23 Cleverley, 26 Kagawa, 14 Hernandez
マンチェスター・シティ 4 - 1 マンチェスター・ユナイテッド
16分 [1-0] セルヒオ・アグエロ
45分 [2-0] ヤヤ・トゥーレ
47分 [3-0] セルヒオ・アグエロ
50分 [4-0] サミル・ナスリ
87分 [4-1] ウェイン・ルーニー
Man of the Match: Yaya Toure (Man City)
マン・オブ・ザ・マッチは、シティの推進力となったヤヤ・トゥーレ。
PHOTO @MCFC's Yaya Toure has scored in all three #BPL matches at home this season #MCIMUN pic.twitter.com/U0d33Klm3I
— Premier League (@premierleague) September 22, 2013
マンチェスター・シティがプレミアでのマン・ユナイテッド戦で4ゴール以上したのは3度目のこと。これはプレミアのどのクラブよりも多い。
ウェイン・ルーニーはマンチェスター・ダービーで誰よりも多い11ゴールを決めている。
プレミアリーグ5節の順位表
マンシティは3勝1分1敗。勝ち点10ポイント、得失点差+4で3位浮上。
マンユナイテッドは2勝1分2敗。勝ち点7ポイント、得失点差+1で7位に後退。
スカイ採点
ハート 7
サバレタ 8 ナスタシッチ 7 コンパニ 9 コラロフ 7
ナバス 8 ヤヤ 9 フェルナンジーニョ 8
ナスリ 8 アグエロ 9 ネグレド 8
サブ:ミルナー 6 ガルシア 6 ジェコ 6
デヘア 5
スモーリング 6 リオ 5 ヴィディッチ 6 エヴラ 7
バレンシア 5 キャリック 6 フェライニ 6 ヤング 4
ルーニー 7 ウェルベック 6
サブ:クレヴァリー 6
次節以降
マンシティは、リーグ杯ホームでウィガン戦、週末アウェイでアストンヴィラ戦。
マンユナイテッドは、リーグ杯ホームでリバプール戦、週末ホームでWBA戦。
MAN CITY MAN UTD CC H ウィガン 9/24, 25 H リバプール 7節 H アストンヴィラ 9/28 H ウェストブロム CL H バイエルン 10/2 A シャフタール 8節 H エバートン 10/5 A サンダーランド 9節 A ウェストハム 10/19 H セインツ CL A CSKA 10/23 H ソシエダ
ハイライト
データ(参考:OPTA)
MAN CITY 4:1 MAN UTD
シュート数: 18 : 14
枠内シュート: 5 : 3
被ブロック数: 7 : 2
ポゼッション: 42% : 58%
パス数: 334 (81%) : 478 (86%)
ショートパス: 256/303 : 392/440
ロングパス: 13/31 : 20/38
クロス: 6/22 : 5/25
ファイナルサード: 116 (73%) : 189 (73%)
空中戦: 45% : 55%
オフサイド: 1 : 4
ファール: 8 : 12
コーナー: 8 : 4
スローイン: 14 : 21
ドリブル成功数: 3 : 9
タックル数: 22 : 14
圧倒的な差でした。
モイーズがノープランだったとは思いませんが、ファンペルシーの急な離脱は大きかったでしょう。
彼に代われる選手はいないので、仕方ありません。
おかげでシティはルーニーさえ抑えれば良いというシンプルかつ明確なプランが出来上がった。
コンパニがその役を担ってましたね。
でもユナイテッドは現状これがファンペルシーいない時の戦い方。
本来ならヤングかウェルベックはベンチスタートだったと思う。
問題はいない時どうするか。もしファンペルシーが長い離脱になるなら大変です。
ここからがモイーズの正念場。
以下は試合を見てたらわかることだけど一応。
前半15分。アグレッシブなシティに対し攻め手を欠くユナイテッド。
前半のファイナルサード。
後半のファイナルサード。
シティは早々に2点を追加して4-0。あとは無理をせずハビ・ガルシアなど守備的に。
ヤングのパス率は先発メンバー最低の60%。(GKは除く)
ヤングより香川を出すべきだった。結果論だけど。
ちなみに慰めじゃないけど、ファーガソン時代も開幕5試合で2敗の時はあって、リーグをとった13度のうち6度がその時だったりします。まだ大丈夫。
(追記)
ユナイテッドの攻撃が単調で、中盤の要キャリックとフェライニから縦パスが全然入らなかった。
それはやはりコンパニの存在。
これはフェライニとルーニーのパス。横パスばかり。
コンパニはルーニーを徹底マークして前を向かせることはなかった。
ウェルベックも逃げるように下がってパスを受けてた。
動画:コンパニのルーニーに対する執拗なマーク(一つの例)
素晴らしすぎる。強いし、離さないし。
話は戻して、
これは攻撃のみに絞ったウェルベックとルーニーのデータ。
ウェルベックは下り目の位置でパスを出し、ルーニーはショートより長いパスでサイドに供給してた。
ルーニーはさすがで、前を向ける場面を作って強引にシュートを打ってた。
ルーニーはシュート5本、枠内2本でチーム最多。うちFKで1本ゴール。
中央が無理ならサイドからの攻撃。
エヴラやバレンシア、スモーリング、他数名が合計25本のクロスを挙げる。
しかしエヴラは8本中1本、スモーリングは4本中2本、バレンシアは3本中1本の成功。全体でわずか5本。
少なすぎるけど中央突破はほぼ無理なので、攻撃手段はサイドとなる。
香川を出せばもっとパスを織り交ぜた攻撃ができたと思うけど。
ちなみにコンパニはエリア内で12本を弾き返してました。(チーム断トツ)
さらにドリブル突破を見てみる。
緑色のマークが成功を示したもの。
エヴラ、バレンシア、ルーニー、フェライニが最低2回は仕掛けていました。
中でも多いのはエヴラは6回中4回突破。次にバレンシアとルーニーは6回中2回突破。
ただこれらも突破した後に全部阻止された。
しかしドリブル突破に限ると肝心のヤングは何もしていなかった。
そう、彼は上にもあるようにミスばかりしてた。
ファンペルシーがいればなんとかなったかもしれない。
すでにすごい選手なのは証明済み。ファンペルシーは(イライラしなければ)コンパニさえ背負ってボールをキープ出来たかもしれないし、強引なシュートも増えていたかもしれないし、何かしてくれる期待は今までの試合を見ても明確だった。何より攻撃に厚みが増していたはずだから。
しかし急な離脱でプランは総崩れ。
彼がいないんだから別の方法を考えないといけない。
前半はわかる。これが最低限の策なんだなと思ってた。
でも後半はどうだろうか。
ヤングは低調に終始し、ウェルベックもコンディションは明らかによくなかった。
それなのに代えたのはヤングだけで、クレヴァリーを入れて、フェライニを一列前に上げるだけだった。
せっかくCLでアピールした香川も、長期契約を結んだナニにも出番はなかった。
放り込みも強引な中央突破も無理ならパスでゆっくり隙を突けばいい。
ワンツーもあるし、誰かが囮になって動き回ればいい。
でもモイーズは選択しなかった。選択肢がなかったかのように。
結局一列あげたお陰で、カウンターを浴びて2失点。
フェライニに誰もフォローしてくれないし、彼なりに必死に戻ったけどヘススナバスの走力には当然負ける。
香川がいたら攻撃のバリエーションが増えたはずなのに。
代表ウィーク中に練り直したかと思ったら全くだった。
香川を使ってもダメならその時に下を向いてほしい。
でも結局ファンペルシーはすぐに戻って元にユナイテッドに戻るんだろうな。
せっかく新しいオプションを試せるいい機会だったのに。
海外ファンの反応
・後半よくなったのはモイーズが”ヘアドライヤー”のように選手を鼓舞したからか?そもそも選手の使い方はどうだっただろうか?香川やチチャリートを出すべきじゃなかったのか?
・誰かがモイーズに”ヘアドライヤー”をしなきゃならん。強すぎて爆風になりかねんがね。
・ヤングとウェルベックを使ってシティに勝とうとしてたとは笑わせてくれる。特にヤングはユナイテッドの選手としての標準に達してなかっただろ。
・ヤングはダイブも出来ないようじゃ無能。
・シーズン初めから彼のチーム選考は好きじゃなかった。でもこれからも同じようにやっていくんだろう。トップ3に入れれば運が良い。
・モイーズはショックを受けてまるでゾンビのようだった。ファーガソンのまね事じゃダメって事をわかってほしい。1からレッスンを受け直す必要がある。
・モイーズは選手からリスペクトされてないだろ。
・ディ・カーニオを招聘したほうがマシ。今彼はフリーだぞ。
・エバートンがユナイテッドより上の順位で終えることを期待。
・フェライニに2800万ポンドも使ったのに、アーセナルはフラミニをフリーで手に入れた。この差はなんなんだ?
・エバートンの時何も成し遂げていないのに、なぜファーガソンは彼に丸投げしたんだろう。
・デヘア怒りのパンチ。ヴィダも笑ってる。
・シティは見違えるようになったな。試合の重要性はシティのほうがわかってたようだ。
・ペジェグリーニは素晴らしいね。ホームでいいリアクションを起こしたよ。
・何よりコンパニの存在が大きい。いるといないじゃ大違いだね。ほんと頼もしい存在だよ。
・スペインを苦手としているユナイテッドだから倒せると思ってた。この勢いを維持してくれ。
・ファンペルシーはこの結果を見て嬉しそうだ。
コメント 0