[AD]
大会7日目、競泳で銀!女子バドは決勝へ/ロンドン五輪 [Olympic 2012]
ロンドン・オリンピック7日目、日本人は2つの銀メダルを獲得した。
これで日本は合計19個目のメダルとなった。(金2 銀6 銅11)
競泳はこれで9個目のメダル。
*メダル順位表(TheSun/英語)
穴井、緒方とも柔道2回戦敗退/柔道
ロンドン五輪第7日は2日、柔道が行われ、男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)、女子78キロ級の緒方亜香里(筑波大)とも2回戦で敗退した。
穴井は一本負け
一瞬の間だったかもしれない。開始2分過ぎ。クルパレクのともえ投げに不用意についていった。うつぶせの防御の姿勢を取っていたが、簡単にひっくり返されて横四方固め。何もすることなく「一本」を宣告された。
篠原監督は「あんなにあっさり抑えられるとは、体の硬さがあったのかもしれない。ここまで金メダルがなく、穴井にプレッシャーを作った私にも責任がある」と穴井をかばう。これで日本男子は6階級連続で優勝なし。あとは100キロ超級しか残されておらず、きわめて厳しい戦いだ。
男子残り1日で金なし「予想外」/柔道
柔道男子が残り1日で金メダルなしという事態に、全日本柔道連盟の斉藤仁強化副委員長は2日「紙一重のところだが、ここまでとは予想外だ」と驚きの表情で話した。
斉藤強化副委員長はテレビ解説のため、状況を目の当たりにしている。銀メダルだった60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)と73キロ級の中矢力(ALSOK)について「これが勝負だが、一瞬のチャンスを逃してしまった」と残念がった。
1988年ソウル五輪では斉藤強化副委員長が最後の95キロ超級を制して、日本の金メダルゼロを救った。同じ立場で3日に登場する100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)に「人のことを気にせず、思い通りに自分の力を出し切ってほしい」とアドバイスした。
寺本11位、田中理恵16位/女子個人総合
ロンドン五輪の体操は2日、女子個人総合決勝が行われ、予選8位の16歳、寺本明日香(レジックスポーツ)は57.332で11位、予選27位の田中理恵(日体大研究員)は55.632で16位だった。ガブリエル・ダグラス(米国)が62.232で金メダルを獲得した。日本からは2人が出場。予選の得点は持ち越さない。
寺本明日香のコメント
「全部ノーミスでできたことがうれしかった。(跳馬は)五輪で最高の演技ができたという満足感で笑顔が出ました。個人総合も周りが豪華なメンバーで、いい経験になった。4年後のリオも、アメリカやロシアを見習って、これから強化していきたい。最高の思い出になりました。」
田中理恵のコメント
「笑顔で自分らしい演技をしたいと思っていた。いま自分のできる精いっぱいのことをした。ミスは出てしまったけれど、最後まで笑顔で諦めないで演技することができて良かった。(3きょうだいでの出場)悔しい気持ちだったり、うれしい気持ちだったり、いろんな気持ちがあったが、(兄弟の種目別の)平行棒が残っているので、応援したい。」
決勝に中国の姿はなし/体操男子
体操男子個人総合決勝に団体総合で2連覇を果たした中国の姿はなかった。2006年に10点満点から新ルールに変わり、技が高度化した中で全6種目の強化が必要なオールラウンダーの育成を諦め、各種目のスペシャリストを集めて団体で勝負する戦略を打ち出しているからだ。
地元で開催した前回の北京五輪は楊威が個人総合で金メダルを獲得したが、引退してからは内村にタイトルを明け渡した。今回も予選では補欠から繰り上がった郭偉陽がただ一人、全6種目を演技したが、決勝進出の上位24人に入れなかった。
錦織圭、健闘するもメダルの夢絶たれる/男子シングルス
ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会6日目の2日、男子シングルス準々決勝が行われ、第15シードのに錦織圭(日本)が第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗退、悲願のメダル獲得の夢が絶たれた。
「試合後半にプレーが良くなってきただけに悔しい。2セット目を取っていたら、流れが変わったかもしれない。相手がまだ一段上だった。」
関連記事:錦織、準々決勝でデルポトロに敗れる、92年ぶり4強ならず…
初4強ならず…佐々木、善戦も北京王者の林丹に敗れる/バドミントン
男子シングルス準々決勝で、同種目では初の8強入りを果たした佐々木翔(トナミ運輸)が世界ランク2位で北京五輪金メダリストの林丹(中国)に12―21、21―16、16―21で惜敗。4強入りは逃した。
藤井・垣岩組が決勝進出!日本バドミントン史上初のメダル確定
バドミントン女子ダブルス準決勝で、日本の藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)が、2-1(21-12、19-21、21-13)でアレックス・ブルース、ミシェル・リ組(カナダ)を下して決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。五輪でのメダルは、男女を通じて日本バドミントン界初の快挙。
バドミントンは好ゲームだった。テニスも面白いけどこっちも面白いな。
やったことないからいまいち掴み切れないけど、目まぐるしいね。
鈴木聡美、200Mで銀メダル獲得!/競泳
ロンドン五輪第7日(2日)競泳女子200メートル平泳ぎ決勝。100メートルで銅メダルを獲得した鈴木聡美は、2分20秒72の日本タイ記録で、銀メダルを獲得した。
鈴木は100メートルを1分8秒64の3位で折り返すと、150メートルは2位。そのまま失速することなく2位でゴール。100メートルの銅に続き、2つめのメダルを獲得した。
鈴木は「自己記録を大幅に更新することができて、100メートルよりいい色のを取ることができて本当によかった。本当に一生懸命頑張りましたし、自己記録を出すこともできたので、本当に悔いのない楽しいレースができたと思います」と喜びを爆発させた。
小池栄子に似てる。喋りも。
入江陵介、惜しい銀メダル!「ずっと金を夢見てた」
ロンドン五輪第7日(2日)競泳男子200メートル背泳ぎ決勝。100メートルで銅メダルを獲得した入江陵介は1分53秒78で銀メダルを獲得した。渡辺一樹は6位だった。
100メートルで銅を獲得した入江は、100の折り返しで、1位のクラリーと0秒22差。最後までデットヒートを繰り広げ、わずか0秒37差で2位だった。
「ずっと金メダルを夢見てやってきたので、銀メダルという結果では後悔はあるんですけど、いろんな人に支えられ、声をからしてまで応援してくれる仲間がいる中で泳げたことは、最高に幸せです。自分自身今できる100パーセントのレースをしたと思います」と複雑な表情を浮かべた。
萩野は5位、高桑6位/男子200個人メドレー
競泳男子200メートル個人メドレー決勝。400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した萩野公介は1分57秒35で5位。高桑健は1分58秒53で6位だった。
マイケル・フェルプス(米国)が1分54秒27で金メダル。3連覇の偉業を成し遂げた。ライアン・ロクテ(米国)が1分54秒90で銀メダルだった。
大活躍した17歳の萩野のコメント
「すごい楽しかったです。フェルプス選手とロクテ選手の戦いという、その場にいれて本当に幸せです。ボクも将来ああいう選手になれるように頑張ります。400メートル個人メドレーもいい記録で、200メートル個人メドレーは日本記録を狙ってたんで。あと0.1秒で悔しいんですけど、自己ベスト更新することができて、非常にうれしく思います。もっともっと上があるんで、これからも一生懸命練習頑張って、いつかもっともっといい順位を狙えるように頑張ります。本当にすごい夏休みでした」と充実の表情で振り返った。
<8月3日(金) 見どころ>
陸上競技が開幕 ハンマー投げの室伏、短距離の福島が登場
大会も半ばに差し掛かり、いよいよ陸上競技が開始される。初日の見どころは、男子ハンマー投げと女子100mの予選だ。男子ハンマー投げは4大会連続出場となる37歳の室伏広治(ミズノ)が、2004年のアテネ大会以来の金メダルを狙う。女子100mはアジア女王の福島千里(北海道ハイテクAC)の走りに注目したい。1932年ロサンゼルス大会の渡辺すみ子以来となる準決勝進出が第1目標だ。女子1万m決勝には福士加代子(ワコール)と吉川美香(パナソニック)が出場する。
他競技では、男子の水谷隼(スヴェンソン)、女子の福原愛(ANA)、石川佳純(全農)らが出場する卓球の男女団体戦が開始。伊藤正樹(金沢学院大ク)と上山容弘(大体大院)が臨むトランポリン男子でもメダル獲得が期待される。
ついに陸上!
コメント 0