開催国のイギリス、38歳ギグスらの得点で52年ぶりの白星！スペインは敗退決定／サッカー男子五輪

　ロンドン五輪の男子サッカーは現地時間29日（以下現地時間）にグループリーグ第２戦が行なわれ、開催国のイギリスは38歳の主将MFギグスの得点などでUAEを３対１で下し、今大会初勝利を挙げた。

　セネガルとの初戦を１対１で引き分けたイギリスは16分、左からのクロスにギグスが頭で合わせて先制に成功。60分に同点ゴールを許したものの、73分にシンクレアが決めて再びリードを奪うと、その３分後にスターリッジがダメ押しの３点目を挙げ、8万5000人の観衆の前で、イギリス代表として52年ぶりの白星を手にした。

　イギリス代表のピアース監督は試合後、「我々はハードワークを続けていたが、UAEは手強い相手だった」と、苦しみながらの勝利を喜んだ。

　また、この日五輪サッカー競技での最年長出場記録と最年長ゴール記録を更新したギグスについては「ライアンはリスペクトを集める存在だね。この言葉は今の時代安易に使われているが、彼のピッチ内外での振る舞いは本当に素晴らしいものがある。彼がゴールを決めてくれて嬉しいよ」と、称賛を贈っている。

　この日の結果、イギリスは１勝１分けの勝ち点４とし、グループ首位に浮上。８月１日に行なわれるウルグアイとのグループリーグ最終節で引き分け以上の結果を残せば、準々決勝進出が決まる。

スペインは早期敗退が決定

　初戦で日本に０対１と敗れ、あとがない状態でホンジュラス戦を迎えたスペイン。だが、早い時間に先制を許すと、シュートが３度もゴールマウスに嫌われるなど、運にも恵まれず。終盤にはPKをアピールしたが、主審のホイッスルは鳴らず、連敗でまさかのグループリーグ敗退に終わった。

期待のプレッシャー？

　現地時間29日に行なわれたロンドン五輪のグループリーグ第２戦で、ホンジュラスに０対１と敗れて早くも敗退が決まったスペイン。ルイス・ミリャ監督は試合後、フル代表の活躍によって高まった期待がチームにとっての重圧となったかもしれないとの見解を示した。

　その上で、同監督は「指揮官として、我々はなぜ敗退したかを分析しなければならない。これで五輪からは敗退となったが、我々はとても良い準備をしていたんだ」と悔しさをにじませた。そして、「ご想像のように、全員が悲しみに暮れ、落胆している。我々はいい仕事をし、いいプレーをした。自分たちのプレースタイルや哲学をまだ信じている」と、スペインの戦い方に問題があるわけではないと強調した。

決勝点を挙げたジェリー・ベントソン選手のコメント
　一方、2008年の北京五輪ではグループリーグ３連敗だったホンジュラスにとっては、まさしく金星と言える快挙。決勝点を挙げたジェリー・ベントソンは、「後半は緊張感があった。彼らはたくさんのチャンスをつくったけど、僕らはピンチのときもうまく冷静を保てた」とコメント。「苦しかったけど、僕らはうまいゲーム運びで彼らを倒せたよ」と喜びをあらわにしている。

ちょっと不安なイギリス代表でしたが何とか勝利。
ベテランのギグス（38歳）の得点が代表チームで見れるとは思わなかった。
そしてそれをアシストしたクレイグ・ベラミーも素晴らしい。ここまで1ゴール1アシストの活躍。
何よりイギリス人にとって52年ぶりの勝利というのも嬉しいに違いない。

次のウルグアイ戦は引き分け以上で突破。（ウルグアイはセネガルに2-0で敗れた）
負けなければベスト8、勝ち進んでくれれば日本と対戦できる！
もしくは決勝でも顔合わせになる可能性・・・是非見たいのでどっちも頑張ってほしい。

ただ是非見たいとか書くとフラグにしかならない。

一方スペインは運もあったが、決定機を決めきれないのはダメだ。
ちょっと前の日本みたい。
フラストレーションからラフプレーもあったのは未熟としか言いようがない。
ただそれさえも覆したホンジュラスが素晴らしい。
あのダイナミックさに、ラフプレーにも屈さない精神力。
次は日本と対戦するけど苦戦しそうだ。


グループA順位表：



グループD順位表：

タグ：日本代表 オリンピック スペイン代表 ホンジュラス代表 ロンドン・オリンピック

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