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ゴールラインテクノロジーがFIFAに承認される。(追記済み) [Football]
2012年7月5日(木曜日)
チューリッヒで行われたIFAB特別会議でゴールライン・テクノロジーの導入が決まりました。
127年の歴史の中で歴史的瞬間となるのは間違いないでしょう。
最初に導入されるのは日本で開催されるクラブワールドカップ2012。
続いて2013年にあるコンフェデレーションズカップ。これも日本が参加します。
そして2014年のワールドカップ。
FIFA主催による大会のみですが、
グッド・ニュース!
もう
こんなのや
ゴメスのコレとか
FAカップのアレとか
テリーのコレも
レフェリーから肩の荷が下りることが決まりました!
最初が日本でってのもいいですね。
技術が進歩しているからかな?関係なさそうだけど。
2つのシステム
1)ホークアイ/Hawk-Eye
すでにテニスやクリケットで使用されている日本のソニー製で昨年買収したイギリスのカメラシステム。
屋根の上に設置された6-7台のハイスピードカメラで空中のボールを追跡し、ボールがピッチ上にある場所を正確にコンピュータシステムが算出、ラインを横切ったらマッチオフィシャルが着用している時計にメッセージを送信する。
しかし唯一の問題は、カメラがゴールキーパーの体で覆われたボールを(非常に稀だが)判断するかどうかということ。
FIFAはラインを越えたか判断できない場合はテレビやスタジアムの画面には表示させないと主張している。
2)ゴールレフ/GoalRef
デンマークとドイツが共同制作したシステムで、ゴールラインを越えたかどうかを検出するために磁場を使用している。
3つの磁気がボールの中に配置されており、ボールがラインを横切った時にゴールポストとクロスバーのセンサーによって検出される。
センサーは、ボールが横ぎった時に中断され、コンピュータは1秒未満にマッチオフィシャルが着用している時計にメッセージを送信する。
設置コストは、Hawk-Eyeよりも低いが、これも重要でなければならない。
内部に磁気をいれるためGoalRefはメーカーに接触してきましたとのこと。
この二つのシステムが一連のテストを通過し、IFABによって承認されました。
なお実戦で使用される前に各スタジアムで最終設置試験を受ける必要があります。
また、ゴール裏の追加審判の配置も本格採用されたとのこと。
ペナルティへのジャッジなどですね。これはEURO2012などでも採用されていました。
来年のプレミアリーグなどにも導入される可能性が高いですね。
(公式サイトでは、ようやく決定して嬉しい、早く導入したい的な事を言ってました。)
そしてこれによりUEFAのプラティニさんもプレッシャーがかかるのではないかと予想されます。
そうなればUEFAが主催する大会でも使用可能。
Goal line tech given green light in Zurich. At last, better late than never. Great news...
— Joseph Bartonさん (@Joey7Barton) 7月 5, 2012
具体的にはこんな感じ。
まずはテニスでよくみるアレ。CGで見るとこんな感じになるとか。
これがGoalRef。中に入ってるやつがそう。(磁気センサーですね)
そして全システム。
カメラが数台あってゴールポストにもセンサーがあり、これらを読み取ってコンピュータに送って処理。
なかなか手の込んだこと。
(追記:)
さらに詳細がわかりました。すで追記済み。
まず主審には腕時計がつけられて、ラインを割ったら「GOAL」と判別される模様。
1.GoalRefの中心部にあるセンサーとポストにあるセンサーがラインを割ったかどうかを判別する。
2.Hawk-Eyeのカメラが「映像」でラインを割ったかどうかを判別する。
これらがコンピューターを介し、腕時計に「GOAL」と送られる仕組み。
こう文字にすると大変そうですが、最初から腕時計までは1秒もかからない模様。
という事で正確に判断するため両方を使っていく感じですね。
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