トーレス爆発！第36節 チェルシー vs. クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR) [EPL.2012.04.29]

チェルシー vs. クイーンズ・パーク・レンジャーズ


Stadium: Stamford Bridge (London, 103 x 67 m)
Referee: Howard Webb
Attendance: 41,675


Chelsea (4-3-3)
01 Cech, 03 Cole, 17 Bosingwa (Hutchinson - 81' ), 19 Ferreira, 26 Terry, 05 Essien, 08 Lampard, 09 Torres, 10 Mata (Malouda - 67' ), 21 Kalou (Ramires - 73' ), 23 Sturridge

Substitutes
22 Turnbull, 27 Hutchinson, 06 Romeu, 07 Ramires, 15 Malouda, 16 Meireles, 11 Drogba

Queens Park Rangers (4-5-1)
01 Kenny, 03 Hill, 34 Taiwo, 35 Ferdinand, 42 Onuoha, 04 Derry, 14 Buzsaky (Traore - 66' ), 17 Barton, 12 Mackie, 23 Cisse, 52 Zamora (Wright-Phillips - 78' )

Substitutes
24 Cerny, 06 Gabbidon, 13 Traore, 18 Young, 32 Wright-Phillips, 09 Campbell, 21 Smith





チェルシーは、CL準決勝のバルセロナ戦から5名を変更。
トーレス、スタリッジ、カルー、フェレイラ、エッシェンが先発に名を連ねる。
QPRは、前節のリーグ戦から2名を変更。ターラブトが出場停止。
ブザーキーとジブリル・シセが復帰。


事前の通り、この試合は握手は行われませんでした。

テリーがコイントスでバートンに勝利。ピッチを交換。





前半開始。

チェルシーボールでキックオフ。

左サイドでアシュリー・コール、マタに戻してスタリッジにパス。
センセーショナル！！ABSOLUTELY Sturridging GOAL！

開始46秒。スタリッジのミドルシュートが突き刺さり、ホームのチェルシーが先制。1-0。



見事。ランパードがオフサイドポジションだったが避けてるからホイッスルならず？

3分　ブザーキーのFKはバーを越える。

再びスルーパスからスタリッジ！これは渡る前にアントンがボールをかき出す。

ボシングワ！シュートはヒルのハンドか？しかし主審は取らず。

相変わらずのロンドンの雨は気まぐれだ。

シセが裏へ抜けてクロス。
これはこぼれ球となるがバートンはランパードにつかれてシュートは打てず。
再びシセのクロス。GKチェフが飛び出しパンチングのクリア。

7分　FKからグラウンダーをトーレスがポストプレーしてカルーへ。
カルーはスルーパスでトーレスへ。裏へ抜けるがゴールラインを割る。

チェルシーのカウンター。スタリッジからカルー。
再びスタリッジのシュートはDFヒルがブロック。

ゴールライン際からトーレスの折り返し、相手の顔に当たってコーナーへ。
コーナーから、テリーのシュートはGKケニーがキャッチ。

ランパードのチップシュート。GKケニーのファインセーブ。

テリー！
コーナーキックからヘディングシュートを決める。2-0。



せっかくのケニーのファインセーブも台無し。アシストはマタ。

トーレス！
カルーのパスから裏へ走り、GKを交わしてゴール。3-0。



トーレスが下がって受けてマタへ、そのままラン。マタからカルー、再びトーレス。
動き出しが見事だった。アシストはカルー。

QPR in trouble

— phil neville18さん (@fizzer18) 4月 29, 2012

ザモラがテリーと接触して背中からダウン。無事の様子。

バートンのシュートはテリーにディフレクトしてコーナーへ。

トーレス・アゲイン！
オヌオハが頭でクリアと思いきや、GKケニーも飛び出し、このこぼれ球を決める。4-0。



オヌオハが頭でクリアする前にケニーは声をかけたのだろうか。

チェルシーは、前半25分間で4得点決めた今季7番目のチーム。

シセに対してエッシェンのタックル。ウェブは口頭注意。

アントン・ファーディナンドがボールを持つとブーイング。

オヌオハの左足シュートはバーを越える。
どうにか取り返したいらしい。

QPRも攻めてはいるが、最後の堅い守備を前にボールは弾かれる。

マタが右足を踏まれるがプレイオン。
しかしまだ倒れたまま、バートンは渋い表情でボールを出す。
マタは治療を受けながらピッチの外へ。心配そうに見つめるディ・マッテオ監督。

トーレス！決まらない。
マタのキープからエリア内でランパード。右のフリーのトーレスへ。
ダイレクトでシュートを打つが枠を捉えず。

アディショナルタイム2分。

前半終了。

トーレスは、5本のシュートで3ゴール目を決めた。以前は、93本のシュートで7ゴール（7.5%）だった。

トーレスは、チェルシーに加入以来、43試合で初めて1試合で2ゴールを記録。

後半開始。

クイーンズ・パーク・レンジャーズボールでキックオフ。

開始早々にQPR、ロングボールからザモラ。しかしオフサイド。

再びロングボール。しかしコールが見切ってタッチラインを割らせる。

トーレスとマタはしょっちゅうポジションチェンジ。
マタが前線にいたり、トーレスが左に流れていたり。

アシュリー・コールからのスルーパスにマタ！
オンサイドだったがシュートが弱い。GKケニーの正面。

エッシェンがタイウォへ体当たりでファールを取られる。迫力がある二人。

シセがゲームメイクしてる時点で苦しんでるQPR。

マッキーのミドルシュート！素晴らしかったがGKチェフの安定感あるセーブ。

チェルシーのカウンター。マタがセカンドボールを拾ってドリブル突破。
右サイドのスタリッジにだし、トーレスに渡してシュートをするがスリップ。

59分　トーレス！見事なシュート。しかしGKケニーのセーブ。

60分　バートンにイエローカード。
何度目かのファールだったから合わせ技。

ザモラから素晴らしいパスを右に送る。
マッキーは折り返すがシセに合わず。もったいない。

トーレス！彼だ！
マタのスルーパス。オンサイドで抜け出してGKケニーを破ってハット達成！5-0。



彼らしい動き。アシストは再びマタ。
まぁ厳しいこと言わせてもらうと相手はQPRという事。

65分　QPR、ブザーキーに代わり、アルマン・トラオレを投入。

スタリッジ！ディフレクションしてわずかに枠を左にそれる。

67分　チェルシー、フアン・マタに代わり、フローラン・マルーダを投入。

チェルシーサポが　”One Di Matteo” のチャントを唄う。

ザモラからシセのヘッダーはバーを越える。

74分　チェルシー、サロモン・カルーに代わり、ラミレスを投入。

トーレスが運んで・・・倒されるがノーファール。

ラミレスのシュートはGKケニーが弾く。

77分　QPR、ボビー・ザモラに代わり、ショーン・ライト・フィリップスを投入。
古巣対決。サポーターは拍手で迎える。

マルーダ！
ボールを奪ってトーレス、ラミレスのパスにこぼれ球を決める。6-0。



ゴール前でトラップする余裕があった。どうなっているのか。

81分　チェルシー、ボシングワに代わり、ハッチンソンを投入。
まったく知らない・・・

シセ！意地の一点！
オヌオハからシセの一撃。6-1。

これで5点差。QPRは得失点差を減らすだけでも十分大きい。
下はわずか5点差。6点差になってしまったら降格圏に落ちる。
シセはシーズン4ゴール目。アシストはオヌオハ。

ランパードがコーナースポットに近づくと写真を取られて笑顔になる。

トーレスのおぜん立てからマルーダ。これはミートしない。もったいない。

アディショナルタイム3分。

トーレス！オヌオハのブロック！ゴールならず。
トーレスから右サイドのランパード、折り返しをトーレス。トーレスの動き方を見習うべだ。

試合終了。



チェルシー　6 - 0　クイーンズ・パーク・レンジャーズ



01分　1-0　ダニエル・スタリッジ
13分　2-0　ジョン・テリー
19分　3-0　フェルナンド・トーレス
25分　4-0　フェルナンド・トーレス
64分　5-0　フェルナンド・トーレス
80分　6-0　フローラン・マルーダ
84分　6-1　ジブリル・シセ



ポゼッション: 62% : 38%
シュート数: 25本 : 11本
枠内シュート: 18本 : 7本

Man of the Match: Fernando Torres (Chelsea Striker)


マン・オブ・ザ・マッチは、ハットトリックを達成したフェルナンド・トーレス。


チェルシーは、勝ち点61ポイントに伸ばして暫定4位に浮上。
QPRは、勝ち点34ポイントのまま、17位変わらず。得失点差も計算にいれないと危うい。

チェルシー、FWフェルナンド・トーレス
バルセロナにも勝ってチャンピオンズリーグのファイナルに出れているし、今日が3ゴール決められて気分は良いよ。ハットトリックはこの先何度もやる中での最初だと思いたい。来季のチャンピオンズリーグを考えればウチは勝ち続けるしかない。個人よりチームだね。

チェルシー、ロベルト・ディ・マッテオ監督
今日は本当に良いプレーをしたし、大事な3ポイントを獲れて嬉しい。正直、週半ばにCLの試合があってもう一度集中するのは難しいが、選手が私を驚かせてくれた。トーレスが結果を出したのは嬉しいし、称賛に値するよ。リーダーのテリーも守備を良くまとめてくれた。

Great win for Chelsea :)! Buzzin for Fernandooo!!!!

— Josh McEachranさん (@JMcEachran20) 4月 29, 2012

トーレスのハットトリックで今シーズンのプレミア総ハットトリック数は19になり、93/94シーズンに並ぶ記録になった。

トーレスのハットトリックはリバプール時代の2009年9月のハル・シティ戦以来になる。

チェルシーはこれでプレミアリーグ通算400勝目を達成。
これはマンチェスター・ユナイテッドとアーセナル続く400勝達成チームとなった。

ハイライト




ロング・ハイライト




採点

チェフ 7
テリー 7　ボシングワ 7　フェレイラ 7　アシュリー・コール 7
エッシェン 7　ランパード 8　マタ 9
スタリッジ 7　カルー 7　トーレス 9
ハッチンソン 6　マルーダ 7　ラミレス 7

ケニー 5
オヌオハ 5　ヒル 5　アントン 5　タイウォ 5
デリー 6　バートン 4　ブザーキー5
ザモラ 6　マッキー 6　シセ 6
トラオレ 6　フィリップス 5


次節以降

チェルシーはホームでニューカッスル戦。
QPRはホームでストーク戦となる。

チェルシーの日程は鬼すぎる。見ただけで笑えてくる・・・。

QPR		チェルシー
	5/2	ニューカッスル（H）
ストーク（H）	5/6, 5	リバプール（FAカップ決勝）
	5/8	リバプール（A）
マンC（A）	5/13	スウォンジー（A）
	5/19	バイエルン（CL決勝）

感想

トーレス復活か？雨の日によく決める。まさに雨男。
格下相手によく決めるイメージもあるけど、重要な試合ではドログバが起用されてるからしょうがないか。
この辺りもディ・マッテオ監督の手腕か。
とにかくいい時期を過ごしているのは間違いない。
FAカップ決勝にFAユースカップ決勝、CL決勝。うらやましい！

チェルシーのバルサ戦とQPR戦のパス。まぁ相手が天と地か。

Great match to finish a great week! Fernando scores his first hat-trick with Chelsea, he deserves it! And the best is yet to come... Hugs!

— Juan Mata Garcíaさん (@juanmata10) 4月 29, 2012

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