第33節 ウルヴス vs. アーセナル [EPL.2012.4.11]

第３３節 イングランド・プレミアリーグ


ウォルバーハンプトン vs. アーセナル


Stadium: Molineux Stadium (Wolverhampton, 105 x 68 m)
Referee: Niel Swarbrick
Attendance: 25,815


Wolverhampton Wanderers (4-5-1)
01 Hennessey, 05 Stearman, 11 Ward, 21 Bassong, 23 Zubar, 04 Edwards (Milijas - 53' ), 07 Kightly, 08 Henry, 17 Jarvis, 26 Davis (Berra - 10' ), 29 Doyle (Fletcher - 78' )

Substitutes
31 De Vries, 14 Johnson, 16 Berra, 20 Milijas, 37 Forde, 09 Ebanks-Blake, 10 Fletcher

Arsenal (4-3-3)
13 Szczesny, 03 Sagna (Jenkinson - 84' ), 05 Vermaelen, 11 Santos, 20 Djourou, 08 Arteta, 14 Walcott (Oxlade-Chamberlain - 76' ), 16 Ramsey, 17 Song, 30 Benayoun, 10 Van Persie

Substitutes
21 Fabianski, 18 Squillaci, 25 Jenkinson, 07 Rosicky, 15 Oxlade-Chamberlain, 09 Park Chu-Young, 29 Chamakh





ウルヴスは、前節のリーグ戦から２名を変更。ドイルが先発復帰。
アーセナルは、前節のリーグ戦から４名を変更。コシールニーが出場停止。
アンドレ・サントス、ジュルーが先発に名を連ね、ロシツキーがベンチスタート。


前半開始。

ウルヴスボールでキックオフ。



ボールを奪ったアーセナルがボールをキープ。
ウルヴスは高い位置からもプレスに来る、そりゃ勝ち点欲しいからね。

ラムジーが潰されるがノーファール。
ファンペルシーが左に展開し、ソングの浮き球パス。バッソングがクリア。
ウルヴスがロングボールでカウンターに持ち込むがGKスチェスニーが対応。

ベナユンから縦パス。ファンペルシーが受けて、ウォルコット、再びベナユンと繋いでが右へ。
サニャのクロスは、再びバッソングがクリア。

ファンペルシーのコーナーキック。
弾き返され戻ってきたボールをダイレクトでファンペルシーのシュート。GKがキャッチ。

ウォルコットが右サイドから仕掛ける。
フェイントから右足クロス。ミートせずラインを割る。

ウルヴス最初の決定機。
ジャーヴィスのアーリークロス、ファーポストに走っていたドイル。
しかし惜しくも合わず。サントスがドイルに倒されてファール。

PK！
ファンペルシーの浮き球パス、裏へ抜けたウォルコットがエリア内で後ろから倒された。

バッソングにレッドカード。
ウルヴス、デビッド・デイヴィスに代わり、クリストフ・ベラを投入。



荒いわけでもないし、厳しい判定の気もするが・・・

ファンペルシー・スコア！
優しいタッチで中央に決めた。冷静。0-1。



これでファンペルシーは４試合ゴールレスに幕を閉じた。
アシストはウォルコット。

ファンペルシーはこれで今シーズンのリーグ２７得点目を決めた。
プレミアリーグここ５０試合で４５ゴール目。

ファンペルシーは１シーズンで、異なる１７チームにゴールを決めた史上４人目となる。
達成者は、アンドリュー・コール、アラン・シアラー、イアン・ライト。そしてファン・ペルシー。

ウォルコット！
ファンペルシーとワンツーでエリア内に進入してゴール。0-2。
シーズン１１ゴール目。今日の彼はキレキレだ。



アシストはファンペルシー。
この二人で相当アシストとゴールしてる気がする。

ウォルコットはリーグ戦３２試合で、１６のゴールとアシストに貢献。

他の会場の試合見てたら気づかなかったのは内緒。
とにかくこれでウルヴスはゲームオーバーか。

ウォルコットにブーイング。エリア左で倒されるがノーファール。
サントスのクロスはクリアされるが、ベナユン！
惜しくも枠を捉えず右にそれる。

カール・ヘンリーにベナユンがついていき、タックル。ナイスプレー。

ジュルーがドイルを倒すがノーファール。

ドイルがアルテタを倒してファール。
フラストレーションが溜まってそう。

ウォルコットとソングのワンツーは合わず。

ウルヴスのコーナーキック。
ドイルのヘッダー！ジュルーに当たってゴールを救った。
コーナーはGKスチェスニーがキャッチ。

ズーバーが右サイドを突破。しかしソングがインターセプト。

ラムジーが縦横無尽に動く。

ファンペルシーがズーバーと接触して倒されるがノーファール。

ソングがズーバーに対して文句を言ってる。

ベナユンからスルーパス。ウォルコットが受け、ラムジーが飛び出すがトラップミス。

ロシツキーはベンチでガムくちゃしながら笑顔。

ファンペルシーとベナユン、サントスと繋いでシュート。枠を右にそれる。

ウルヴスサポはパスを繋げたら大歓声。アーセナルが持てばブーイング。
まぁサポーターの後押しはかなり大事だ。

ドイルがイラついてる。ラインを割ったがゴールキックになったことに対して。

ウルヴスはちょっと空回り。

カイトリーとズーバーが右サイドを崩す。
しかしラストパスは合わず、ヴェルマーレンがクリア。

ウォルコットがエリア内で受け、アルテタへ。
アルテタはキープしながら右に展開。サニャのクロスは精度を欠く。

ドイルまた荒いプレーでイエローカード。
アルテタはギリギリで交わして事なきを得る。

ジャーヴィスがラムジーのボールを奪って一気にドリブル。
左にパスを出すが、しかしウォードの位置はオフサイド。

アーセナルはパスをつなぐがラムジーのところで・・・

ズーバーが右サイドで躍動。ワンツーからのクロスは、中に誰もいない。

こぼれ球のウォルコットのシュートは、あさっての方向へ。

アディショナルタイム２分。

前半終了。



後半開始。

アーセナルボールでキックオフ。

アルテタサニャと繋いで、クロスはベナユンに届かず。

ソングのスルーパスはラムジーに合わず。

再びズーバー！しかし素晴らしいクロスに合わせる選手がいない。

裏会場ではウィガンが先制。これはまた面白くなる。

ラムジー！ビッグチャンスだったがDFに当ててしまう。
そのこぼれ球も折り返しも誰にも合わず。
なぜワンフェイントしたのか。

カイトリーが良いタッチでドイルへ。しかしサントスが対応。

カイトリーのアーリークロス。しかし惜しくも合わず。

１０人のウルヴスが攻勢をかける。

ラムジーからファンペルシー。
再びラムジーのクロスに合わせたのはヴェルマーレン。
しかしDFに当たってコーナーへ。

アルテタがエリアに走って受け、ラストパスからファンペルシー！
惜しい。これもDFが体を張ったブロック。

左サイドをジャーヴィスがドリブル突破して左から右に切り返してサニャを振り切る。
そのまま右足のシュート。これはサイドネット。

ベナユンがタックルを受ける、無事の模様。
ズーバーにイエローカード。

ファンペルシーの左足のシュートはGK正面。

カイトリーがサントスを引っ張って、イエローカード。

ファンペルシーからベナユン！
うまくもらえてたらフリーだったがこれはコントロールをミスる。

ズーバーが裏へ抜けたところにヴェルマーレンがタックル。
ブーイングを浴びるが、良いタックルだった。

スチェスニー！ファンタスティック・セーブ！
空中戦からウルヴスがボールを奪って左に展開。
クロスに合わせたドイルのフリー・ヘッダー。
これをGKスチェスニーのビッグ・セーブ！素晴らしい。

ドイルからジャーヴィス！惜しくも合わず！
さぁ１０人のウルヴスが押せ押せだ。

ソングの浮き球にファンペルシーは合わず。

再びカイトリー。ドリブルからのシュート。
枠には飛ばずも、孤軍奮闘。

ラムジーが倒れてるが何事もなくプレー中。

ヴェルマーレンのカバーリングが光る。

ベナユン！ファイン・ゴール！
ファンペルシーからソング、折り返しをエリア中央手前で右足一閃。0-3。



要所要所で効いてるベナユン。アシストはソング。

アウェイのアーセナルサポのチャントが響く。

ファンペルシー、ベナユン！GKヘネシーのファインセーブ。
ソングがエリア内でバランスを崩しながらパスを出しての二人だった。

ファンペルシーが足を気にするが無事でホッとする。

ドイル！切り返しからのシュートはDFがブロック。
ドイルも足をつるが、ファンペルシーは無事のようだ。

ズーバーが再び右サイドからえぐってラストパス。
これはDFがクリアして、アーセナルのカウンター。

最後はラムジー、DFがクリアしてコーナーへ。
ショートコーナーからボールを繋げる。

75分、アーセナル、ウォルコットに代わり、チェンバレンを投入。

右サイドからラムジーのクロスにファンペルシーのヘッダーはGK正面。

77分、ウルヴス、ケヴィン・ドイルに代わり、スティーヴン・フレッチャーを投入。

アルテタの見事なサイドチェンジ。右サイドでチェンバレンがドリブルからクロス。
ディフレクトしたボールをベナユンがシュートしようとするがDFにカットされる。

ラムジー！決まらない。
ファンペルシーが右サイドをえぐってラストパス。
合わせたラムジー、GKのファインセーブ。

サントスがインターセプト。
ラムジーがエリア内で倒されるが、すぐに立て直して左足のシュートはわずかに左。

84分、アーセナル、バカリ・サニャに代わり、カール・ジェンキンソンを投入。

ジュルーがボールを奪ってドリブル突破！
右のジェンキンソンに預けるが、DFに対応される。

再びジャーヴィスのドリブル。ラストパスはヴェルマーレンが良いDF。

ウルヴスがパスを回し、最後はフレッチャー。
左足のシュートは枠を右にそれる。

ウルヴスサポーターは帰宅の途につく。

サントスからソング、最後はファンペルシーが倒されるがノーファール。

アディショナルタイム３分。

アルテタが倒されるがノーファール。
ミリアシュ！GKスチェスニーのファインセーブ。

コーナーキックはDFがクリア。

試合終了。



ウォルバーハンプトン　0 - 3　アーセナル



0-1　9分　ロビン・ファン・ペルシ―（PK）
0-2　11分　テオ・ウォルコット
0-3　69分　ヨッシ・ベナユン



39分　ケヴィン・ドイル
55分　ロナルド・ズーバー
57分　マイケル・ナイトリー


10分　セバスティアン・バッソング



ポゼッション: 50% : 50%
シュート数: 9本 : 10本
枠内シュート: 6本 : 7本

Man of the Match: Alex Song(Arsenal Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、抜群の存在感で攻守を引っ張ったアレックス・ソング。


ウルヴスは７連敗。勝ち点２２で最下位変わらず。
アーセナルは、６４ポイントに伸ばして３位。４位と５ポイント差となった。





スカイ採点

ヘネシー 6
ズーバー 6　ウォード 5　スティアマン 5　バッソング 4
ヘンリー 5　ジャーヴィス 6　カイトリー 6　エドワーズ 4
ドイル 5　デイヴィス 4
クリストフ・ベラ 5　ミリアシュ 6　フレッチャー 5

スチェスニー 7
サニャ 7　サントス 5　ヴェルマーレン 7　ジュルー 7
アルテタ 8　ラムジー 7　ソング 8
ファンペルシー 8　ウォルコット 7　ベナユン 8
ジェンキンソン 4　チェンバレン 5

アーセナル、アーセン・ヴェンゲル監督
ファンペルシーは最近ゴールを決めれていなかったし、この試合は記録がかかっていた。それにゴールを決める事はストライカーにとって重要だね。彼はイアン・ライトに並ぶ１シーズンで異なる１７チーム相手にゴールを決めた。これは現代のスタイルではかなり難しいことだろう。彼を祝福したいと思う。
あのペナルティについては驚いたが、後ろからきていたし、レフリーに選択肢はなかったようだね。少々厳しいようにも思う。ペナルティの上に選手を一人失ってしまったからね。
我々にはまだやるべきことがある。今はいい位置につけているが、私の経験上、常に気をつけなければいけない。目標は試合に勝つことだ。
（開幕からの不振について）難しい時期だったよ。多くの選手が、夏の遅い段階でいなくなった。ケガ人もたくさんいたね。これは予想していなかった。だが結局、そういうことにも対処しなければいけないんだ。我々は良いスピリットを保った。だから、今、我々はここにいるんだ。

ハイライト



次節、ウルヴスは、アウェイでサンダーランド戦。
アーセナルはホームでウィガン戦となる。

今後の日程

ウルヴス		アーセナル
サンダーランド（A）	4/14, 16	ウィガン（H）
マンC（A）	4/22, 21	チェルシー（H）
スウォンジー（A）	4/ 28	ストーク（A）
エバートン（H）	5/6, 5	ノーリッジ（H）
ウィガン（A）	5/13	ウェストブロム（A）

感想

最下位相手とはいえ押し込まれていたけど良い勝利。
ウルヴスは残留かけて戦ってるから気持ちが感じられた。

ウォルコットはファンペルシーと中央でやりたい的な事言ってたけど、案外いけるかも。
ポジションチェンジを繰り返していたし、動きもキレていた。
まぁこのパフォーマンスがキープできたらの話。
一方、後ろはサントス以外はベストパフォーマンス。
ジュルーも悪くはなかったし、サニャは素晴らしい運動量で貢献。
しかしサントスは・・・ビルドアップに貢献できるのは良いが、後ろをぽっかり空けすぎるのが難点。

ラムジーは成長を感じるが、プレー判断が少し遅い。
シュートの時とか、エリア付近にいる味方が見えてなかったりする。
怪我する前はもっと良かった気がするが・・・まぁいつかよくなる事を期待しよう。

そして交代枠を使い切らなかったのは何か意図があるのかな？
たぶん無いだろうけど、よくわからなかった。
もうシャマクとパクは見切ったとみていいかもしれない。特にシャマクはヴェンゲルを怒らせてしまったしね。
しかしベナユンのゴールとスチェスニーは素晴らしいセーブで救ってくれた試合だった。

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