（試合結果）トッテナムvsノリッジ、エバートンvsサンダーランド、ニューカッスルvsボルトン 第33節 EPL

第３３節 イングランド・プレミアリーグ


トッテナム vs. ノーリッジ・シティ


Stadium: White Hart Lane (London, 100 x 67 m)
Referee: Michael Oliver
Attendance: 36,126


Tottenham Hotspur (4-4-2)
24 Friedel, 04 Kaboul (Nelsen - 45' ), 26 King, 28 Walker, 32 Assou-Ekotto, 03 Bale, 07 Lennon, 14 Modric, 29 Livermore (Van der Vaart - 71' ), 15 Saha (Adebayor - 46' ), 18 Defoe

Substitutes
23 Cudicini, 33 Nelsen, 11 Van der Vaart, 21 Kranjcar ,25 Rose, 30 Sandro, 10 Adebayor

Norwich City (4-4-2)
01 Ruddy, 02 R Martin, 03 Drury, 22 Ward, 33 R Bennett, 04 Johnson, 12 Pilkington (Surman - 72' ), 17 E Bennett, 24 Howson, 09 Holt (Morison - 69' ), 21 Wilbraham (Jackson - 79' )

Substitutes
31 Steer, 20 Barnett, 07 Crofts ,11 Surman, 14 Hoolahan, 05 Morison, 10 Jackson





トッテナムは、前節のリーグ戦から５名を変更。
ルイ・サハ、デフォー、レノンが先発復帰。パーカー、ギャラスは負傷の模様。
ノーリッジは、前節のリーグ戦から３名を変更。
サーマン、フーラハンがベンチスタート。



試合は一進一退。
トッテナムはやっぱりベイルが違いになってるが、後ろが少しバタバタしてる。
先制はノーリッジ。混戦の中、最後はピルキントンが決めて１-０。
その後レドリー・キングがホルトを倒したがノーファール。
これに抗議するノーリッジ選手とランバート監督。
その直後、リバモアの縦パスを受けたジャーメイン・デフォー。
GKと１対１をループシュートで安定の決定力で同点にする。
抗議するひまがあるなら（略　ってやつかな・・・

ウォードのシュートはGKフリーデルが正面だったがファインセーブ。
１－１のまま前半終了。

後半、カブールが負傷交代でネルセン投入。さらにアデバヨルも投入。
53分にはアデバヨルとアス・エコトのワンツーでエリアに進入。
アス・エコトはフリーで受けて狙うが、GKルディのスーパーセーブでゴールを守る。
60分、ノーリッジに不利な判定が続く。アデバヨルが競り合って相手をプッシュしていたがノーファール。
そのカウンターから、デフォーが倒されるが、リプレイでは良いタックルだったがイエローを提示される。
63分、ボックス内でベイルが切り返して左足のシュート。しかしこれはクロスバーに阻まれる。
65分、センセーショナル！ワッツ・ア・ゴール！スクリーマー！
エリオット・ベネットのミドルが突き刺さり勝ち越し！1-2。
スパーズは、ファン・デル・ファールトも投入するが功を奏さない。
結局そのまま試合終了。１-２。アウェイのノーリッジが大きな勝利を手にした。


トッテナム　1 - 2　ノーリッジ・シティ



0-1　13分　アンソニー・ピルキントン
1-1　33分　ジャーメイン・デフォー
1-2　65分　エリオット・ベネット



ポゼッション: 52% : 48%
シュート数: 13本 : 12本
枠内シュート: 9本 : 6本

Man of the Match: Anthony Pilkington (Norwich Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、常に脅威になり、先制点を奪ったアンソニー・ピルキントン。


スパーズは、勝ち点５９ポイントのまま５位をキープ。
ノーリッジは、勝ち点４３ポイントに伸ばして、９位浮上。８位リバプールに迫る。

トッテナム、ハリー・レドナップ監督
ノリッジは素晴らしかった。前からどんどん来て苦しんだよ。パーカーを含めケガ人がいて、今日は少し入れ替えて4-4-2にした。ワイドにエキサイティングなプレーを狙ったが、オープン過ぎた。もっとタイトに行かないと。ノリッジは常に危険で落ち着かせられなかった。

ノーリッジ、ポール・ランバート監督
トッテナムはチャンピオンズリーグを狙うチーム、素晴らしい選手と監督がいるが、我々は先週同様に良いプレーをしたし、勝利には値したと思う。ファンもいつだって最高だ。キングもアデバヨルもどっちもPKだったと思うが、俺には誰がどう見逃したのか分からんね。

トッテナムは、ここ７試合のホームゲームでわずか１回のクリーンシート。

ジャーメイン・デフォーは、１０試合の先発出場で７得点を決めた。

ハイライト



次節、トッテナムはアウェイでQPRと。
その前にFAカップ準決勝でチェルシーとロンドン・ダービーが続く。
ノーリッジは、ホームでマンCと。

今後の日程

トッテナム		ノーリッジ
チェルシー（FAカップ）	4/15, 14	マンC（H）
QPR（A）	4/21	ブラックバーン（A）
ブラックバーン（H）	4/29, 28	リバプール（H）
ボルトン（A）	5/2
アストンヴィラ（A）	5/6, 5	アーセナル（A）
フルハム（H）	5/13	アストンヴィラ（H）

---

ニューカッスル vs. ボルトン


Stadium: Sports Direct Arena (upone-tyne, 100.6 × 66.8 m)
Referee: Mike Jones
Attendance: 52,264


Newcastle United (4-4-2)
26 Krul, 02 Coloccini, 03 Santon, 05 Simpson, 06 Williamson, 14 Perch (Ferguson - 46' ), 04 Cabaye, 10 Ben Arfa (R Taylor - 85' ), 18 Gutierrez, 09 Cisse, 19 Ba (Sh Ameobi - 64' )

Substitutes
35 Elliot, 16 R Taylor ,31 Ferguson, 34 Tavernier, 13 Abeid, 15 Gosling, 23 Sh Ameobi

Bolton Wanderers (4-5-1)
01 Bogdan, 02 Steinsson, 18 Ricketts, 31 Wheater, 32 Ream, 07 Eagles (Miyaichi - 78' ), 10 Petrov, 16 M Davies, 19 Reo-Coker, 21 Pratley (Klasnic - 82' ), 14 K Davies (Ngog - 78' )

Substitutes
22 Jaaskelainen, 03 Alonso, 12 Knight, 17 Klasnic, 24 Ngog, 29 Sordell, 30 Miyaichi





ニューカッスルは、前節のリーグ戦から１名を変更。DFコロッチーニが先発復帰。
ボルトンは、前節のリーグ戦から３名を変更。
エンゴグ、マルコス・アロンソ、宮市亮がベンチスタート。


試合は一進一退。ニューカッスルの方が縦パスが頻繁に入り、決定機は多い。
ボルトンはやはり中１日だからかほとんどの選手が低調気味。
ゴール奪えず０－０のまま前半終了。
後半にはGKクルルのファインセーブ。
こういった停滞気味の試合でも集中キープできてるのは偉大な証か。
ようやく均衡を破ったのはニューカッスル。
ベナルファがハーフウェアラインからワンタッチで反転しDFを交わす。
そのままドリブルでDF二人を交わしてGKの股間を抜くシュート。見事すぎて言葉がない。
ボールタッチはメッシにほんとに近い。
そして役者。パピス・シセ。ショラ・アメオビのアシストで決めて追加点。
このまま試合終了。



ニューカッスル　2 - 0　ボルトン



1-0　73分　ハテム・ベナルファ
2-0　83分　パピス・シセ



ポゼッション: 56% : 44%
シュート数: 8本 : 9本
枠内シュート: 4本 : 6本

Man of the Match: Hatem Ben Arfa (Newcastle Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、目の覚めるようなゴールで均衡を破ったハテム・ベナルファ。


ニューカッスルが貴重な勝ち点３ポイントをゲット。
ボルトンは２連敗と停滞。勝ち点２９ポイントで１６位変わらず。

さてスパーズが敗れたことでニューカッスルとトッテナムが５９ポイントで並ぶ。
ほんとサッカーは何が起こるかわからない。
これでチェルシーも勝てばさらに混戦必至。
しかし、シセは何者だ？

ニューカッスル、アラン・パーデュー監督
我々の必要としていたものを今日ベナルファが決めてくれたね。彼はタイトな試合に違いを生んでくれる他にない選手だよ。素晴らしいゴールだった。FAカップのブラックバーン戦でも決めていたね。彼の範囲に入ればああいったゴールが生まれるんだろう。パフォーマンスも運動量も見事だったよ。サントンも我々のチームに来てから、最高のプレーをしたし、ティム・クルルも、何度かファインセーブで救ってくれたね。我々はヨーロッパに行くために残り６試合で勝ち続ける。全員が望んでいるものだ。

ボルトン、オーウェン・コイル監督
良い試合をしながら、勝ち点を得られなかったことは残念だ。ベナルファのゴールがすごかったことは認めるよ。もちろん、防ぐことはできたと思うけれどね。彼は一流の選手だが、何度かスライディングにいけるタイミングはあったと思う。ただ、それまでにチャンスをつくっていた。（相手ＧＫ）ティム・クルルの好守に何度か阻まれてしまったんだ。チャンピオンズリーグ出場を夢見る５万人の相手サポーターの前の試合だった。その中でよく耐えたと思う。このレベルのパフォーマンスを続けることができれば、プレミアリーグ残留は可能だろう。それが我々の目標だ。

パピス・シセは今季９試合で１０得点目。今シーズンのプレミアリーグ通算９００得点目を記録。

ニューカッスルは、２００６年４月以来となる６連勝を飾った。

ハイライト



ニューカッスルとボルトンは、対戦相手がFAカップのためしばらくは休養。
再開は２１日から、週２試合の過密日程。
次節、ニューカッスルはホームでストーク・シティ戦。
ボルトンは、ホームでスウォンジー戦となる。

今後の日程

ニューカッスル		ボルトン
ストーク（H）	4/21	スウォンジー（H）
	4/ 24	アストンヴィラ（A）
ウィガン（A）	4/28	サンダーランド（A）
チェルシー（A）	5/2	トッテナム（H）
マンC（H）	5/6	ウェストブロム（H）
エバートン（A）	5/13	ストーク（A）

---

エバートン vs. サンダーランド


Stadium: Goodison Park (Liverpool, 100.48 x 68 m)
Referee: Kevin Friend
Attendance: 32,249


Everton (4-5-1)
24 Howard, 02 Hibbert, 05 Heitinga, 06 Jagielka, 18 Neville (Coleman - 83' ), 21 Osman, 22 Pienaar, 25 Fellaini (Anichebe - 78' ), 11 Stracqualursi, 14 McFadden (Drenthe - 65' ), 19 Gueye

Substitutes
01 Mucha, 15 Distin, 23 Coleman, 34 Duffy, 04 Gibson, 10 Drenthe, 28 Anichebe

Sunderland (4-5-1)
22 Mignolet, 02 Bardsley (Richardson - 58' ), 04 Turner, 12 Kilgallon, 06 Cattermole (Ji Dong-Won - 68' ), 07 Larsson, 08 Gardner, 14 Colback, 15 Vaughan (Wickham - 75' ), 23 McClean, 28 Sessegnon

Substitutes
20 Westwood, 03 Bridge, 11 Richardson, 25 Kyrgiakos, 18 Meyler, 10 Wickham, 17 Ji Dong-Won





エバートンは、前節のリーグ戦から４人を変更。マクファデンは数年ぶりの先発復帰。
サンダーランドは、前節のリーグ戦から１名を変更。ベントナーは欠場。

副審は女性のあの方。（リンク先はグーグル画像）


試合は、０－０で前半を折り返すが、後半はゴールラッシュ。
ゲイが決めてエバートンが先制。さらにピーナールが決めて２点目。
さらにオズマン、アニチェベがゴールして４－０。あっという間の４得点。
そのまま試合終了し、ホームのエバートンが勝利。
スカイの見出しには、FAカップへのウォームアップが終わった、と。



エバートン　4 - 0　サンダーランド



1-0　52分　マガイェ・ゲイ
2-0　75分　スティーヴン・ピーナール
3-0　76分　レオン・オズマン
4-0　82分　ヴィクター・アニチェベ



ポゼッション: 61% : 39%
シュート数: 22本 : 3
枠内シュート: 12本 : 0

Man of the Match: Steven Pienaar (Everton Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、FAカップのリバプール戦はカップタイドで出場できない為か、常に中心になっていたスティーヴン・ピーナール。


エバートンは、ここ４試合で３勝目。勝ち点４７ポイントに伸ばして７位。
サンダーランドは、ここ３試合勝ち星なし。勝ち点４２ポイント、順位を１０位に下げる。

サンダーランド、マーティン・オニール監督
言い訳はしない。後半の我々は十分なエネルギーではなかった。最初のゴールが決定付けたと思う。しかし下を向いてはいないよ。この３-４か月は素晴らしく、ハードワークを重ねてきた。しかしここにきて少しガス欠気味だね。

エバートンのジェームズ・マクファデンが先発で出場するのは、2008年1月12日から1549日ぶりのこと。

エバートンのモイーズ監督は、オニール監督率いるチームに初勝利。１勝６分け３敗。
オニール監督は、選手時代含め、グディソン・パークの１３試合で初の敗北となった。

ハイライト



次節、エバートンはアウェイでマンU戦。
その前にFAカップ準決勝でマージーサイド・ダービー。
サンダーランドはホームでウルヴス戦。

今後の日程

エバートン		サンダーランド
リバプール（FAカップ）	4/14	ウルヴス（H）
マンU（A）	4/22, 21	アストンヴィラ（A）
フルハム（H）	4/28	ボルトン（H）
ストーク（A）	5/1
ウルヴス（A）	5/6	フルハム（A）
ニューカッスル（H）	5/13	マンU（H）

タグ：11-12 第33節 イングランド・プレミアリーグ 11-12 イングランド・プレミアリーグ

コメント 2

またまたお邪魔します。
アーセナル勝利おめでとうです!
でも、ウチも負けません♪

以前、たった一度だけですが、エミレーツで観戦した事があります。
その時の感動は今も心に残っています。

今シーズンは最後まで緊張の連続ですね!
来期はプレミアだけではなく、ＣＬででも戦える事を期待しています!
by ToonArmy見習い (2012-04-10 07:19) 

ToonArmy見習いさん、コメントありがとうございます。
アーセナルvsシティは熱かったですよ。いい試合でした。

エミレーツ行った事あるんですね！
やっぱり生観戦はいいですよねえ。
肌で伝わるものもあるし、とにかく熱い。

ニューカッスル、いい感じで順位上げてますね。
是非CLで同じプレミア勢として盛り上げたいところです。
残り６試合。どうなるか見ものです！
by でぃーじぇー (2012-04-10 20:45)