（試合結果）CL第2戦 チェルシー×ベンフィカ、レアル×アポエル [2012.4.4]

UEFA チャンピオンズリーグ

準々決勝 セカンドレグ

チェルシー vs. ベンフィカ


Stadium: Stamford Bridge (London)
Referee: Damir Skomina (SVN)
Attendance: 37,264


Chelsea (4-5-1)
01 Cech, 02 Ivanovic, 03 Cole, 04 David Luiz, 26 Terry (Cahill - 59' ), 07 Ramires, 08 Lampard, 12 Mikel, 09 Torres (Drogba - 88' ), 10 Mata (Meireles - 79' ), 21 Kalou

Substitutes
22 Turnbull, 19 Ferreira, 24 Cahill, 05 Essien, 16 Meireles, 11 Drogba, 23 Sturridge

Benfica (4-5-1)
01 Artur, 03 Emerson, 14 Pereira, 38 Capdevila, 06 Javi Garcia, 08 Bruno Cesar (Machado - 72' ), 10 Aimar, 20 Gaitan (Djalo - 61' ), 21 Matic, 28 Witsel, 07 Cardozo (Oliveira - 57' )

Substitutes
47 Eduardo, 16 Oliveira, 34 Almeida, 09 Nolito, 12 Djalo, 19 Machado, 30 Saviola







チェルシー　2 - 1　ベンフィカ
　合計スコア　チェルシー　3 - 1　ベンフィカ



1-0　21分　フランク・ランパード（PK）
1-1　85分　ハビ・ガルシア
2-1　92分　ラウール・メイレレス


19分、オスカル・カルドソ（ベンフィカ）
20分、マキシ・ペレイラ（ベンフィカ）
20分、ブルーノ・セーザル（ベンフィカ）
27分、パブロ・アイマール（ベンフィカ）
38分、イヴァノヴィッチ（チェルシー）
40分、マキシ・ペレイラ（ベンフィカ）
44分、ラミレス（チェルシー）
79分、ミケル・ジョン・オビ（チェルシー）


ポゼッション: 50% : 50%
シュート数: 15本 : 22本
枠内シュート: 4本 : 8本
最大走行距離: ラミレス 11.839km（チェルシー）
　　　　　　　　　ネマニャ・マティッチ 12.552km（ベンフィカ）

Man of the Match: Petr Cech (Chelsea GoalKeeper)


マン・オブ・ザ・マッチは、好セーブでゴールを守ったペトル・チェフ。

予想通りの２－１。
前半21分、コールが倒されてPK獲得。これをランパードが決めて先制。合計スコア2-0。
その後マキシ・ペレイラが2枚目イエローで退場。
終盤にチェルシーがアウェイゴールを与えてしまうが、
アディショナルタイムにカウンターからメイレレス弾でチェルシーが勝ち越し。
そのまま試合終了し2-1。合計3-1でチェルシーが勝利。
チェルシーは9シーズンで6回目の準決勝進出。
準決勝は因縁の相手バルセロナ。

第1戦は、4月18日、チェルシー × バルセロナ。
第2戦は、4月24日、バルセロナ × チェルシー。


前半にベンフィカに退場者出てしまったのが何とも残念だった。
それまでいいプレーをしていたが、同じようにラフプレーもしてたからしょうがない。
退場の際、古巣だったダビド・ルイスが慰めに・・・いいシーンというべきか・・？
後半も開始早々にカルーの決定機。しかしポストに阻まれてゴールならず。
その後はベンフィカが運動量で上回り、85分にセットプレーから1点を返す。合計2-1。
もう1点返せばアウェイゴール差でベンフィカ有利となっていたが、
アディショナルタイムにチェルシーのメイレレスが試合を決定づけるスーパーゴールを決めて万事休す。
準決勝はバルセロナ。是が非でも勝ってほしい。みんな早寝早起きで見よう。
チェルシーは終盤にテリーを負傷で欠く事態になったが、リーグ戦は大丈夫か？
肋骨のひび割れらしいけど、今日の午前中にスキャンする模様。
チェルシーは暫定監督に限っていい結果を残してる印象。ヒディンク然り、グラント然り。
そしてディ・マッテオ監督は7勝1分け1敗。勝率77.78%。
でも結局シーズン後は誰かが来るんだろうな。
しかしトーレスはイケメンだなあ。






スカイ採点

チェフ 7
テリー 6　イヴァノヴィッチ 6　ダビド・ルイス 6　アシュリー・コール 6
ランパード 7　ミケル 7　ラミレス 6
トーレス 6　カルー 6　マタ 6
ケーヒル 6　メイレレス 6　ドログバ 6

アルトゥル 6
ペレイラ 5　ハビ・ガルシア 6　エメルソン 6　カプテビラ 7
ビツェル 6　マティッチ 6　セーザル 6　ガイタン 6
アイマール 7　カルドソ 6
オリヴェイラ 7　ジャロ 7　ロドリゴ 6

チェルシー、ロベルト・ディ・マッテオ監督
厳しい試合だった。アウェーで1-0の勝利という結果は、第2戦でのアプローチが難しい。相手はとにかく勝てばいいと思って乗り込んでくるからね。我々は前掛かりになりすぎないようにしていたが、後半は十分な得点機をつくった。準決勝に進めてよかった。
相手が好チームであることは試合前から分かっていたが、そのとおりだった。彼らは素晴らしいチームであることを幾度となく示した。本当にうれしいよ。今日は2点目がなかなか奪えなかった。1-0のリードでは相手にもまだ逆転のチャンスがある状態だったが、我々は多くの得点機をつくりながら決められなかった。
7日にウィガン戦が控えているので、まずはそこに集中したい。バルセロナはおそらく世界最高のチームだ。偉大な選手を擁しており、本命は彼らになるだろうが、我々も自分たちの力を信じている。バルサを倒すには最高のパフォーマンスを見せる必要がある。うちのチームならきっとできるだろう。

ベンフィカ、ジョルジ・ジェズス監督
選手たちに拍手を贈りたい。10人になってもチェルシーよりいい戦いを見せた。2試合とも我々の方が内容で勝っていたから、敗退という結果には不満だ。しかし私はチームを誇りに思っている。バルセロナとの準決勝には進めなかったが、チェルシーより上だと分かったからね。1時間近く10人で戦ったが、そうは見えなかったと思う。
慣れないポジション（CB）でプレーしたハビ・ガルシアとエメルソンを褒めたい。ハビ・ガルシアは本当に見事だった。今夜はレギュラーの4バックが1人もいなかったから、間に合わせの守備陣で臨まなければならなかった。そしてカウンターから失点してしまった。ハーフタイムまではチェルシーもほとんど得点機をつくれなかったが、我々は終始、積極的だった。
これでチャンピオンズリーグの素晴らしい戦いが終わってしまったので残念だ。選手たちは今夜の戦いに自信を持ち、胸を張って大会を後にすることだろう。

チェルシーは今季のチャンピオンズリーグで初失点。

チェルシーは今季のチャンピオンズリーグ全10試合で先制ゴールを奪っている。

ベンフィカは敗れてしまったがガイタンは今季のCLで5アシストで現在のベストレコード。

ハイライト

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レアル・マドリー vs. アポエル


Stadium: Santiago Bernabeu (Madrid)
Referee: Gianluca Rocchi (ITA)
Attendance: 50,865


Real Madrid (4-3-3)
01 Casillas, 03 Pepe, 04 Marcelo, 19 Raphael Varane, 04 Sergio Ramos, 16 Hamit Altintop, 05 Nuri Sahin, 11 Esteban Granero, 20 Gonzalo Higuain, 08 Kaka, 07 Cristiano Ronaldo

Substitutes
13 Antonio Adan, 18 Raul Albiol, 14 Xabi Alonso, 22 di Maria, 21 Jose Callejon, 09 Karim Benzema, 10 Mesut Ozil

Apoel (4-5-1)
78 Pardo, 03 Paulo Jorge, 07 Savvas Poursaitides, 98 William Boaventura, 26 Nuno Morais, 04 Kaka, 10 Constantinos Charalambides, 23 Helio Pinto, 08 Ailton, 21 Gustavo Manduca, 81 Marcinho

Substitutes
22 Dionissis Chiotis, 19 Marios Elia, 17 Marinos Satsias, 31 Helder Sousa, 29 Nektarios Alexandrou, 20 Aldo Adorno, 09 Esteban Solari






レアル・マドリー　5 - 1　アポエル
　合計スコア　レアル・マドリー　8 - 2　アポエル



1-0　26分　クリスチアーノ・ロナウド
2-0　37分　カカ
2-1　67分　グスタボ・マンドゥカ
3-1　74分、クリスチアーノ・ロナウド
4-1　80分　ホセ・カジェホン
4-2　82分、エステバン・ソラリ（PK）
5-2　84分　ディ・マリア


75分、プルサイティデス（アポエル）


ポゼッション: 76% : 24%
シュート数: 21本 : 7本
枠内シュート: 8本 : 4本
最大走行距離: カカ 11.573km（レアル・マドリー）
　　　　　　　　　　マルシーニョ 12.321km（アポエル）

Man of the Match: Kaka (RealMadrid Midfielder)


マン・オブ・ザ・マッチは、スーパーゴールと決定機を演出したマドリーのカカ。

マドリーはほぼ主力を温存。
それでいて5得点の快勝。合計8-2で準決勝進出。

準決勝の相手はバイエルン。

第1戦、4月17日、バイエルン・ミュンヘン × レアル・マドリー。
第2戦、4月25日、レアル・マドリー × バイエルン・ミュンヘン。

この試合も熱くなりそうだ。





スカイ採点

カシージャス 6
ペペ 7　マルセロ 8　ヴァラン 7　セルヒオ・ラモス 7
ハミト・アルティントップ 6　ヌリ・シャヒン 7　グラネロ 7
イグアイン 7　カカ 8　ロナウド 8
アルビオル 6　ディ・マリア 8　カジェホン 7

パルド 6
プルサエティテス 6　ジョルジュ 6　カカ 6　ボアンベントゥーラ 6
モライス 6　ピント 6　マンドゥカ 8　ハラランビデス 7
マルシーニョ 7　アイウトン 7
ソラリ 6　アドルノ 7　サツィアス 7

マドリー、ジョゼ・モウリーニョ監督
ここでアポエルに1-4で敗れ、勝ち抜けを許すなどあり得ないと考えていたので、選手たちを奮い立たせる作業は簡単ではなかった。すべてを自分たちがコントロールする状況にあったのだ。しかし、我々は自分たちの仕事をやり遂げただけでなく、疲労が蓄積している数選手を温存することもできた。この試合に勝つこと、そして準決勝へ進出することを目指し、その両方の目的を達成した。
この2年間のチャンピオンズリーグでチームが成長してくれたことに満足している。就任当初は欧州カップ戦で不振が続いていた。その当時は準々決勝や準決勝でしばらくプレーしていない、あるいは全くプレーしたことのない選手もいたが、2季連続で準決勝へ進出するまでになった。
チームはうまく機能している。この試合に勝つことが最も重要だったが、第1戦で大きなリードを奪っていたこともあり、新しいメンバーを試す余裕もあった。2失点には不満が残るものの、選手たちを責めることはできない。このように気持ちが入りづらい試合では仕方ないことだ。
アポエルは今大会で健闘が光った。今夜は2点を奪えたことに満足しているはずだ。クリスチアーノ・ロナウドは自己中心的な選手ではない。常にチームのためにハードワークし、出場機会を求めている選手だ。カカとアンヘル・ディ・マリア、ホセ・カジェホンをはじめ、すべての選手のプレーにも満足している。バイエルンとの準決勝は素晴らしい2試合になるだろう。他方ではおそらくFCバルセロナが決勝へ勝ち進むと思うが、レアル・マドリーとバイエルン・ミュンヘンは力が拮抗している。

アポエル、イバン・ヨバノビッチ監督
地元ニコシアでの初戦で勝負はほぼ決まっていた。これほど偉大なチームに対し、ここでは簡単にプレーできないと覚悟していたが、今夜はとにかくベストを尽くしたかった。自分たちのリズムをつかむまでに時間を要したが、この試合を観戦した人たちには最後まで楽しんでもらえたと思う。両チームを合わせて7ゴールが生まれ、何度となくチャンスもあった。
第1戦よりもいいプレーが必要だった。マドリーがわずかなミスを見逃してくれなかったこともあり、前半は委縮してしまった。内容が改善され、2点を奪った上に何度もチャンスをつくった後半については、多くの人を喜ばせることができたと思う。
ここでこのような大一番を戦えて光栄だった。この試合はアポエルの全関係者にとって誇らしい瞬間であり、ゴールを奪ったことなどあまり重要ではない。我々は誇りを胸に今シーズンを振り返ることができるだろう。この2試合では、クラブと選手、私自身の将来に役立つ素晴らしい経験を積むことができた。

クリスチアーノ・ロナウドは、今季フリーキックから14得点を挙げている。

カカは、ミラン時代と同様に今季のCLで3ゴールを挙げた。

ハイライト



Road to Munchen

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