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[CL第2戦] 3月7日、8日の試合結果 [UEFA CL 11-12]

UEFA チャンピオンズリーグ
決勝トーナメント1回戦 セカンドレグ
3月7日、8日分
アポエル vs. オリンピック・リヨン
9分、グスタボ・マンドゥカ
アポエル 1 - 0 リヨン
合計スコア アポエル 1 - 1 リヨン
PK戦 アポエル 4 - 3 リヨン
ポゼッション: 47% : 53%
シュート数: 13本 : 25本
枠内シュート: 3本 : 8本
走行距離: アポエル 141.08km
リヨン 142.96km
最大走行距離: アポエル: エウデル・ソウザ 10.553km
リヨン: キム・シェルストレーム 10.839km
Man of the Match: Dionissis Chiotis (Apoel GoalKeeper)
なかなか面白い攻めをするアポエルと聞いてテレビ観戦。
前半はアポエルペース。前線ではフィジカル勝負に勝っていたFWアィウトン。
ポストからカウンターへと迷いがない攻めに苦戦するリヨン。
そしてアポエルが早い時間に先制。合計スコア1-1。
その後もアポエルは追加点を奪うべく攻める。
アウェイゴールを奪いたいリヨンを尻目に、カウンターが見事に嵌るアポエルだったが、最後で精彩を欠く。
後半も同様のペースながら、リヨンもチャンスをうかがう。
しかし両者どちらもゴールが奪えない時間が続き、選手交代で打開しようとするが功を奏さない。
結局アディショナルタイム3分が過ぎ延長戦へ。
15分ハーフの延長戦では、お互い疲れが見え、前半はスコアレスのまま後半へ。
後半では、アポエルの唯一の得点者が退場してしまい、防戦一方となる。
しかし終盤はリヨンペースながら、アポエルは守り切りに成功。
運命のPK戦では、お互い最初の3本づつを確実に決めるが、4本目でリヨンがGKに読まれて外す。
アポエルは4本目を決める。4-3。リヨンが外せばアポエルが勝利となる。
そして5本目。
リヨンが外してしまった!GKがすべてのコースを読み、ファインセーブした。
アポエルがベスト8進出が決定!アポエルは初の出来事。歴史的快挙を達成!



アポエル、イバン・ヨバノビッチ監督
アポエル史上最も重要な一夜で、クラブはもちろん、サポーターやキプロス・サッカー界全体にとって、素晴らしい夜だ。今日、自分たちがいるところまで来られるとは思っていなかった。でも、これほど自信に満ちた選手たちがいてくれたら不可能ではないし、うちのサポーターほど熱い人々がスタジアムを埋めてくれたら、それは可能となる。全員にとって最高の出来事だ。
試合前、勝ち進むには完璧な試合をする必要があると言ったが、試合が進むにつれ、相手のプレッシャーに耐えられることを示せたし、だからこそ希望もつなげたと思う。ただ、相当走り回って、あらゆる局面で真の戦いが求められた。1-0のリードでは安心できなかったが、120分間ずっと追加点を求め続けていた。最も大切だったのは、集中して強い気持ちを持つことだ。それに、PK戦のキッカーは、自ら志願した選手ばかりだった。
勝てたのは、選手とサポーターのおかげだ。そのために必死で戦った。自分たちが成し遂げたことで、多くの人々を笑顔にできたのが何よりうれしい。アポエルのサポーターがこれほどの瞬間を満喫する手助けができたと思うと、私も幸せだ。
リヨン、レミ・ガルデ監督
敗退が決まって、今夜は非常に残念だ。アポエルはビッグネームではないが、ここまでの戦いで分かる通り、ベスト16に残ったのはもちろん、ベスト8まで勝ち進むにふさわしいチームだった。私自身はガッカリしているし、今夜の結果に誰も満足できないのは当然だ。でも、落ち込んでいては前には進めない。メンバー交代に何の後悔もないが、果てしない議論を招くのは覚悟している。敗戦には、批判がつきものだからね。自分では、試合を通してチームのバランスをうまく保とうと努めた。
1-0というスコアでは、次に何が起こるかは誰にも分からない。延長戦を考慮して、疲労の見える選手でも使い続けなければならなかった。幸いなのは、後悔している時間がないことだ。10日にはホームでの(リーグ1の)リール戦という“贈り物”があるから、敗退に落ち込んでいる暇はない。まだリーグ戦は続くし、(オリンピック・マルセイユとの)フランス・リーグカップ決勝やフランス・カップ準々決勝も控えている。どんなプロ選手にとっても、モチベーションは尽きないだろう。
バルセロナ vs. レバークーゼン
25分、リオネル・メッシ
42分、リオネル・メッシ
49分、リオネル・メッシ
55分、クリスティアン・テージョ
58分、リオネル・メッシ
62分、クリスティアン・テージョ
84分、リオネル・メッシ
90分+1、カリム・ベララビ
バルセロナ 7 - 1 レバークーゼン
合計スコア バルセロナ 10 - 2 レバークーゼン
ポゼッション: 70% : 30%
シュート数: 19本 : 7本
枠内シュート: 10本 : 1本
最大走行距離: バルセロナ: セスク・ファブレガス 12.592km
レバークーゼン: シュテファン・ライナルツ 12.860km
Man of the Match: Lionel Messi (Barcelona Striker)
メッシ5発。半端ない・・・
決定機を確実に決めてる。






バルセロナ、ジョゼップ・グアルディオラ監督
私たちは今夜、メッシの最も特別な夜の目撃者となった。まるで贈り物をもらったような気分だった。信じられないことに、これで(バルセロナの歴代最多得点者である)セサルにあと7ゴールに迫っているんだから、称賛に値する。彼はまだ24歳だというのに。キャリア通算で11ゴールほどの人間(グアルディオラ監督自身)に言わせれば、1試合5得点は並大抵のことではない。でも彼なら、望めば1試合6得点もできるはずだ。イニエスタも素晴らしかったと付け加えておこう。
これで5年連続での準々決勝進出だから、見事な安定感だと思う。UCLは間違いなく、最も美しい大会だ。私たちが今夜対戦したのは、バレンシアCFを退け、数日前にはFCバイエルン・ミュンヘンを倒したばかりのチームだ。それだけに、私たちの成し遂げたことには大きな意味がある。このクラブの全選手とスタッフに感謝しなければいけない。
レバークーゼン、ロビン・ドゥット監督
相手がバルセロナでも、この敗戦はかなりこたえる。正直に言って、彼らはあまりに強すぎた。批判はされるだろうし、私たちとしてもそれには耐えなければならない。私たちはベストの状態ではなかったが、バルセロナと対戦するときは、完璧な1日が必要になる。後半も諦めたわけではないが、彼らがあまりに強すぎた。2-0とリードしたところで、彼らはもう安心していいと分かって、楽しんでボールを回していた。プレーにもそれが表れていたと思う。こちらも何とか持ちこたえようとしたが、相手がそうはさせてくれなかった。バルセロナのようなチームとやると、そういうことも起こり得る。
もちろん、選手は常に相手選手についていこうとするものだが、今日はそれが不可能だった。私たちは何度も後手に回った。今回の敗戦によって、ドイツサッカー全体が疑問視されるべきではない。バルセロナはすべてのリーグのすべてのチームに対して、こういうプレーができるチームだ。この試合のことを引きずる心配はない。私たちはプロだし、チャンピオンズリーグとブンデスリーガは別物だ。
チャンピオンズリーグで5得点を挙げたのは歴史上初。
ルーニー: メッシのプレイはまるでジョークだ。彼は世界ナンバーワンの選手だ。
ウィルシャー: メッシ・・・この男は見るたびに楽しませてくれる。
デンバ・バ: メッシは人間なのか??
ガリー・リネカー: とんでもない天才だ!これまでの人生で最高の選手!ペレのプレイは実際に見たことがないからね。
ファルカオ: これはチャンピオンズリーグの試合?それともプレイステーションのゲーム?もうどうしようもない選手だ!もし6ゴール決めていたら記念のボールは2個持って帰れたのかな?
ベンフィカ vs. ゼニト
45分、マキシ・ペレイラ
90分、ネルセン・オリヴェイラ
ベンフィカ 2 - 0 ゼニト
合計スコア 4 - 3 ゼニト
ポゼッション: 48% : 52%
シュート数: 20本 : 6本
枠内シュート: 6本 : 2本
最大走行距離: ベンフィカ: ハビ・ガルシア 12.655km
ゼニト: セルゲイ・セマク 12.632km
Man of the Match: Axel Witsel (Benfica Midfielder)
ベンフィカが合計スコアで上回りベスト8進出。



ベンフィカ、ジョルジ・ジェズス監督
今夜はゲームプランと戦術が的中した。相手がロシア最強のチームだということは分かっていたので、先にゴールを奪ったことが大きかったね。もし先制できていなければ、逆に我々が苦しくなっていただろう。リードを奪ったあとも、カウンターでゼニトを脅かすことができた。後半は相手にボールを支配されたが、もっと早い時間帯に2-0とすることもできたはずだ。ネウソン・オリベイラがとどめを刺してくれて安心したよ。
次のラウンドでは、できればイングランド勢、そうだな、チェルシーあたりと対戦したい。元ベンフィカの選手やポルトガル人選手が多いレアル・マドリーとは当たりたくないね。
ゼニト、ルチアーノ・スパレッティ監督
ベンフィカが勝利に値していたことを認めなければならない。我々は実力を出し切れなかった上、このレベルでの経験が不足していた。アウェーでは常に力不足を実感させられ、精神面の課題を露呈してしまう。その点については改善が必要だ。今夜は自分たちの力を発揮できなかった。後半はゲームをコントロールしにいき、何度か得たチャンスを決めていれば違う結果を残せたと思うが、今回はベンフィカの方がよかった。それに尽きる。
我々にとってはベスト16進出自体が大きな成果であり、大会を通じて安定したプレーを披露できたと思う。今日の内容には不満が残るものの、FCポルトを下したように今大会では素晴らしい勝利も収めた。決勝トーナメントでは相手のミスに付け入るような展開を期待できないもので、ベストの状態で試合に臨む必要がある。
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