[北ロンドンダービー] 第26節 アーセナル vs. トッテナム [第2戦]

第26節 イングランド・プレミアリーグ


アーセナル vs. トッテナム


ノースロンドン・ダービー第2戦。
第1戦は、2-1でホームのスパーズが勝利。


Stadium: Emirates Stadium
Referee: Mike Dean
Attendance: 60,106


Arsenal (4-3-3)
13 Szczesny, 03 Sagna, 05 Vermaelen, 06 Koscielny, 28 Gibbs (Jenkinson - 75' ), 07 Rosicky, 08 Arteta, 14 Walcott (Oxlade-Chamberlain - 81' ), 17 Song, 30 Benayoun (Gervinho - 88' ), 10 Van Persie

Substitutes
21 Fabianski, 25 Jenkinson, 49 Miquel, 15 Oxlade-Chamberlain, 09 Park Chu-Young, 27 Gervinho, 29 Chamakh

Tottenham Hotspur (4-4-2)
24 Friedel, 04 Kaboul, 26 King (Dawson - 82' ), 28 Walker, 32 Assou-Ekotto, 03 Bale, 08 Parker, 14 Modric, 21 Kranjcar (Van der Vaart - 46' ), 10 Adebayor, 15 Saha (Sandro - 46')

Substitutes
23 Cudicini, 20 Dawson, 07 Lennon, 11 Van der Vaart, 25 Rose, 30 Sandro, 18 Defoe





アーセナルはベナユンが先発、ラムジーは怪我のためベンチ外。
スパーズはモドリッチとアデバヨルが負傷明け。ファンデルファールトはベンチスタート。


アデバヨルがソングら旧友たちと談笑を交わす。

北ロンドンはとても良い天気。


前半開始。
スパーズボールでキックオフ。

ソングからファンペルシーへのパスは繋がらず。

スパーズのパスミスをロシツキーが奪って右に展開。
しかしウォルコットには合わず。長すぎた。

モドリッチが右に展開。
クラニチャルはトラップをミス。ヴェルマーレンがクリア。

エコトの縦パスはアデバヨルに届かず、コシールニーが対応。

3分、ヴェルマーレンのロングフィードはファンペルシーに合わず。

エコトにプレスへ行くウォルコット。
パスミスを誘発。

ファンペルシーのスルーパス。ベナユンが裏へ走るがDFが対応。

サハがゴール！
左サイドでアデバヨルから中央のサハへパス。
そのままシュートを打つと、DFにディフレクト。
GKスチェスニーが飛び出すが頭上を越えてゴールイン。0-1。




アーセナルはDFがバラバラだった。
ギブスはなんで突っ立って行ったんだろうか？

ベイルが左サイドを突破、コシールニーが対応。
ボールを奪って再び左サイドからベイルのクロス。
アデバヨルのヘッダーは枠外。

アーセナルがボールをキープ。
ソングからのロングフィードは合わず。

ロシツキーのスルーパスは合わず。

アデバヨルにブーイング。



コシールニーにプレスへ行くアデバヨルが倒してファール。

ロシツキーからウォルコットのワンツーは失敗。

ベナユンのスルーパスにウォルコットが折り返すがDFがブロック。
ギブスが侵入して倒されるがノーファール。

ロシツキーのスルーパスにファンペルシー。クロスはDFがブロック。
左CKはロシツキーがニアで頭ですらすがファーサイドには誰もおらず。

アルテタがモドリッチに倒されてファール。

ウォルコットがグラウンダーのクロス、DFがクリア。
再びロシツキーのシュートもDFがブロック。
跳ね返りがパーカーの手にあたったがノーファール。
ヴェルマーレンのミドルシュートはわずかに右にそれる。

スパーズのセットプレー。
スチェスニーが飛び出してパンチングクリア。

ベイルが中央へ、右に展開。
パスを回す。アルテタがタックルしてファール。
素早いリスタート。アーセナルDFが何とか対応。

ファンペルシーが左足でシュート！
こぼれ球を再び右足でシュート！惜しくも枠をそれる。

開始15分、かなりのオープンなゲームになってる。

ウォルコットが右サイドを裏へ抜けるがエコトが対応。トラップをミスしてしまった。

コシールニーのフィードはGKフリーデルがキャッチ。

エコトにプレスへ行くウォルコット。エコトが倒れる。

ベイルが左サイドからクロス。クラニチャルのヘッダーがゴール上にそれる。

ファンペルシーがボールをキープしながら右に流れる。
二人の厳しいマークに合いゴールラインを割る。

前半20分。

ファンペルシーの左足シュート！
DFにディフレクトして惜しくもゴール右にそれる。コーナーへ。
ファンペルシーの右CK、ロシツキーが頭で流し込む！
しかしGKフリーデルのファインセーブ。
左CKはDFにクリアされ、ソングが奪うがクロスをミス。

中盤の攻防が続く。
徐々にアーセナルペースへ。

サニャが中央へ切れ込んでシュートを打つが体勢を崩す。
ウォルコットからサニャのクロスはDFがブロック。

スパーズのカウンター。
サハからアデバヨルへ。GKスチェスニーが飛び出して事なきを得る。
こぼれ球をウォーカーのミドルシュート！惜しくも枠をそれる。

ファンペルシーがベイルからボールを奪取して右に展開。
クロスはクリアされるが再びアーセナルボール。
サニャが右サイドから再三クロスを挙げるが合わない。
奪われたボールはアルテタがタックルしラインを割る。

ロシツキーとベナユンがパス交換。ロシツキーのクロスはDFに当たる。
こぼれ球をウォルコットがバックパス。

ロシツキーから右のサニャがクロス。ベナユンが合わせるがその前にウォーカーがクリア。
アルテタの左CK、DFがクリア。

ロシツキーが奪われてウォーカーがドリブル突破。
ギブスを交わすが、ヴェルマーレンがタックルしてスチェスニーがロングフィード。

パーカーがファンペルシーに対してファール。
パーカーとモドリッチにイエローカード。
約25m付近のFK。
アルテタのシュートは壁に阻まれる。

コシールニーがクラニチャルを倒してイエローカード。

ペナルティ！
モドリッチからのスルーパスにベイルが裏へ走りこんで倒される。PK。
完全にDF陣の連携ミス。

これをアデバヨルが冷静に右に決めて0-2。




ベイルはうまく裏へ走りこんだ。リプレイだとダイブに見えるが。

右サイドからのクロスはサニャがクリア。

ウォルコットがクリアボールを頭で運び、裏へ走る。大歓声が沸く。
しかし突破しきる前に中央のファンペルシーへパスを選択。（なぜあの段階で？）
ファンペルシーは一人でどうにかするしかなかった。結局DFに囲まれてロスト。

ベイルが左サイドを縦に突破。しかしヴェルマーレンが戻りながら対応。

エコトがインターセプトからスルーパスは合わず。

ファンペルシーの右CKはDFがクリア。

ヴェンゲルが映される。何か策はあるのか？

ファンペルシー！これはポストに阻まれる！
しかしクロスに合わせたのはサニャ！1点を返した！1-2。




左サイドを駆け上がるベナユン。パスは合わず。

ウォルコットがボールをキープするがスリップしてパスを出せず。

アルテタにイエローカード。

ファンペルシー！！！！！！！！！！！
What a Goal！2-2。
アス・エコトのクリアミスを中央で受けたファンペルシーが切り替えして左足！お見事。
今シーズン23得点目。




完全にアーセナルペース。サポーターの後押しが感じられる。

左サイドをえぐったが惜しくもパスは合わず。
ウォルコットのクロスはファーに抜ける。

ギブスからファンペルシーのヘッダーはGKフリーデルがキャッチ。

アデバヨルが倒されるがノーファール。

アディショナルタイム3分。

サポーターが映されるが、アーセナルサポーターは笑顔。トッテナムサポーターは悲壮感が漂う。
0-2の状態とは考えられない温度差。

モドリッチから右サイドのベイルへ。
ベイルがクロスを挙げるが合わず。サニャがロングフィード。
カブールが対応してバックパス。

前半終了。

見事な前半。これぞダービー！

ポゼッション: 57% : 43%
シュート数: 10本 : 5本
枠内シュート: 7本 : 3本


後半開始。

クラニチャルに代わり、サンドロを投入。
ルイ・サハに代わり、ファンデルファールトを投入。

アーセナルボールでキックオフ。
ソングのフィードは合わず。

ギブスが左サイドからクロスを送るが弱い。

ソングとアデバヨルのマッチアップ。アデバヨルがファール。

ロシツキーが中央へ侵入。
ファンペルシーがフェイントから突破を試みるがブロック。
こぼれ球をロシツキーからベナユンがシュート！
フリーデルがわずかに触る。コーナーへ。

ファンペルシーの右コーナー、ソングが合わせるが浮いてしまいフリーデルがキャッチ。

左サイドをベナユンがドリブル突破。クロスは挙げられず。
ウォーカーを倒してファール。

ヴェルマーレンがボールをカット。
右サイドからロシツキーからサニャへ。

ロシツキー！3-2！
サニャからの折り返しに合わせたのはロシツキー！お見事。
久しぶりに2列目からの飛び出しを見た。
キングとフリーデルの間の絶妙な折り返しだった。




アーセナルペースは変わらず。

ベイル、モドリッチがパス交換。ベイルのクロスはDFがブロック。
CKはカブールの足元へ。しかしコシールニーが何とか対応。

ファンペルシーからのスルーパスはベナユンに合わず。エコトが対応。

ファンデルファールトの位置はオフサイド。

ファンペルシーが左から中へ切れ込む。
左足のシュートは大きくふかす。

スパーズはボールを繋ぐがちぐはぐ。

ウォルコットが裏へ抜けてシュート！
ファーを狙ったが惜しくも枠を捉えられず。

アデバヨルに収まるがすぐにヴェルマーレンがカット。

サンドロがアルテタに対してファール。

サンドロがファンペルシーに対してファール。イエローカード。
ファンペルシーは無事の様子。

アルテタのFK。こぼれ球をベナユンがシュートもDFがブロック。
モドリッチがボールロスト、アルテタが倒されてファール。
アルテタのFKはディフレクトしてコーナーへ。
ショートコーナーからファンペルシーがクロス。
ファーサイドのヴェルマーレンへ合わせるがGKがキャッチ。

モドリッチからエコトのクロスはDFがクリア。
右サイドでベイルがキープするがDF二人にかっとされる。

ウォルコット！4-2！
ファンペルシーが前線でボールをキープし、上がりを待ったところにスルーパス。
ウォルコットがダブルタッチからGKを見てチップキックで決める。




大逆転劇・・・いつものウォルコットなら外していたかもしれない。

ウォルコットアゲイン！！！！
ソングから裏へ抜けたウォルコットが左に流し込む！5-2。
吠えるウォルコット。まるでアンリのよう。




ファンデルファールトのコーナーはDFがクリア。
こぼれ球をつながれるが必死に守るアーセナル。

ベナユンが左サイドをドリブル突破。しかしDFに対応される。

ベイルからのグラウンダークロスはDFに当たってコーナーへ。
コーナーは跳ね返す。
サンドロのミドルシュートはGKスチェスニーがキャッチ。

ロシツキーのタックル。ウォーカーが突破するもアルテタが対応。
再びアーセナルがボールをキープ。
ファンペルシーが右へ出すが、ウォルコットは感じず。

セットプレーからのこぼれ球はヴェルマーレンがクリア。

パーカー、アデバヨル、ベイルのミドルシュートは大きく上。

74分、ギブスに代わり、ジェンキンソンを投入。そのまま左へ。

ロシツキーとウォルコットのワンツー。
ロシツキーのシュートはわずかに左にそれる。

アデバヨルへボールが渡るがコシールニーがクリア。
コーナーも再びDFがクリア。こぼれ球をパーカーのミドルシュートは大きく上。

ファンペルシーがアス・エコトに対してファール。

アス・エコトのフィードは合わず。スチェスニーがキャッチ。

ハリー・レドナップが映される。どうしようもない表情。




アーセナルのカウンター。
アルテタが倒されるがノーファール。ファンペルシー、ウォルコットと繋ぐ。

パス交換で掛け声。これぞアーセナルの代名詞。

81分、ウォルコットに代わり、チェンバレンを投入。
81分、レドリー・キングに代わり、ドーソンが投入。

ファンデルファールトのフィードからパーカーが走るがスチェスニーが飛出しセーブ。

ファンペルシーがボールをキープ。奪われない。
無理せずボールをつなぐアーセナル。

ウォーカーがインターセプト。
アーリークロスはアデバヨルに合わず。スチェスニーがキャッチ。

残り5分弱。

アルテタがモドリッチからボールを奪取。
カウンター
ここまでのモドリッチはあまりよくない。やっぱり怪我明けだからだろうか。

ここでユナイテッドが勝ち越しに成功。しかもギグス。900試合目を自ら祝うか・・・。

パーカーがヴェルマーレンに対してファール。
パーカーが2枚目イエローで退場。次節のユナイテッド戦欠場が決定。




アーセナルのサポーターがなぜかレッドカードを一斉にもってブーイング。
※どうやらシーズンチケットのホルダーみたいです。

87分、ベナユンに代わり、ジェルビーニョを投入。

チェンバレンが右サイド突破を試みるがアス・エコトが対応。

サニャのミドルシュートは大きく上。

アディショナルタイム3分。

ソングからジェルビーニョへのパスは渡らず。

ロングボールを放り込むがコシールニーが対応。

チェンバレンがボールをロスト、しかしスパーズも繋げず再びアーセナルボール。

ジェルビーニョが左サイドからファンペルシー。DFに当たる。

そして試合終了！


アーセナル　5 - 2　トッテナム

ポゼッション: 56% : 44%
シュート数: 21本 : 8本
枠内シュート: 13本 : 4本

Man of the match: Robin van Persie (Arsenal Striker)


アーセナルは勝ち点46ポイントで得失点差も変わらず4位に返り咲く。
スパーズは53ポイントのまま、3位と7ポイント差に縮まった。

アーセナルは次節アウェイでリバプール戦。
トッテナムはホームでユナイテッド戦となる。





スカイ採点

スチェスニー 5
サニャ 7　ヴェルマーレン 5　コシールニー 6　ギブス 5
アルテタ 7　ロシツキー 8　ソング 7
ウォルコット 8　ファンペルシー 9　ベナユン 7
チェンバレン 5　ジェルビーニョ 5　ジェンキンソン 6

フリーデル 7
エコト 5　カブール 5　キング 5　ウォーカー 5
モドリッチ 5　パーカー 5　クラニチャル 5　ベイル 6
サハ 5　アデバヨル 6
サンドロ 4　VDV 5　　ドーソン 5



アフォベ「素晴らしい勝利。昨シーズンのバルセロナ戦以来の最高の雰囲気だった！」
ロベール・ピレス「ロンドンのチームはたった一つ。」
アルシャビン「よくやったガナーズ、素晴らしいゲーム！差はたった7ポイント！」
ベナユン「今日は素晴らしい勝利。みんなよくやったよ。」
フリンポン「雰囲気最高だぜDEEEEENCH！」
ウィルシャー「セオ、愛してる・・・」

アーセナル、アーセン・ヴェンゲル監督
誰も試合前に予想できなかったほど、アーセナルは躍動していた。我々のスピリット、ドライブ、スタイル、全てがパーフェクトだった。
観客はセオを非難し始めていたが、彼には我々に必要なクオリティがあると私は感じていた。彼を使い続ける事が重要だった。
べナユンは3週間で良いレベルに戻れると感じていた。チームに良いバランスを与えてくれるだろうと考えていたよ。
これを続けていけばトッテナムを上回る事はまだ可能だ。試合前にもそう考えていたよ。あとは安定感にかかっている。
ロシツキーは背中、ヴェルマーレンは足首を痛めたようだ。

トッテナム、ハリー・レドナップ監督
前半から嫌な予感はしていた。2-0と先行していたが相手の方がチャンスを作っていたよ。
ファンペルシーのゴールには驚かされた。我々にとっては悲惨な日だ。あまりこういった事はなかったからどうしていいかわからない。らしくないし、いつも通りの戦いができなかったよ。

序盤に2点食らったときはほぼ諦めてたけど、まさかの逆転劇。
しかしやはりホームでのアーセナルは強い。
前半に2点を返せたことは大きかった。
後半レドナップはいまいちだった二人の選手を代えたけどこれが功を奏す。
完全にアーセナルペースとなり、3点を追加して5-3。
やっぱり調子悪い選手が一人でもいると歯車が狂うね。
今日はウォルコットが前半良くなかったけど後半良くなった。
これで3位と7ポイント差。まだまだ可能性はあるんじゃないか？！
今日くらいのスピリットで毎試合やってもらいたいね。

アーセナルは2点差以上を挽回しての勝利は5回目。
トッテナムは2点差以上を挽回されての敗戦は7回目。

ハイライト

ダービー!!―フットボール28都市の熱狂

• 作者: アンディ ミッテン
• 出版社/メーカー: 東邦出版
• 発売日: 2009/10
• メディア: 単行本

タグ：11-12 イングランド・プレミアリーグ 11-12 第26節 イングランド・プレミアリーグ

コメント 1

いい試合でした！(･-･)ｂ
by ようこ (2012-02-27 13:56)