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UEFA CL 決勝T1stLEG プレビュー : 2/14 - 15 [UEFA CL 11-12]
UEFA チャンピオンズリーグ
決勝トーナメント1回戦 ファーストレグ
2月14日、15日分 | ||||
決勝トーナメント1回戦ファーストレグの残り4試合は2月21日と22日に行われる。 | ||||
2月14日 火曜日 | ||||
28:45- | レバークーゼン | v | バルセロナ | |
会場 / 審判 | BayArena | Referee :Craig Thomson (Scotland) | ||
UEFAチャンピオンズリーグで10年ぶりの準々決勝進出を目指し、バイヤー04レバークーゼンが決勝トーナメント1回戦第1戦でホームに迎える相手は、昨季の王者FCバルセロナという究極の強敵だ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナは、今大会のアウェーゲームで1試合平均4得点を記録。スペイン勢のバレンシアCFを上回る順位でグループステージを勝ち上がったレバークーゼンとしても、恐怖感を覚える数字だろう。 レバークーゼンが初めて顔を合わせたスペイン勢は、1987-88シーズンのUEFAカップ準々決勝で対戦したバルセロナだった。レバークーゼンは敵地カンプ・ノウでの第2戦でミウトン・ティタがネットを揺らし、2試合合計1-0で競り勝っている。この試合でバルセロナのGKを務めていたのは、同クラブの現スポーツディレクター、アンドニ・スビサレータ氏だった。エリッヒ・リベック監督(当時)率いるレバークーゼンは最終的に決勝へ進出し、RCDエスパニョールを下して栄冠を手にしている。 両チームは2001-02シーズンのUCL1次グループステージでも対戦し、それぞれホームで2-1の勝利を収めた。レバークーゼンではミヒャエル・バラックが、バルセロナではカルレス・プジョールとシャビ・エルナンデスがこの2試合に出場している。 翌シーズンの2次グループステージでは、バルセロナがアウェーで2-1、ホームで2-0とレバークーゼンに連勝。バルセロナのメンバーにはプジョールとシャビ、アンドレス・イニエスタが名を連ねていた。 バルセロナは、スペイン・リーガでレアル・マドリーCFになかなか追いつけずにいるが、それでもレバークーゼンには手ごわい相手となるだろう。グループステージでは勝ち点2しか落としておらず、マドリーの6戦6勝に比べれば見劣りはするものの、昨季の覇者としての貫録は疑いようがない。バルサはグループHで20得点を記録。 レバークーゼンは今季、本拠地バイアレナでの欧州カップ戦で全勝している一方で、バルサもレバークーゼンに1-2と屈した2000-01シーズンの1次グループステージ以来、7度のドイツ遠征で無敗を維持している。 会場はバイアレーナ、主審はクレイグ・トムソン。 |
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28:45- | リヨン | v | アポエル | |
会場 / 審判 | Stade de Gerland | Referee : Paolo Tagliavento (Italy) | ||
キプロス勢初のUEFAチャンピオンズリーグ16強進出という、歴史的快挙を成し遂げたアポエルFC。敵地でオリンピック・リヨンに挑む決勝トーナメント1回戦第1戦を前に、選手たちもこの快進撃を終わらせる訳にはいかないと意気込んでいる。 グループGを首位で通過したアポエルは、ここまで見事な戦いぶりを披露している。 一方、レミ・ガルデ監督率いるリヨンは、グループDをレアル・マドリーCFに次ぐ2位で通過。最終節ではGNKディナモ・ザグレブに敵地で7-1と大勝し、得失点差でAFCアヤックスを逆転する奇跡的な勝ち抜けを決めた。 リヨンは9季連続で決勝トーナメント1回戦に進出している。 本拠地スタッド・ド・ジェルランでは4勝3分け1敗。 この1敗は2006-07シーズンのASローマに0-2で敗れたときだった。 リヨンがキプロス勢と対戦するのは今回が初めて。 アポエルがフランスのチームと顔を合わせるのは、パリ・サンジェルマンFCに2試合合計0-3で敗れた1993-94シーズンのUEFAカップウィナーズカップ1回戦以来となる。アポエルは、グループステージのアウェイゲーム3試合をいずれもドローで終了。 シャフタールやポルト、ゼニトなといった強敵から勝ち点1を奪い取った。 予選とプレーオフを含めると、今大会のアウェイ通算成績は2勝1分け1敗。 この6試合で許した失点はわずか3、しかも3試合で完封している。 会場はスタッド・ド・ジェルラン。主審はパオロ・タリャベント。 |
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2月15日 水曜日 | ||||
26:00- | ゼニト | v | ベンフィカ | |
会場 / 審判 | Petrovskiy | Referee : Jonas Eriksson (Sweden) | ||
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント初挑戦のFCゼニト・サンクトペテルブルクは、グループステージ最終節に続いてポルトガル勢と対戦する。 今度の相手はSLベンフィカだ。 ロシア王者はグループG第6節のFCポルトとのアウェー戦を0-0で終え、アポエルFCに次ぐ2位でフィニッシュした。出場した最近3大会ではグループステージ敗退に終わっていたベンフィカにとっては、2005-06シーズン以来の決勝トーナメントとなる。 両者の対戦は初めて。ゼニトはポルトガル勢に対するホーム無敗維持を目指す。ポルトガル勢をホームに迎えた過去3試合の成績は2勝1分け。 昨年9月28日のポルト戦がそのうち直近の試合で、ゼニトは序盤にハメス・ロドリゲスに先制点を許しながらも、ロマン・シロコフの2ゴールで逆転に成功。72分にもダニーの追加点でリードを広げ、3-1の勝利を収めた。 ゼニトは、2009-10シーズンのUEFAヨーロッパリーグ・プレーオフではCDナシオナルとホームで1-1で引き分け、2試合合計4-5で敗退。2005年10月のUEFAカップ・グループステージのホームゲームでは、ビトリアSCを2-1で破っている。 ベンフィカは直近のロシア遠征に敗北。2004-05シーズンのUEFAカップ決勝トーナメント1回戦の試合で、PFC CSKAモスクワに0-2で敗れた。ホームゲームは1-1の引き分けに終わり、ベンフィカはロシア勢に対する過去唯一の2試合合計での敗北を喫している。 このCSKAとのアウェー戦まで、ベンフィカはロシア勢に対し3勝3分けと6戦連続で負けておらず、このうちアウェーでは1勝2分けとしていた。 ロシアはウィンターブレーク中で国内戦がないため、ゼニトはポルトを敗退へと追いやったグループステージ第6節以来、公式戦をしていない。そして後半戦の初戦でも、再びポルトガル勢と対戦することになった。欧州王者に2度輝いたことのあるベンフィカは、ひざに重傷を負ったFWダニーをシーズン終了まで欠いたまま、2005-06シーズン以来(グループ首位通過は1995年以来)の決勝トーナメントを戦う。 会場はペトロフスキ・スタジアム。主審はヨナス・エリクソン。 |
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28:45- | ミラン | v | アーセナル | |
会場 / 審判 | Stadio Giuseppe Meazza | Referee : Viktor Kassai (Hungary) | ||
アーセナルFCをホームに迎え撃つACミランは、近年のUEFAチャンピオンズリーグでいずれもイングランド・プレミアリーグ勢を相手に涙をのんでおり、今回こそ同じ失敗を繰り返したくないと意気込んでいる。イタリアの強豪であるミランは1年前、アーセナルと同じく北ロンドンを本拠とするトッテナム・ホットスパーFCに敗れ、その前のシーズンにはマンチェスター・ユナイテッドFCに屈した。2007-08シーズンには今回対戦するアーセナルに敗れているため、ミランはベスト16に進んだ3シーズン連続、ホームで黒星を喫して、イングランド勢の前に敗れたことになる。 両チームは4年前のベスト16がUCLでは初対戦で、この時ミランは前季王者だった。ロンドンでの第1戦はスコアレスドローに終わったが、サン・シーロでの第2戦はセスク・ファブレガス、エマニュエル・アデバヨルが試合終了前の6分間でゴールを決め、アーセン・ベンゲル監督率いるアーセナルが勝ち抜けた。 ミランがホームでイングランドのチームに敗れたのは前述の試合が初めてだった。 それまでのイングランド勢とのホームでの公式戦11試合での戦績は7勝4分け。 ここには1995年2月、アーセナルに2-0で勝利を収めたUEFAスーパーカップでの1試合も含まれている。ミランは2試合合計でも同スコアでアーセナルを破り、優勝杯を掲げている。 アーセナルの敵地イタリアでの成績は、直近6試合で4勝。イタリア勢との通算成績は27試合で13勝8分け6敗(うちアウェーでは5勝4分け4敗)。 UCLのグループステージ最終節以降、不安定な戦いが続いていたが、2月4日のブラックバーン・ローバーズFC戦に7-1で大勝。リーグで5試合ぶりに白星をつかみ、士気を高めている。ただし、ジャック・ウィルシャーはいまだに離脱したままだ。 会場はスタジオ・ジュゼッペ・メアッツァ。主審はビクトル・カッサイ。 |
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